一人になって、車を運転し出すと

急激に、疲労感に襲われました




そりゃそうですね


木、金、土と

ほとんど睡眠も取らず
立ちっぱなしで父の介護

父の、夜中のトイレも
付き添って
背後から見守ってましたから(;^_^A


眠気はなかったけど
激しい頭痛と

車のシートに座ったとたん
腰の痛みが蘇ってきました



こんな状態で
また7時間かあ・・・

と、うんざり


でも、少しずつでも走らないと
いつまでたっても家には着きません

とにかく出発



彼に、

今から帰るね



ってメール



実は、彼のほうも

土日を利用して
大阪の実家に戻ってました


一人暮らしのお母さんに
病院の書類を届けに
行ったらしいんですが


あとで聞いたら


りるらが千葉に行ってるって思うと
自分も行きたい、って気持ちがあって

でも、お父さんに
ついてなきゃならない時に
自分が行ったら

りるら、俺のこと気になっちゃって
かえって大変やろ


だけど、じっとしてられなくて
自分も同じように
一人で実家に行くことにした




・・・って言ってました


なんやそれ(;´▽`A``




んで、私が実家から
戻る時間に合わせて


自分も大阪から
戻るつもりだったらしいです




私は、昼過ぎに実家を出たので

家に着くのは
7時くらいかな・・・

って思ってたんだけど




彼のほうは
私の到着時刻に合わせて帰れるように

数時間遅れて
出発





その後

走りながら


今どこ?

俺は◯◯出たところ




私は◯◯だよ~~
SAのスタ◯でコーヒー買ったよ





◯◯通過

紅葉がすっごく綺麗だよ

写真送るね





私これから山越え

ちょっとガスってる

でも、先週より

紅葉してる





疲れてないか?

早めに休憩するんだよ






・・・・


などと、メールの応酬しながら

運転してました(;´▽`A``




んで、


日が暮れてきて
長野に差し掛かった頃



こっちのナビ、到着予想時刻
8:30になってるよ

ね、俺
家に帰らないで
まっすぐりるらのとこに行こうかな


りるらは一回家に帰らなきゃ
マズイから

りるらが来るまで
俺はお風呂に入って
待ってるのってどう?






どう?って・・・( ̄□ ̄;)







思いがけないメールに目が点


しかし、すぐに返事は出来ませんでした


出発したときから
ズキズキしていた頭が

その頃には
もう

ガンガン耳鳴りがするほどの
激痛になっていました


こんな状態じゃ

彼と会うどころじゃない


それどころか、

ずっと運転し続けられるか
どうかも
わからない位の痛さでした




肩がバキバキに凝っていたから

たぶんそのせいだな・・


とは思っていましたが


で、しばらく
スルーしていたら


彼から、何度か


会えるかな?

今日は無理かな?




って、文の最後に
疑問符がついたメールが
届いたので


正直に言うことに


あのね、いま
頭がガンガンしてすごく辛いの


夜までずっとこんなだったら
たぶん会えないと思う


このあと運転して、帰った時に
元気かどうか自信がないから


今は、会えるかどうか
はっきり返事できなかったの




って。



そしたら



わかった

辛かったら帰って寝ていいんだよ


頭痛いのは大変だな


俺は昨日バ◯ァリン飲んだけど
運転してても眠くならなかったよ


俺の車にバ◯ァリンあるんだけどな
りるらは持ってない?





言われて思い出し、

バッグの中を探ると

バ◯ァリンが一錠・・・・・



あった!!



もともと頭痛持ちなので
バ◯ァリンは常時携帯しています


千葉に行って
数回使ったので

もう、残ってないと
思い込んでいました



バ◯ァリンと、スタ◯の熱いコーヒーで


1時間後には

だいぶ頭痛も和らいできたのですが




今度は渋滞に突入( ̄_ ̄ i)




妙高から上越まで

20キロ弱



渋滞で動かない高速道路を降り

一般道を走ったので


そのぶんタイムロスになりましたが




予定より1時間遅れで

帰ることが出来ました。





彼のほうも、滋賀県で渋滞に
引っかかり



ほとんど変わらない時間に
銭湯に到着




私は、荷物を降ろし

龍◯伝を見て(^o^;)



