先日、フェイスブックのお友達が投稿した写真に感染し、エセ北京ダックを晩御飯に用意しました。2、3日前、また同じお友達が今度はフレンチの写真を投稿。しかもミシュランの星を獲得している風のレストランの料理。もう、たまりません。完全にノックアウトされた!パンチ!


東京時代やアメリカ時代は高級レストランに行く機会もちょくちょくあったけれど、私が今住んで居る高槻って町、美味しい店が一軒もない上に、大阪市内まで出かけるのも面倒で、最近は外食と言うと専らチェーンの居酒屋かホルモン焼き屋。(爆)


唯一高槻で美味しかったレストラン・カフェ和美サビーがクローズしちゃったもんだから(爆)、フレンチが食べたいのに食べに行けない!仕方ないなぁ、ほんじゃぁ、元和美サビーのオーナーシェフ、エセだけど自宅で腕を振るうか!ってんで、昨日はフレンチを作っちゃったよ!ニコニコ


ポークノワゼット風豚フィレのなんちゃってシャクティエールソース添え


これは以前にも2度ほど作ってブログで紹介したことのあるお料理です。今回はこちらの方の作り方 で調理しました。


海外に行くと、分厚く輪切りにしたラム肉や豚肉のフィレをたまに見かけます。これをノワゼットカットと呼びます。ちょうど牛フィレステーキのようなカット。


ポークノワゼットはその分厚く丸くカットした豚肉を使って作る料理ですが、今回はスーパーの売り出し日に買った豚フィレを代用して作りました。チョキ


豚フィレって脂肪がないじゃない。そのまま調理するとパサパサ食感が気になるので、同じく安くなっていた豚バラもゲトし、その豚バラの幅に合わせてフィレをカットし、周りに巻いて調理することにしたの。


上のリンク先のレシピではベーコンを巻いていますが、日本の生でも食べれますベーコンは、物を巻くと破れてしまうことが度々。その上、余計な添加物がいっぱい含まれている!ドクロ


それなら素直に豚バラで巻いた方が、巻きやすいし添加物もフリー。もっとも、日本の肉はどうなのか未確認だけれど、私の使ったアメリカンポークなどには生理食塩水を注入していることが多いので、全くフリーとは言えないかもだけど。(苦笑)


油を引かずに蓋をして両面を蒸し焼きし、豚バラの合わせ目がくっついたら爪楊枝を抜き、肉を立てて豚バラにもしっかり火を通します。すげぇ~脂だよね、豚バラ!叫び


肉は皿に取り出し、このすげぇ~脂でたまねぎとニンニクを炒めます。ほどなく野菜は茶色く変色するので、少ししんなりしてきたら白ワイン、チキンスープ、ブラックペッパー、ローレル、タイムを加えて15~20分、火を弱めて蓋をして煮ます。


で、この煮込んだスープを一度ペーパーで濾して、ストックだけをソースに使うのです。これ、最近海外の料理サイトで知ったんだけれど、シャクティエールというフレンチソースの作り方らしい。


シャクティエールには粒マスタードや、コルシニョンと呼ぶ小さいキュウリのピクルスを加えるようですが、私は前回同様、生クリームとプルーンで甘いソースにしたかったので加えませんでした。だからなんちゃってよ。ニコニコ


毎日、自分のダイエットより旦那の血糖値を考え、カロリーオフ&糖質オフにこだわって料理していたら、最近ね、チョコレート嫌いの私が、異常にチョコレートが恋しくなることがあるの。ラブラブ!糖質オフダイエットの欠点を身をもって体験しています。(苦笑)


だから昨日はカロリーも糖質も忘れ、ちょいこってりと甘味のある料理にしようと計画し、ソース作りには躊躇せず生クリームを100ml使っちゃいました。叫び


旦那に、今晩は生クリームを100mlも使うからねと言うと、あかん、あかん、1パック(200ml)全部使え!だってよ。超ノンヘルシーな私が、誰のために毎日無い知恵を絞り、ヘルシー料理を作っていると思ってんんねんと、呆れたけれど。(苦笑)


旦那の言葉は無視し、100mlだけストックに生クリームを加え、焼いた豚と水でふやかしたプルーン煮ました。


ちょっと強火で10分ほど煮、ソースをリダクション(煮詰める)ましたよん。カタカナいっぱいの料理の名前は、それ聞いただけでドン引きしちゃいますが、調理開始からせいぜい40分ほどで出来る、簡単で美味しくオサレなフランス料理です。合格


昨日はこのおフランスな料理に、ローストした夏野菜を付け合わせました。夏野菜と言うと聞こえはいいんだけれど、実は、冷蔵庫の野菜室でごろごろしていた野菜の残りばかりを集めてオーブンで焼いただけ。(爆)


山盛り焼いても、40分も焼いたら嵩は半分くらいに減ります。生野菜だとたくさん食べれないけれど、加熱すると野菜はたくさん食べれるので良いよね。二人でこの2/3を食べちゃった!叫び


旦那の大好きなジャガイモは糖質が多いので超控えめです。いつもの1/4くらい?子供の時からこれを食べて大きくなった旦那には可愛そうだけれど、頑張ってもらうしかない。汗


ロースト野菜がちと多すぎた上にその量にしては小さすぎるグラタン皿を使った為、思った以上に時間がかかり、もたもたしている間にクリーミーさに欠けるソースに変身してしまったけれど、お料理は実に美味しかった!ラブラブ


東京に住んで居た頃、結婚記念日だったかに、恵比寿にあるミシュランガイドにも載っているかの有名なフレンチレストランに行き、シャンペン飲んでワイン飲んでコース料理を食べたら、お勘定が二人で11万円だったことがあるの!(驚)


ところが、今になってあの時何を食べたかなぁ...と記憶を辿っても全く思い出せない!値段の割にインパクトが弱い料理ばかりだったんだよね。(苦笑)


エセのくせして、しかもレストランビジネスに失敗こいたくせに自負しちゃうけれど(汗)、元カフェ和美サビーのオーナーシェフが作った夕べのこのお料理の方が、ずっとインパクトがあって美味しかったワン。ニコニコ