ここのところ和食が続いたので、今日は簡単だけどオサレなバリバリお仏蘭西料理で決めたいと思います。和食ばっか続いていると、洋食が作りたくてうずうずしてくんのよね。(笑)


このブログを開設した当初、和食はブログにはアップしないつもりでした。しかし、それだとブログのネタに尽きるし、ブログを優先すると和食が食べれなくなり、結局和食のカテゴリーも加えることになりました。


やっぱ、何年海外に住んでても元は日本人の私。和食全然なしの生活ってのは辛い!しかし、かく言うも、和食が続くと、今度は洋食が恋しくなるのです。食べたくなるってより、作りたくなるんです。


和食は適当に作っても、舌が生まれながらにその味を理解しているってのか、とりあえず美味しく作って食べれるので料理に今一力が入らない。でも、洋食は日本人の私にとっては永遠のチャレンジだから、ワクワクしながら料理できるのが面白くて仕方ない。


クリーミーポークノワゼット with プルーン

和・美・Savvy Cooking

このお料理は私の所持しているフランス料理の本からアイデアを得、それの なんちゃんって版 を以前に作ってブログで紹介したものです。今回は分量は私のオリジナル分量、でも作り方は本で見た通りに、本格的フレンチな調理法で作ってみた豚肉料理です。


以前作った時にも説明していますが、ノワゼットとはフランス語でヘーゼルナッツのことですけど、豚肉などのフィレを丸く分厚くカットしたものも、同様にノワゼットカットと呼びます。


これはね、本当、オサレな料理よん!、記念日のディナーや、お客様へのおもてなし料理としてバッチリその役目を果たしてくれます。その上作り方は本格的フレンチ風にしても、ひと手間かかるだけで実に簡単&失敗のない味。


今回私が買ったノワゼットカットの厚みが、ちょうどベーコンの幅にピッタリだったので、刻む代わりにクルッと豚肉の周りに巻いてたこ糸で括って作ってみました。

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その他の材料もシンプル。たまねぎ、にんにく、白ワインにチキンストック、ふやかしたドライプルーンに生クリーム。ハーブはローレルとタイムを使いました。

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基本的な作り方は前回のなんちゃって版と同じなのですが、今回の作り方を簡単に紹介すると...


ベーコンを巻いた豚肉をしっかり焼いて一旦皿に取り出し、同じフライパンでたまねぎを炒め、更ににんくも加えて炒めます。

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そこに白ワイン、チキンストック、ハーブを加えて15分くらい煮ます。

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ペーパーで漉してストックのみ取り、野菜やハーブは処分。

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このストックを火にかけて生クリームを加え、煮立ってきたら豚肉を戻しプルーンを加えて、煮汁が少し減るまで10分くらい煮たら出来上がり。

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ご飯やパスタにすごくよく合う料理ですが、うちはこの日はシンプルにボイルしたじゃがいもといっしょに食べることにしました。


そして副副菜にはハロウィーンの残りのカボチャに、刻んだコリアンダー、オリーブオイル、塩、ブラックペッパーを混ぜて、オーブンで20~30分ローストしたものを付け添えました。

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たまねぎやにんにくを処分しちゃうのはちーともったいない気がしたけれど、オサレを貫き通したければ、思いっきりってのも大切なのよね。野菜のツブツブの無いソースは滑らかで美くすい!(笑)

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別に特別な記念日でもなんでもなかったんだけど、なんか特別な理由のある日だったか知らん?って、ふと考え込んじゃうような、美味しくてオサレなお料理でした。


したらね、思い出したのよ!これを作った食べた日って、8年前、私が8歳年下の旦那をてごめにした日だったワン!(滝汗)