ここ数日、フェイスブックのお料理グループでガパオの投稿が続きました。

 

 

地元にタイ人が調理しているタイカフェがあり、以前そこでガパオライスを初めて食べました。味は、こんなもんなんだ...な、昼時の空腹を満たすだけで、大して美味しい料理ではなかった。ブー それ以降、外食で食べたことはないし、自分でも作ったこともありません。

 

 

今回、FBの投稿をきっかけに、ガパオって何だと興味を抱き、色々調べている内にタイ人のブログに辿り着き、そこで見つけたレシピを参考に私なりにアレンジて作ってみたら、私の知るガパオとは全然別物の、めっさ美味しくて、我が家のリピ決定料理になりました。クラッカー

 

 

アサヒ流ガパオライス(パットカプラオ)

 

 

ガパオライスに全然関心のなかった私。ついこの前まで、バカオライス『バカ男飯』とばかり思ってたんだよね。ゲラゲラ 男が馬鹿食いする飯と言うような意味の、和製タイ料理だとマジ思い込んでた。

 

 

だってね、ガパオライスなんて料理の名前、イギリスのタイ料理店でもアメリカのタイ料理店でも聞いたことないもん。英語のGoogleでGapaoで検索しても、出てくるのは日本のサイトばっかりだよ。(爆)

 

 

でも、その検索結果の下の関連結果に、Pad Ka Praoと言う料理レシピへのリンクがあったの。それをクリックして現れた結果の中から、こちらのブログを見つけました。チョキ

 

 

このブロガーさんはどうやらアメリカ在住のタイ人、またはタイ系アメリカ人のようです。タイ料理の本も出版されている方で、参考にするのに値するとブログだと思ったから、この方のガパオライスの記事をじっくり読んで学びましたワン。

 

 

ガパオとは英語表示ではKa Prao(カプラオ、またはガプラオと発音するのかなぁ...?)であることを知りました。別名ホーリーバジルと呼び、スイートバジルともタイバジルとも違うハーブらしい。

 

 

シアトルに越した頃、カフィアライムリーフが全く見つからず、ここで売っていたと言う情報を頼りに、アジアンマーケットに行ったことがあります。そこで私、このカプラオを見たんだよね。その時ガパオライスなんて料理を知ってたら、買って使ってみたのに...残念!汗

 

 

栽培が難しいらしく日本では見たことがないし、アメリカにあるタイレストランでも、入手しやすいタイバジルを代用している店も少なくないようです。

 

 

この方のレシピで作ってみようと思ったの。けどね、ケチャップマニスやオイスターソースを使っているのよぉ。ドクロ

 

 

ケチャップマニスとは、海外のアジア料理レシピにダークスイートソイソースの名でよく登場するインドネシアの調味料。モラセスの様な濃厚な甘口の調味料らしい。そんな特殊な調味料、うちにありますかいな!(笑)

 

 

オイスターソースは日本でもおなじみですが、私、牡蠣は全然平気で食べれるのに、オイスターソースにちょっとアレルギーがあり、食べたらアンチヒスタミンを服用しないと、体中が痒くなるので使いたくないのね。ガーン

 

 

ガパオライス、そんなに美味しいものじゃなかったし、こりゃあ諦めよう...と一旦は作ることを断念したのですが、もう1回ブログを読み返してて、ガパオに気を取られ過ぎて、肝心な点を読み逃していたのに気づいた!叫び

 

 

「タイの正統派達はガパオライスには醤油やオイスターソースは使いません!フィッシュソースだけで作ります。」と書いてあるのよ!OK

 

 

最も、「人気のあるガパオライスはやっぱり醤油やオイスターソースを使ったものではあるけれど...」とも、その後に書いてはおられるのですが。

 

 

これ読んで、即私の頭に浮かんだのが、フィッシュソース、薄口醤油、ライム汁で作るタイビーフサラダのドレッシング。あのドレッシングをちょいアレンジしたら、きっと美味しいガパオライスの合わせ調味料が作れると思ったのね。ひらめき電球

 

 

ガパオライスのためだけに、わざわざ買って来てまでケチャップマニスを使わなくても、日本には甘味と書いてうまみと呼ぶみりんがある。OK

 

 