旦那に3日間の出来事をかいつまんで
話して聞かせてから




安心して、

先に寝るね~



と言った旦那を置いて

家を出て、彼の元に向かいました。





もし、どうしようもなかったら

お義父さん

この家に連れてきていいんだからな




って、言ってくれた

優しい旦那



どうもありがとう

ごめんね





身体が悲鳴を上げてる時


必死で運転しながら

脳裏に浮かんだのは



彼の顔でした








30分後、

彼に抱かれながら



あのね

あなたに会いたい一心で

急いで帰ってきたんだよ




って、言ったら


ありがとう

おかえり



って

ギュッと

抱きしめられました





無事に帰って来られてよかった


心配してくださった方々

どうもありがとうございました


そして


「会ったんかい!(-_-メ」


というツッコミが
聞こえてくるようです・・・



ご心配かけといて
こんなラブラブな結末で
申し訳ありません





真摯に受け止めておりますヽ(;´ω`)ノ



夜中の高速での山越えは

真っ暗で、カーブの連続で

長距離トラックだらけ(((( ;°Д°))))


脇目も振らず
平均120キロで走ってたので

運転しながら携帯を見るのも
無理

(・・いや、何キロで走ってても
携帯見たらあきまへんがな)


真夜中過ぎると
売店等が閉まっている
小さいパーキングエリアは
真っ暗でちょっと恐い

なるべく大きな
サービスエリアで
トイレ休憩しました


信州の、標高の高いところを
通って行くので

1時過ぎには
外気温-3度(・Θ・;)

ダウンジャケットを
持って行って正解でした



昼間のサービスエリアとは
打って変わって

駐車場は
どでかいトラックで
埋め尽くされてます(;^_^A




彼を、夜中に起こしちゃ
悪いと思ったけど、



俺、一回寝たら
朝まで起きんから
大丈夫だよ

2時でも3時でも4時でも
メールして

明日起きてから
メール読むから




って言ってくれたので



休憩のたびに
彼にメールしたり


ときどき「なう」でつぶやいたり・・
(レスしてくれた方、どうもありがとう)




まだ、夜が明け切らない
4時半くらいに到着しました



でも
わたし、実家の鍵持ってない(・Θ・;)


夜明け前にいきなり訪ねて言って

父がベッドから転げ落ちても
ヤバいし

(父には行くって言ってなかったので)



ってわけで

駅前の24時間営業してる
スーパーの駐車場で
朝7時まで仮眠をとって



実家に行きました




まず電話して父を起こし

玄関でピンポン



驚いた顔の父が出てきました

やっぱり、病院で転んで
眼鏡を壊したときのキズで

目の回りが
青あざになっています



でも、とにかく夜中に
危ないことはなかった様子なので
ひと安心

手早く、手伝いにきたことを
説明して


車に、荷物を取りに
戻りました。



スーツケースや
手提げ袋を両手に抱えて


家のほうを振り返ると



家の前の道路に

父が倒れていました。(;°皿°)



うつぶせに、バッタり倒れて
身動きひとつしません



慌てて荷物を放り出し
駆け寄って
抱き起こそうとしましたが


重い(@Д@;



そのとき背後で


「キャ~~!!
どうしたんですか!!???」



と、叫び声がして


見知らぬ女の人が
駆け寄ってきました


「大丈夫ですか?」
って言って

父を立たせるのを
手伝ってくれました


どうも、ゴミ出しに出てきた
近所の人らしいです

(ゴミ出しの日で良かった・・・
今から思えば)



その女の人と私が
両側から
肩を貸すような形で


玄関の中まで
父を支えて歩きました


その人は
道に散乱した私の荷物も
親切に運んでくれて

お大事に、って
戻って行きました

本当に
助かりました

体重の重い父の身体は
一人じゃとても起こせませんでした




父は、私に
駐車場の説明をしに
出てきたみたいで


結局、私が行ったことで
父に、新たな打ち身のあざを
作らせることに
なってしまいました(><;)




それから3日間

父に付きっきりでした


洗濯・掃除をして

初日は
成田まで鰻を食べに行き
(実は先週、彼と一緒に行った店だったなんて
もちろん極秘です)


歩くときは、ふらつくので肩を貸し
スーパーの店内は車いすを使用です
(車いすも、大人の体重だと重くて重くて)



