桑田佳祐さんの6年半ぶりの新譜『がらくた』の発売を前に、音楽評論家のスージー鈴木さんの新刊『サザンオールスターズ 1978-1985』が刊行されました。
過去の著作『1979年の歌謡曲』『1984年の歌謡曲』でもサザンオールスターズ(桑田佳祐)を絶賛していた著者による、初期サザンオールスターズの総括的な論評になっています。
活動歴が長いわりに、サザンに関する分析的な本って意外に無いのです。
もうしばらく前の本になりますが、↓は桑田佳祐さんのソロワークなども含めた、全曲分析本です。各曲の評価は必ずしも自分と一致する訳ではありませんが。
網羅的に聴くときの参考になります。
今回のニューアルバム発売にあたっては、雑誌『pen』が特集を組んでいます。
話は戻りますが、私はスージー鈴木さんと同じ丙午生まれなので、前著をふくめ音楽体験がほぼ同じような道筋を辿っており、その著作はたいへん共感できます。