私の勝手な持論ですが、アジアンな料理にはMSG(化学調味料)は不可欠。これを加えないと、アジア料理は絶対旨くないと思っている私。(笑)なので、味の素の顆粒丸鶏ガラスープの素をちょい使うことにしました。OK

 

 

私はガパオライスを1回しか食べたことがないし、その味は全く記憶にない。私のレシピで作り、全然ちゃう!って思われるかもですが、2日もしたらどんな味だったか記憶にもない地元カフェの不味いガパオライスと違い、これはまたリピしたい極旨のアサヒ流です!合格

 

 

<材料 2人分>

 

(合わせ調味料)

フィッシュソース(ナンプラー)...大さじ1.5

薄口醤油...大さじ1

ライムのしぼり汁...大さじ1(約1/2個分)

みりん...大さじ1

砂糖...小さじ1(私はラカントを同量使用)

味の素顆粒丸鶏ガラスープの素...小さじ3/4~1

ブラックペッパー...適宜

 

たまねぎ、みじん切り...1/2個

ニンニク、みじん切り...3かけ

鷹の爪、手でちぎり種も使う...2本

サラダ油...適宜

豚ミンチ...220~230g

赤ピーマン、種を抜き1cm角切...2個

バジルの葉...30枚(もっと入れてもいいなぁ...とは思った!笑)

 

(その他)

ご飯、目玉焼き、ライム

 

 

<作り方>

 

1.カップに合わせ調味料の材料を全て入れよく混ぜて置く。

 

2.たまねぎ、ニンニク、鷹の爪をまな板の上に合わせ、包丁で4~5分、たまねぎから水分が出て、溶けかけの雪の様になるまでこんこんと何百回も叩く。

 

 

3.フライパンにサラダ油を熱し、2を3~4分、水分が少し蒸発するまで炒める。

 

 

4.3に豚ミンチを加え、木ベラで塊をほぐしながら完全に火が通るまで炒める。赤ピーマンを加え、更に1~2分炒める。

 

 

5.菜箸でキッチンペーパーを挟み、フライパンの底にたまった余分な脂肪や油を軽く吹き取る。合わせ調味料を加え、木ベラで混ぜながら煮詰める。

 

 

6.合わせ調味料がほぼ煮詰まったら、バジルの葉を加えてさっと混ぜ合わせ火から下す。

 

 

7.熱々の御飯の上にパットカプラオをかけ、半熟に焼いた目玉焼きとライムを添える。

 

 

昨日はスープもちょいタイ風にしてみました。チョキ たまねぎとニンニクのコンソメスープにレモンとパクチを加えたら、爽やかなガパオライスにピッタリのスープになりましたよん。キスマーク

 

 

そうそう、目玉焼きを丸く綺麗に焼く方法も考えたワン。ひらめき電球

 

 

アルミフォイル2枚とクックパー1枚で、クックパーが外側になるようにして折り、ちょい分厚めの3~4cm幅のリボンを作り、それをリングにしてホッチキスで留め、目玉焼きリングの代わりに使うの。

 

 

クックパーだからくっつかない!拍手 はみ出た部分も菜箸で綺麗に取り除ける。これ、目玉焼き専用のリングよりも、断然オススメ!!!苦労せず型が抜けます。クラッカー

 

 

そうやって焼いた半熟目玉焼きを潰し、黄身を絡めて食べたガパオライス。ラブラブ!

 

 

めっさめさ旨い!最高に旨い!合格

 

 

実は旦那も私同様に同じ店でガパオライスを食べた人なので、昨日の晩御飯、全然期待せずテーブルに着いたの。(笑)

 

 

でも、一口食べて、前に食べた物とは全然味の違う、バジルのツーンとくる香りとライムの酸味が、ちょい魚臭いフィッシュソースに絶妙にマッチしているガパオライスに、ウ~~ン、ウ~~ンを連発。パクパク食べていました。ゲラゲラ

 

 

食後、10回くらいサンキューって言われたワン。キスマーク 旦那が100点満点の料理を食べた時に、必ず言う連発サンキュー。(笑)

 

 

一般にガパオライスと呼んでいるものとは、ちょっと味が違う...と思われるかもですが、我が家では最高に美味しいタイ料理でした。是非一度試してみてください。アサヒ流の方が、甘みもまろやかで食べやすいと思われるかも...