気になっている点をいくつか取り上げたいと思います。
今更、取り上げる必要もないかもしれませんが、日本人の多くは基本的なことを知らないので、繰り返し情報を拡散することが必要です。
数年前まで老後2000万円問題が話題になっていましたが、3000万円になり今度は老後には4000万円必要だと言い出しました。
恐らく必要な額は急速に増えていき、最終的には数億円あったとしても満足のゆく老後を送ることは不可能でしょう。
日本円という通貨の購買力が急激に落ちていることを物語るものですが、同時にケインズ経済学の問題の大きさも暗示しています。
何の裏付けもなく上限なく通貨を発行するということは、言い換えれば給料の前借りをするようなものです。
大量発行により購買力が低下するという問題もありますが、将来に手に入れるはずの富を前借りするという問題もあります。
満期が10年後や30年後の国債を大量に発行し、ツケを将来に回すわけです。
通貨を大量に発行すると人々は経済的に豊かになったと勘違いします。そして結果として多くを消費しそして子供を産むようになります。
通貨の発行量とベビーブームには密接な関連があると言われています。
ワクチンにより高齢者を中心に間引きしようとする試みは、破綻寸前の社会保障システム延命の試みという側面があるのでしょう。
いずれにしてもケインズ経済学に基づく通貨のライフサイクルは近々終わりを迎えます。
残念ながら日本はケインズ経済学の実験場となりましたので、崩壊は非常に悲惨なものとなります。
今はアメリカではドル崩壊の話が主流メディアで次々と報じられるようになっています。
日本円崩壊の話がメディアに出ることには、完全に手遅れになることでしょうが、それまでは新NISAを煽るのでしょうね。
ところで以前に書いた記事の内容の修正についてです。
世界経済が崩壊する時、富は金と銀の現物を持つ人のところに流れ込んでくるわけで、トップ1%に入りましょうという内容の記事を以前に書きました。
トップ1%に入るために必要な量に関しての正確なデータがでましたので、修正します。
このデータによると383オンスあれば、トップ1%の仲間入りできるとのことです。
これまで一定期間買い続けてきた人はもっと上を目指しても良いのかもしれませんね。
どれくらいまで銀を買い続けるのかの参考にしていただければと思います。