★note 未来のためにできること に綴った
「高齢化~人間とペット~」記事を転載致します。
今回は家庭動物管理士としての記事になります。
人も家庭動物(ペット)たちの寿命も年々伸びてきていますよね。
寿命が今より短かった時代に比べると、
現在は食が良くなり医療も良くなり、
長く生きれる環境になったということは、
悦ばしいことではあるのですが…
動物と共生しようと決める際、
ただ可愛いから、寂しさを紛らわせられるからというような
人間本位、自分勝手な気持ちで、人間(自分)とは違う習性を持つ動物たちを、
知識も浅いまま迎え入れてしまう人はまだまだおりますし、
人間も長く生きれるため、自分自身の世話も自分でままならない状態になってからも、
まだ自分が世話できる状態のときに迎え入れた動物たちと暮らしているという人も、
今後どんどん増えていくのではないかと思います。
下動画はワタシがサポーター会員になっているピースワンコジャパンが出したものです。
【緊急保護】
愛護センターに緊急搬送されてきた瀕死の犬と
多頭飼育崩壊でキャパオーバー「保護する犬が多すぎる」
多頭飼育崩壊(たとうしいくほうかい)とは、ペットの動物を多数飼育した飼い主が、
無秩序な飼い方による異常繁殖の末、飼育不可能となる現象。
英語ではアニマルホーディング(Animal Hoarding)といい、
過剰多頭飼育者のことをアニマルホーダー(Animal Hoarder)という
Wikipediaより出典
自分が元気にペットたちのお世話を出来ていた時は
多頭飼崩壊とは無縁だった飼い主さんでも、自分のペットに
保護が必要となる可能性が増えるのが人間とペットの高齢化です。
よって、高齢者に限らず家庭動物を迎える際には、
自分が突然死んだあと
のことをしっかり整えておかねばならないのです。
ワタシがブリーダーとしてドーベルマンズのパピコたちを
新しく家族になる方々に引き渡す際には、
様々な譲渡契約の最後に特別契約を入れておりました。
それは、、、
貴殿がどうしてもこの仔を手放さねばならなくなった時は
必ず裏庭(ドーベルマンズの故郷)ワタシに戻すこと!
でした。
これだけは譲れない契約条件だったのです。
これから新しい家族を迎えようとワクワクしている新オーナー様たちからしたら、
冷水をさされるような契約だったと思います(笑)
しかし、ワタシはそれでも足りないくらいでした(おぃw)
頑張って産んで育ててくれた母犬シェリー、
大事なワタシのパートナードッグのボルドーとシェリーの子供達の命だからです。
命を託す
自分以外の人を信じて託すのです
この人ならばワタシよりこの子を幸せにしてくれる!と
信じられる人にワタシは託したのです。
今後、飼い主さんもペットたちも高齢化がすすみ
どちらが先にあの世に逝くかな?という問題も増えてくると思います。
もし飼い主さんが先に逝ってしまったあと、残された愛おしいペットを
自分と同じ、もしくは自分以上に愛してくれる人に託せるよう、
生きているうちにしっかり準備しておいて欲しいと心から願っております。