声優、歌手、そして文筆家としてその才能を発揮されている池澤春菜さんが、昨年発売された『SFのSは、ステキのS』で今年の星雲賞(ノンフィクション部門)に輝きました。おめでとうございます!
優れたSF作品に贈られる星雲賞は、1970年に始まった伝統のある賞で、前年に発表された作品の中からファン投票で決まるというもの。
今回の池澤春菜さんの作品は、SFマガジンに連載されていたエッセイをまとめたもので、帯に「星雲賞受賞希望!!」とすでにアピールしてありました(^_^;)
推薦文は父である池澤夏樹さんです。
春菜さんが綴った文章にCOCOさんのイラスト/マンガが付いているという構成で、SFの話にとどまらない、幅広い話題が展開します。好きなものに対するオタク的アプローチは共感できますね。
前作のエッセイ『乙女の読書道』からしばらくあいての著作でした。
星雲賞を受賞したすぐあとでしたので、とてもお目出度い出版になりましたね。
で、今度のテーマはがらりと趣向が変わって、春菜さんが愛してやまない台湾の食レポです。
もう50回くらい通っているという台湾の美味しい所をカラーで紹介してくれる、お腹が鳴りそうな一冊です。妻が台湾料理好きなので、普段からよく話題に上っているのですが、私は台湾未経験なので、本場の美味しい料理はどんなものなのか、とても興味があります。
来るべき台湾グルメ旅行に備えて、予習に励んでおきたいと思います(でも、いろいろ食物アレルギーがあるので心配ではありますが(^_^;))。