父に怒鳴った最初で最後の日 | 家庭料理を次世代へ伝える 冨士田かおり

家庭料理を次世代へ伝える 冨士田かおり

料理を教えるプロが、『食』のあれこれを伝えます!人は死ぬまでに87,600回の食事をします。
あなたの一食を大切にしてますか?
『出し巻き卵巡業』であなたの街にも伺います。一度食べると癖になる! 心も体も癒される。ご依頼お待ちしています。

昨日終わった
インテックス大阪での
日本アクセスの展示会では

アクセスからの提案として
介護食(やわらか食)の 
デモンストレーションブースを
担当させていただいだきました

10年前亡くなった父を
三年ほど介護した日々を
改めて思い出してみると
毎日が戦いくらい
大変だったなぁ、、、

病室に毎日好物や食べれそうなものを
持っていっては
その半分も気に入ってもらえず
がっかりして😞

時には
とても美味しそうに食べてくれると
それまでの苦労が吹っ飛んで
嬉しかったもんです

いままさに介護の日々で
戦ってる方も
たくさんおられるでしょう

私たち家族は
母、わたし、兄嫁など
数人が互いに協力しての介護だった

介護する人には
サポートが絶対要るよね
じゃないと介護する側が
ヘトヘトでつぶれてしまう

あまりに理不尽な父に
『どうしろってゆーねん!!』と
怒鳴りまくって
モノを投げたことがある

脳梗塞の影響で
少しボケてしまった父
多少の理不尽さがあっても
仕方ないのはわかっていたけど

私がキレたあの場面は
一生忘れない

今ならゴメンねと父に言える

私はたまたま
料理をすることがおっくうでなく
何とか父の笑顔が見たくて
必死で食事を運んだけど
そんな人ばかりじゃない!!

介護食のレシピが欲しいと言われた時
一番に考えたのは

介護されている家族と
介護さらている方が
食事を通して
笑えたり嬉しかったり
そんな場面ができないかな、、、

また明日も頑張れるような
誰もができる介護食を!!

美味しそうであること
どんな場合でも
やっぱり人は
視覚で入るんだから
食べたいとおもって欲しいから

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可愛いオヤツもたべて欲しい
(╹◡╹)♡
これからもっともっと増える
介護の現場に
役に立てるとよいな