【中古CD】
今日は暇だったのでブックオフに行った。
古本屋って独特なにおいがするけどあれはやっぱりカビなのだろうか。
CDの「250円~500円」のコーナーを端から端まで宝探しのように見ていると欲しいCDがたくさんあって困った。
厳選してボブ・ディランのライブ盤とバーズのライブ盤とマフスのアルバムとライトニン・ホプキンスの2枚組を買った。
アップ・ビートも写真集が売ってて買おうか悩んだけどやめた。
【ラーメン二郎】
ブックオフの隣にラーメン二郎があってすごくいいにおいがしていたし腹も減ってたので行ってきた。
開店時間を過ぎたばかりだったけど15席程のカウンター席は埋まっていてさらに10人近くの人が並んでいた。みんなラーメン二郎が好きなんだなー。
まず券売機で食券を買って店内を見渡すと店員は強面だし客は常連って感じで妙な緊張感とラーメンのにおいだけが充満していた。
カウンター席が空き案内された席に座りしばらく待つと順番に店員さんに「ニンニク入れますか?」と聞かれる。
「はい」というとすげーたくさんニンニクが入る。でも断るのはなんだか軟弱な気がしてどうしようと考えていたら僕の前のお客さんは店員さんの「ニンニク入れますか?」との問いに「少なめで」と超クールな回答をしていて僕も「それいーな!」と思い僕も「ニンニク入れますか?」の問いにはしっかりと店員さんの目を見て「少なめで!」と言った。
それから間もなくやってきた待望のラーメンには割とたくさんニンニクが入っていたので僕はスープをレンゲですくいながら「少なめって頼んでよかった」と思ったのだった。
一口目を食べた時は「美味い!」と思って勢いよく食べ始めたのにラーメンの見た目の量が大して変わらないうちに「腹がいっぱいになってきた…」と感じ始めすぐに弱気に…。
でも店内には「麺は愚かスープだって飲み干すのがルール」って感じの硬派な空気が流れているような気がして頑張って食べた。
二郎のラーメンを食べるということは基本的には二郎特有の太い麺を食べ、箸休めにチャーシューを食べ、また麺を食べ、今度は油分が分離した肉味のスープを飲む、という食べれば食べるほど心身ともにやられていくのにゴールを目指していくというとてもストイックな行為だった。とてもスープ全部は飲めなかったけど僕の想像する「合格ライン」までスープを飲んだ。
ラーメン丼とコップとカウンターに載せてテーブルを布巾で拭いてる時「やっと帰れる」と思って嬉しかった。
帰り道に考えていたのは「苦しい」「横になりたい」「もう肉はいらない」「近所の家の料理の肉においさえ不愉快」ということだった。
今はただのどばかりが渇いている。そしてお腹が痛い。