父の、あまりの足の萎えように
やはり、これは異常だと感じ
大学病院の主治医に連絡すると

「予定より早いですが、明日診察しましょうか」

と言ってもらえました




翌日の土曜は
朝から夕方までかかって
病院で、再度詳しい検査

髄液まで採って調べるも
やはり異常はありませんでした

待たされる時間が長くてヘトヘト・・・

病院には
2人の弟たちが
それぞれの家族とともにやってきたので


終わってから全員で食事

食事の時、
ちょっとした事件がありました


その時は、父が食事代を出すことに
なったのですが

お店の人が伝票を打ち間違えて
倍ほどの金額を請求されたのに
父は気付かず
カードで支払ってしまい

そばで聞いていた
弟のお嫁さんが


「なんだか請求額が多すぎません?」

って気がついて

レシートを確認して
誤りに気がつきました



お金の計算などは
誰よりも正確なはずの父が

こんなことに気付かないなんて・・・



やはり
頭のほうも
いつもとは違って
ボーッとしている様子


お金の管理が出来ないと
買い物に出すのも心配です


家に戻ってからも

今後のことも含めて
あれこれ話しあったり


分担して家事をしたり


まるで盆か正月のような
賑やかな実家になりました



一番困ったのは

足がふらふらで
介助無しで外出は無理なのに


もう、あちこち出かける
スケジュ-ルが入っている
と言い張って

全然言うことを聞かない父に


上の弟がキレたり


皆で
せめて一週間は
運転しないでくれと頼んでも


うんと言わない父から
車のキーを
取り上げるハメになったり・・・



・・・といった
ちょっとした修羅場
ありましたが(;´▽`A``


弟たちも、お嫁さんたちも

すごくよくやってくれていました



2日目、3日目と
父の状態も

少しずつながら
良くはなってきているようだったので


予定通り


あとのことは弟たちに頼み

私は、日曜の昼に
一足先に
家に帰ることにしました




胆嚢摘出手術をした
実家の父が
先週の木曜日、退院しました

退院の日は
弟が仕事を休んで
迎えに行ってくれたのですが

その時から
様子がおかしかったらしいです


足腰はしっかりしていたはずの
父親なのに

病院でひどく転倒し
顔中あざだらけになったり


毎日長文メールを打つのが
習慣だったのに
急に携帯の使い方が分からなくなったり


前の晩の電話の会話も
思い出せないような
記憶・意識の混乱・・・


歳を取ったとはいえ
1ヶ月先のスケジュールを
スラスラ言えるような人だった父が


入院の1週間で
まるでボケ老人状態になるなんて
考えられません


病院では、
念のためCTをとって
異常なかったので

退院許可を出したらしいのですが


考えられる原因は

手術のショックか
麻酔の副作用か
睡眠導入剤の効きすぎか

・・という所見でした


退院した木曜の
夜になって

弟が帰ったあと
電話してみました



ろれつが回らず
明らかに言動が変でした



家の中でひとりでいる時に

転倒して、頭でも打ったら・・・



と思ったら

いても立ってもいられなくなって



旦那に週末の
娘と犬の世話を頼んで

夜中に高速をぶっ飛ばし

実家に向かうことにしました



旦那には、


土曜日にはまた弟さんたちが
行ってくれるんやろ

夜中に寝ないで運転するのは
嫌だなあ

車で行くなら、せめて
夜が明けてから行ったら?




って勧められたけど



もう、頭の中に

床に倒れてる父の姿が
超リアルに浮かんできてしまい



明日一日
一人きりでいる時に
何かあったらどうするの?

だいたい私
こんな状態じゃ、
朝出発することにしても

どうせ気になって
朝まで一睡も出来ないよ!!





・・って叫んでしまいました


でも

出がけに喧嘩したくなかったから


仮眠取りながら行くし

昼寝したから大丈夫




って、
パニックになりかけるのを
押さえながら


旦那をなんとか説得し
渋々ながらオーケーもらいました



留守中の犬の餌を用意して

手早くキッチンを片付け


適当にその辺の服を
スーツケースに詰め込んで


1時間後
夜10時過ぎには出発しました




高速に乗る前
彼にメール



父の具合が良くないみたいだから

今から千葉に行くことにしたの

途中、休み休み行くから
大丈夫

心配しなくていいよ

明日は千葉から
メールするね





しばらくすると



今メール読んでびっくりしたよ

お父さんだいぶ悪いんだ


気をつけて行くんだよ


眠くなったら、10分でも
寝たらだいぶ違うからね

無理しないで
休憩たくさん取るんだよ

心配だからメールしてね

俺は一人で寝てるから
夜中に何通メール来ても
大丈夫だからね

りるら、愛してるよ





なんか、読んでたら


緊張がフッと緩んだのかな



涙で視界がぼやけました



“一人で寝てる?”

ってとこが

ちょい引っかかったけど



今は、そんなことに

食い付いてる場合じゃないか



・・って思い直し(;^_^A



高速に乗りました




予定の行程は

石川~富山~新潟~長野~群馬~埼玉~東京~千葉



一週間前、彼の運転で走った道

8つの県を
一睡もしないで

約7時間で走り抜けました


一人で