東京都職員採用試験について(面接編) | 野球好き行政書士・公務員試験対策講師の合格ブログ

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伊藤塾で公務員試験の受験指導を行っている行政書士久木田淳が、野球や学習について語るブログです。たまに(しょちゅう?)野球と学習を強引に結びつけることがありますが、それは笑って
許してやってください。

皆様こんばんは。(もうすぐおはようございますですな)

 

東京都の職員採用試験につきまして、第1次試験の合格発表があり、合格者は面接に向けて準備をしているところだと思います。

 

で、毎年のことながら、以下のような相談を受けています。

「面接の順番は、1次試験の成績順で決まるのですか?面接の日時が比較的遅い方なのですが・・・」

気持ちは分かります。だけど正直「だとしたら何なの?」と思ってしまいます。

「こっちは真剣に悩んでいるのに・・・」と反感を買いそうですが、その意図を説明します。

 

まず、質問については、東京都が公式に言っているのであれば別ですが、そうでもない限りは何とも言えません。要するに受験指導校の講師の立場で「はい」とも「いいえ」とも言えないのです。

確かに1次試験後の基礎能力の自己採点の結果や専門記述・論文の手ごたえをきいてみると、「そうなのかな・・・」と思う部分があるのも分かりますが、断言できる話ではありません。

 

質問の答えが「いいえ」だった場合には、「気にするな」で終わる話ですが、

「はい」だった場合はどうでしょうか。

それを知ったところで何か変わることがありますか?

面接の準備をして少しでも評価を上げるようにするしかないのではないですか?

 

逆に1次試験の順位が良かった場合、「ぎりぎりでも受かればいいんだからちょっと面接は手を抜いても大丈夫」なんてこと考えますか?普通は考えないですよね。

なので、面接の順番と一次試験の成績がリンクするとか考えても意味がないんです。だって今更変えられないことでもあるし・・・。

 

まとめると、最初の質問に対しては、「どちらとも言えない」し、「どちらであってもやることは変わらないから考える意味もない」というのが私の答えです。そして、もう一つ付け加えるのなら、面接の順番が遅くても合格した人は過去にいます。だからやるべきことをやるしかないです。

 

まぁ、このようなことは、質問する方も理屈ではわかっていると思います。

私も受験生の立場なら気になることだと思いますので、なるだけ丁寧な回答をしたいと思います。

 

でも、この手の質問をする人が「面接のために気を引き締めたいから」というのであればまだよいのですが、ほとんどの人の背景にはネガティブな感情が透けて見えるので、「ちょっとなぁ・・・。」と思っているところです。

 

「20分前後の面接で、自分の良さ(職員としての適性の高さ)を初対面の面接官にわかってもらう」ということは意外と難しいし、しっかりと準備をする必要があります。

 

面接を受ける方は、ぜひ邪念を振り払って、しっかりと準備をしてほしいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。