80年代の邦楽をこよなく愛するスージー鈴木さんの新刊が先日発売になりました。
タイトルも『イントロの法則 80’s』ということで、当時を代表する素晴らしいイントロの作品を40曲厳選して、どう素晴らしいのか語っていく、邦楽80’sファン必読の一冊です。
先日ドタキャン騒動で話題になったジュリーの『TOKIO』にはじまり、『スニーカーぶる〜す』『青い珊瑚礁』『じゃあね』『ハイスクールララバイ』『Yes・No』『夏色のナンシー』などなど。締めは大滝詠一さんの『君は天然色』。
イントロに関してはアレンジャーの力が大きいと思いますが、本書では大村雅朗さんの登場頻度が高いです。この時代の勢いといったら凄かったですので、さもありなんですよね。
大村さんについては前にブログに書きましたので参考まで。
アラフィフ世代にはたいへん共感できる一冊です。スージー鈴木さんのその他の著作に関しては以前のブログで取り上げていますので、こちらも参考にしていただけたらと思います。
さらにスージーさんは夏前にもマキタスポーツさんとの共著で『カセットテープ少年時代 80年代歌謡曲解放区』という本を上梓しており、併せて読むべき一冊です。
こちらは現在、BS12 トゥエルビで絶賛放映中の「ザ・カセットテープ・ミュージック」を書籍化したもので、歌謡曲に関してあれこれ語りたいお二人が、毎回テーマに沿ってマニアックに喋ったものが収録されています。同世代の2人は、アプローチの仕方は異なるものの、この時代の音楽に対する思い入れは半端ないです。読み出したら止まらなくなります。
自分と妻もちょうど年齢的にお二人と同じなので、共に語り出したらきりがなくなりますね(^_^;)
本にも書いてありますが、登場する曲はYouTubeなどで簡単に聴くことができるので、音を聴きながら読むと楽しさ1000倍です^ ^