我家がハンバーグを作る時に使うミンチ肉は、旦那がミートソースを作る時に使うのと同じ、コストコで買う600g入りパックが3つ連なった牛ミンチ。ちなみに私は合挽きをハンバーグには使いません。必ず牛100%のハンバーグです。


買って来たら100gずつとかに小分けして冷凍すれば良いのだけれど、面倒くさがりやの私、そのまま冷凍庫に入れちゃうもんで、ハンバーグを作るとなると、毎回、2人家族でミンチ600g分の肉種を作り、約クォーターパウンダーを6個焼いています。(驚)


先日大人の“お子様ランチ”のメインの料理にハンバーグを焼いた時も、やっぱり6個焼き、残った4個はそれ以降ずっと冷蔵保存していました。昨日はその残りの4個を使い、ハンバーグのリメイクとしては、間違いなく最高と自負する料理を作りましたワン!音譜


ハンバーグラッシュ


ハンバーグラッシュとは、ハンバーグとハンガリー料理のグーラッシュを組み合わせ、私がこじつけたネーミングです。(笑)


そう、残ったハンバーグを生の牛肉の代わりにし、スパイスのパプリカ、野菜のパプリカがたっぷり入った、グーラッシュのソースで煮込んでみたのです。


私が夕飯の献立に、日本の洋食を加えることは少ないです。嫌いじゃないのよ!その反対に大好きなんです。じゃぁ、なんで献立に組み込まないかと言うと、旦那が100%エンジョイしている風じゃないからなのです。


トンカツの様に、お国変れど衣も揚げ方もほぼ同じなものは別とし、缶入りのデミグラスで作るシチューやハヤシライス、市販のルーで作るクリームシチューなどは、洋食と呼ぶけれど、西洋出身の旦那には、西洋気触れした和食以外の何物でもないみたい。


それよりも純の和風料理の方が、旦那は嬉しいように見受けます。


それでも私が日本の洋食を作ると、美味しいと言って喜んで食べてはくれます。でも、同じ材料で同じ料理を作るのでも、より西洋料理に近い作り方、味付けで作ると、喜び方が全然違うんです!こっちは200%エンジョイしまくりな食べっぷりです。(笑)


日本風な煮込みハンバーグをこれまでに作り、喜んで食べてはくれたけれど、昨日、同じ煮込みでもグーラッシュの作り方、味付けで煮込んでみたら、めっさ、喜んでいた!美味しい、美味しと言って、たっくさん食べてくれましたよん。グッド!


私がハンバーグの肉種に合挽きを使わないのは、日本の、ミートローフなハンバーグを旦那に押し付けたくないから。海外でも、日本風のハンバーグを焼く方は多いし、実際旦那も、私に出会う前から、日本風のハンバーグは焼いていたようです。


ただ、本来のハンバーグと言うのは、牛肉を細かく刻み、調味料で味を調える程度で、あとは何も余分な物を加えず形成し焼くものでしょう。なもんで、旦那の頭の中には、ハンバーグ=牛と言う等式が成り立っているのです。(笑)


私自身も、合挽きのハンバーグは嫌いだし、そこにたまねぎやパン粉をしこたま突っ込んだのは、絶対に食べたくない。我家のハンバーグは、だから100%牛肉。たまねぎも少量、パン粉も極々少量しか加えません。


国際結婚し、外国人の旦那さんがバリバリ和なものを嫌うと、食べさせる努力をせず、我が侭聞きっ放しでそれを作らないのもの可笑しい。


これ、私の経験から話していることで、元彼がこのタイプの人で、私は甘やかして食べさせる努力をしなかったのです。そんなもんで、自分の食べたいものを我慢し鬱憤がたまり、一人の時に一気に作って食べる羽目になりました。(苦笑)


でも、押し付けも良くないと思うんだ。特に一緒になったばかりの頃などは、嫌いだなと思っていても、無理して食べてるってことがあるからね。実はこれも私の過去の経験。(滝汗)


全く違う食文化で育った二人なんだから、お互いに譲り合う努力をしないといけない。そう言う意味では、昨日作ったこのハンバーグラッシュは、二人の譲り合いの良い結果だと思うワン。(笑)


