聾学校の通級指導室の修了式。
通級に通う子供たちの一年間の思い出、頑張ったことを作文で発表します。
通級には小学一年生から中学三年生までの難聴を抱えた子供たちが通っています。
その聴力は様々で手帳を持っていない子から補聴器、人工内耳の子までいろいろ。
いろんな学年の子供たちの作文を聞いていて思ったのは、みんな「誇れるものを持っている」ということ。
たとえばサッカーで活躍している子。その他、ダンス。音楽。マラソン。部活。絵。いろいろです。
その中で仲間を得て充実した生活を送っている子たちが多いようです。
好きなこと。うちこめるものがあること。誇れるものがあるということは自信につながると思うので、そういうものを持っている子は強いのだろうなと思います。
普通の学校で過ごす子供たち。
高学年になるにつれ、いろんな葛藤があるのだと思います。
でも、自分にはこれがあるというものがあれば頑張れるのだろうと思います。
通級を卒業する中学三年生の軽度?中程度?のお姉さん。
地元の優秀な高校に受かったそうで、みんなに祝福されていました(‐^▽^‐)
勉強をとても頑張ったんだろうなと思います。
とても前向きで、元気が良くて、すごく感じの良い子でした。
通級には九年間通っていたわけですが、ずっと通い続けることも大変だっただろうなと思います。
部活も塾もある中学生になってからはきっとしんどかったはず。
でも、ここに通い続けて良かったと言っていました。
最後に卒業生のお母様からのお話しがありました。
こころに響いた言葉は「子供の為に通ったというよりは、自分の為に聾学校に通っていた」というお話し。
お子さんのことで、不安で不安で仕方なかった。いつ聞こえなくなるのか、どうなるのか。どうやって育てていけばいいのか。
そんな不安を聾学校の先生に話すことで、相談することで、自分は前に進めたと。
聾学校は心のよりどころだったと。
そのようなことを話されていました。
それは私も同じだなと思いました。
先も分からず、子供のことで不安で不安で仕方ないことを話す相手って、誰?
家族?
病院の先生?
STの先生?
学校の先生?
友達?
私は聾学校の先生なんですよね。
ちょっと前はST先生でした。でも、小学生になってからはお会いする機会が少なくなってしまいましたから、やはり通級で週一回お会いしている聾学校の先生にお話しするのが自然になりますよね。
はっきり言って、通級に二年間通っているけれど、「こんなことなら家でもやれるのになあ」と思うような内容だったりします。
でも、家族ではない人がやるからいいのかな?とも思います。
うちの子、家族以外とはあまり話さないから余計にf^_^;
毎週、たわいもない話でも、心配なことでも子供のことで話せる相手がいて、アドバイスがもらえて、場合によっては学校に交渉してもらえる。ここに通っていれば少しは安心できるのかもしれないという思い。
普通の学校でやっていくというのは、とても大変で結局のところ親次第だったりするので、不安や迷いがたくさんあります。
そんな気持ちを受け止めてくれるところが聾学校の通級なんだろうなと思います。
私も聾学校をこころのよりどころにしているんだなと思います。
さて、次男はどうだろう。
いまのところ、サッカーもスイミングもテニスもあんまり興味がなさそう(;^_^A
運動系は好きじゃない?頑張る気もなさそうな。
何に興味をもって、頑張りたいと思うのか。何をよりどころにするのか。
まだまだ見つかりそうもないけれど、見つけられたらいいなと思います。
強く生きないといけないから。
そう思いました。