蓮(ロータス)の葉の水滴💧のキラキラ✨見てたら、なんだかワクワクしてきました。
それに、私の好きなキラキラ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖° 宝石みたいだわ
この葉っぱの上をコロコロ転がる水滴、蓮の表面の凹凸と撥水効果に秘密があるみたいなのです。Lotus(蓮)効果って言うんですって。今では、いろいろな工業的な分野でこのロータス効果の技術が使われているみたい。
ハスの葉に水がかかると、水は葉の上で丸い水滴となりコロコロと流れていきますよね? これはハスの葉の表面に超微細な突起物があるから。そのサイズは数マイクロメートル程度。1マイクロメートルは、およそ0.001ミリメートルです。日本人の髪の毛の太さは0.08ミリメートルなので、とても小さいことが分かるかと思います。この突起物がクッションとなって水滴を支え、撥水効果を生んでいます。
さらに、ハスの突起物の先端には水に溶けにくいワックスがついています。突起物の凹凸とワックス、この2つの相乗効果で、泥水が気孔に侵入するのを防ぎ、高い撥水性を実現しているのです。こうした撥水効果を、ハスの英語名称(Lotus)から「ロータス効果」と呼びます。
アメンボが水面を歩けるのも、じつはハスと同じ撥水効果が?
撥水効果で重要なのは、葉と水が接触する「接触角」という角度です。この角度が0度に近いほど、撥水性は悪くなり(親水性)、反対に180度に近いほど、撥水性は強くなるのです。
接触角の図。一般的に、接触角が90度以上あれば十分な撥水効果があるといわれているが、ハスの葉の接触角は150度以上
ハスの葉のように水滴をコロコロとした球体のまま弾く性質を「超撥水」と呼びます。じつは、水面をスイスイと歩くことができるアメンボも、足の毛が凹凸のような構造になっており、ハスと同じ「超撥水」に分類されるのです。
私たちの身近にロータス効果がたくさん?活用された意外なアイテムとは
私たちの生活では、ロータス効果から生まれた技術がさまざまな場面で実用化されているのです。たとえば、しゃもじは表面にお米がつかないよう加工が施されていますが、この加工もロータス効果の凹凸と同じ原理です。さらに、ヨーグルトがふたの内側につかない理由も「ロータス効果」を応用したものなのです。
お米がつかないしゃもじに感動するモルおじさん
最近では、さらなる撥水性を目指して、ハリセンボンのトゲと柔軟性のある表皮から着想を得た新素材が開発されました。表面に凹凸を付与した素材は、こすったり、ひねったりすると簡単に壊れてしまうという欠点がありました。しかし、柔軟なハリセンボンの表皮と硬いトゲという組み合わせを参考に開発された素材は、切ったり折り曲げたりしても凸凹構造が壊れず、変わらぬ撥水性を保つほど頑丈なのです。
(出典:NIMS2019年プレスリリースl)
こうしたように、葉っぱや魚からも最新の素材が開発されています。私たちが何気なく触れ合っている自然のなかに、まだ見ぬカガクが潜んでいるのかもしれません。
▶参考サイト:
ふむふむ
ただの散歩が科学のお勉強になりました♪
蓮の葉っぱ!あっぱれ!
蓮と言えば、てんぷらで一番好きなのは、蓮根(蓮の根っこ)です
お散歩の道中
白いスイレンの花も咲いてました。綺麗ね
蓮の花は、7月しか咲かないのに対して、睡蓮の花は、今ぐらいから10月位までずっと楽しめます。
雨の日でも、楽しいお散歩でした♪
おまけ…こちらの可愛い花はなんでしょうか
答え…春ウコン
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