半分以上の作品が入れ替わっています。前期展を観に行かれた方は、チケットの半券で入場料は半額ですのでお忘れなく(私は忘れました^_^;)。
後期展示も前期に負けず劣らず、ユルい作品がこれでもかと並んでいます。
大作では海北友雪《雲竜図襖》がお目見え。
通常非公開の京都・麟祥院からやってきた襖絵です。なんともユーモラスな竜で、あまり恐ろしさなどは感じません。
麟祥院の襖絵に関しては、希望者にパンフレットが配布されているので、興味のある方は一階の受付に行くといただけます。
そして後期展のもう1つの目玉は、新発見の家光・家綱親子の『鶏図』です。
追加出品として、前期展の終わり頃に発表となったこれら上様の作品たち。
既出の作品同様、とても狩野派の絵師の手ほどきを受けたとは思えない、なんとも言えない脱力感を覚える鶏です。
子どもの頃によく闘鶏を見ていたという家綱の作品の方が、よりキリッと感がありますが、個人的にはよりヘタウマ度の高い家光の作品に軍配を上げたいです。
展覧会はもうしばらく続きますので、大型連休にお暇な方は、是非足を運ばれたらと思います。にやけた顔になること請け合いです!
写真はネット上などからお借りしているものがあります。多謝🙇🏻♂️