電話をかけて来ることがほとんど無くなって、
以前のように私を好きだとたくさん言わなくなったトシくん。
(今思えば当たり前だ。別れてるんだから
)
ある時、私はトシくんの気持ちを試すことを思い付く。
本物のバカが考え付いたウソ。
このウソをこのブログに書くことすら、今でも恐ろしい。
一番大きな後悔。
「私、取引先の○○さんとS○Xしちゃった」
トシくんともしたことがない。
まだバージンだった私がそんなことを言えば、
「うそだろ・・」
とショックを受けてくれると思ったのだ。
ショックを受けたトシくんの声を聞けば、すぐに
「うそ~(笑)」と言うつもりだった。
だけど、トシくんはこう言った。
「そうか。そりゃそんな事もあるだろ。俺たち別れてるんだし。」
別人かと思った。
冷たく響いたその言葉に、私はそれがウソだとは言えなくなった。
すぐさま、
「まあ、トシくんにもそんな事あるだろうしね~」
言いながら、
そうなんだろうか?
私としなかったから、今では東京でそういうことをしているのだろうか?
トシくんにはもうS○Xがそんなに軽いものに思えているんだろうか?
吐きそうだった。
別れてるんだから、私は追及することが出来ないのだ。
・・・・その後の会話は覚えていない。
普通の会話をして、電話を切ったと思う。
私はその時に、トシくんがもう私を好きではないのだと悟った。
本当はその悟りが間違いだったと知ったのはそれから17年後のこと。
別れた形になっていた私達は、今更もう一度「別れよう」という話にもならず、
結局、その年のクリスマスも一緒に過ごした。