対話 自己理解 メンタルケア エッセイ | ドーベルマンボルドー裏ブログ

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読書、動物との暮らし、日々の気づき。
人生の途中で見つけたことを、静かに書き残しています。

 

「感情を大切にしましょう。」
 

私は、この言葉を否定しない。
 

悲しい時には悲しめばいい。

腹が立った時には怒ってもいい。
 

感情は、人が生きる上で欠かせないものだから。


でも私は、ある時から思うようになった。


感情は大事だけど、それだけでは前に進まない。

「悲しい。」

「辛い。」


そんな感情だけを握りしめていたら、

きっと私は、今も同じ場所で苦しみ続けていたと思う。


でも、


「この感情は何を教えてくれているのだろう。」


そう問いかけたから、


私は境界線を引くことを覚えた。


距離を置くことを覚えた。


そして、自分の人生を取り戻すことができた。

 

私はよく、

「冷たいね。」

と思われることがある。


でも実際は違う。


私は感情を切り捨てているのではない。


感情を感じたあと、


「では、どうすれば前へ進めるだろう。」


そこまで考えたいだけなのだ。



最近、自分が建設的な会話を好む理由がわかった。


私は、

「大変だったね。」

だけでは終われない。


もちろん、その一言は嬉しい。


でも、その次に、

「じゃあ、これからどうしよう。」

という話がしたい。


それは相手を否定したいからではない。


感情が伝えようとしている意味を受け取りたいからだ。


感情は、消すものでも、抑え込むものでもない。


私にとって感情は、

「少し立ち止まって、自分を見つめてみよう。」

そう教えてくれるサインなのだ。


だから私は、

感情に振り回されるのではなく、

感情から学ぶことを覚えた。


悲しみは、

私に「境界線」の大切さを教えてくれた。


怒りは、

私に「自分を守ること」の大切さを教えてくれた。



そして今では、
 

感情は敵ではなく、
 

人生の方向を教えてくれる案内人のような存在だと思っている。