合挽きでも、牛100%のハンバーグでも、お好みでどちらでも結構なので、グーラッシュで煮込んでみてくださいませ。パートナーさんの国籍を問わず、美味しく食べてもらえるはずです。


特にお相手が外国の方だと、間違いなく、日本風煮込みハンバーグとは違う食いっぷりを見せるはずです。(爆)


<材料 4人分>

焼き残りのハンバーグ...4個(ちなみに我家のハンバーグのレシピはこちら から...)
オリーブオイル...適宜
たまねぎ、スライス...大1個
にんにく、包丁の腹で潰す...2~3かけ(ちなみに私は5~6個使用しました!笑)
赤いパプリカ、へたと種を処分し中の薄膜を取り除いて縦細切り...1個
小麦粉...大さじ2
カットトマト缶...1缶
スープ、固形ビーフストックかコンソメ1個を湯に溶いたもの...240ml
塩こしょう...適宜
パプリカパウダー...大さじ1+盛り付け用
サワークリームまたは水切りヨーグルト...適宜


<作り方>

1.鍋にオリーブオイルを熱したまねぎを炒める。しんなりしたらにんにくとパプリカを加え、野菜が全体にしっかり汗をかくまで1~2分炒める。

2.1に小麦粉を加え、全体に満遍なくコーティングするようしっかり混ぜながら、更に1分程度炒める。


4.3にトマト缶と、缶の中をすすいだスープを加える。混ぜながら煮立てとろみがついたら塩、ブラックペッパーで味を軽く調え、パプリカパウダーを加える。


この時とろみが強すぎたら、湯を適量足して緩めて下さい。
また、小麦粉の量が少なすぎて煮汁にとろみが足りない場合は、
調理の最後15~20分を、火を強めて蓋をせず、
適当な濃度になるまで煮詰めます。


5.4が再び煮立ったらハンバーグを加え、火を弱めて蓋をし、1時間半から2時間煮込む。


出来上がったハンバーグラッシュはパスタ、ご飯、パンなどと共に皿に盛り、サワークリーム、もしくは水切りヨーグルトとパプリカパウダーを少量振って食卓へ。


ナイフとフォークで食べる料理なので、本当はショートパスタの方が食べ易いけれど、昨日の我家は先日作って冷凍しておいた、黄金パスタ の細麺を茹でて付け合せました。


ハンバーグは既に調理済みだし、1時間も煮たらええやろうと思っていたのですが、やっぱね、最低1時間半は煮たほうが良いです。私は結局2時間煮ました。


煮る時間が短いと、パプリカパウダーの風味が生々しいんです。それでも不味くはないんだけれど、もう少し煮ると更に美味しくなるのだから、そこは辛抱のしどころです。(笑)


兎に角、美味しい!ハンバーグに加えたナツメグの風味と、パプリカの色と風味、それにパスタのサフランが相まって、なんともエキゾチックな味わいの煮込みに。


雨のシチュー用靴底牛で作るより、倍も3倍もこっちの方が美味しいよ!マジ!ラブラブ


雨やエゲレスではこれから夏になると、BBQが盛んです。ハンバーグを焼いて残ってしまった時など、これは最高のリメイクです。焼き残りのBBQハンバーグが、立派なご馳走に大変身です。


ところで、去年木を大量に伐採したお隣との境界線に、今年、つくしが一杯生えています。ちょっと写真では見難いのだけれど、こんな感じ。


それがさぁ、さっすが大国アメリカ、つくしのサイズも半端やないの!デカイ!!!叫び


これってさぁ、食べれるのだろうか?もともとつくしの佃煮とかに私は興味がないので、調べてまで食べてみたいとは思わないけれど。しかもこのサイズのデカさを見ていてたら、食べる気にもちょっとなれないし...ドクロ


Fern、日本語にするとシダ類。そう、わらび!これもうちの周囲そこら中に一杯生息しています。その若芽を食べて良いのか知らん?こっちはジャンボつくしと違い、めっさ感心があるんだけれどね...

今日もご訪問有難うございました。
お帰り前には是非、応援ボタンを押して下さいませ。
皆様のおかげで上位を維持させていただいております。
どうか今後も、こんな私を見捨てずに応援してくださいませ。
皆様の温かい応援に心より感謝いたします。