永遠に 手をつないで -12ページ目

永遠に 手をつないで

私には20年以上も忘れられない人が居ました。
全ての出会いと再会といきさつと・・・
過去の記憶を綴ります

高校1年生の夏休みが終わる頃、

私はクラスメイトの男子Hの家に遊びに行った。

音楽の話やHの好きな女子の話をしていて、

夕方遅くなった頃、

ふらーっとHの部屋に顔を出した男の子。

隣のクラスの和彦くんだ目!

サッカー部で、背も高く、スラッとしていてカッコイイ。

顔もハンサムで、私から話しかけられるような存在ではなかった。


「H~、俺、終わったから行くわ」

「お、じゃーな」


多分、15秒くらいで和彦くんは居なくなった。


「なに?なんで和彦くんが居たの?」

「だって、俺んち美容室じゃん。毎月、あいつ散髪に来てるもん」

ふ~~~ん。。。

私にはかっちゃんという彼氏が居る。

つい数分前までHにどんなにかっちゃんがステキなのかをのろけていた私。




こんな風に他の男の子にドキドキしてるのは絶対にマズイ!!!!

----------------------------------------------

今も思う。

心の二股は出来ない。してはいけない。

8月に入った頃、かっちゃんと花火大会に行ったことがある。

実際には一緒に行ったのではなくて、待ち合わせたんだったかな・・

とにかく、かっちゃんにはお友達が多い。

その時もお友達が周りにたくさん居て・・

少しからかわれたのか、かっちゃんは照れた顔をしてる。


花火の音がバンバン響く中で、

私達は自転車越しにキスをした。

この時はかっちゃんからしてくれた。


切なくうっとりするような青春時代の思い出。




しかし、私はこの時からひと月もしないうちに、他の男性にのめり込んでしまうのだ。

私の3度目の本気の恋。

この頃のかっちゃんとの思い出は数える程しかない。

陸上の試合の日、汗を拭いてと私はタオルを差し出した。

可愛いクマのマスコットがプリントされた、可愛らしい、いかにも女子って感じのやつ。

かっちゃんが顔の汗をそのタオルで拭いたビックリマーク拭きました!!

かっちゃんの汗がタオルに染み込んだのだ!!

当然、洗えませんあせる。

洗えないどころじゃない。

あろうことか私はそのタオルに顔を埋めて、

「かっちゃ~ん」と思いながら、毎晩寝ていたのだ・・・

タオルにプリントされたクマをかっちゃんと呼んでいた。

完全に変態だ叫び

 

 

 

 

かっちゃんは私にそれについてを話すことが殆どなかったけど、

陸上部で実は優秀な選手だった走る人。


夏休みに入ってすぐくらいだったと思う。

試合があるときいて、彼女の私はお弁当を持って応援に行ったおにぎり。

何を作ったのか・・残念だが、全く記憶にないしょぼん。

ただ、料理など、ほとんどしたことの無い私の奮闘っぷりは凄かった。

朝、夏だというのに真っ暗な時間から起きてお弁当作りを開始したのは覚えてる。

前の晩から準備しておきたかったが、母親に見られるのが恥ずかしかったのだ。

だから、皆が寝静まっている時間から作り出した。

今なら「朝4時から起きて頑張って作ったんだよ~」と絶対に恩着せがましく言うと思うが、

この頃は手慣れた風を装いたかったはず・・・

スマートに「これ、お弁当」って可愛く渡したと信じたい。。あせる


・・・・覚えてなくて良かったのかもしれない。



この日のことを大人になったかっちゃんは覚えていて、


「昔、瑠美ちゃんにお弁当作ってもらったよね!

その時に他の学校のヤツに”女に弁当なんて作ってもらって生意気だ!”って喧嘩売られたんだよ~

けど、その時喧嘩したヤツ、高校が一緒で仲良くなったんだけどね」


とこの時から20数年後に話してくれた。

かっちゃんはこの次の年の春に陸上で有名な私立高校に推薦入学した。

中3のかっちゃんは修学旅行。

かっちゃんの周りには本当に本当に女の子が多くて、

私は想像するだけでイライラむかっした。

「自由時間に女の子と一緒に歩いたりしないで欲しい。」

「夜、同じ部屋で女の子とゲームとかしないで欲しい。」

こんな言葉をかっちゃんに言ったのかどうかは覚えてないけど、

驚く程に、この頃から何も成長していない私。

今は言葉にして言っちゃう。

「私以外の女の人と話すのも嫌」

「他の女の人に触れてもダメ~」

(↑本気で禁止にしてるわけじゃなくて)

私のヤキモキを知ってか知らずか、

修学旅行から帰って来たかっちゃんは私に沢山お土産を買って来てくれたアップ。

お土産って一つじゃないの?えっ

ここでもかっちゃんはやり手の中学生ぶりを発揮したグッド!。

で、お土産は・・

アメリカのアニメ本

アメリカのアニメのなんか・・紙?

アメリカのドリンク柄の帽子

かっちゃん・・おまえはアメリカに行ったのか~・・・あせる

いいえ、公立の中学校ですから。

日本の一般的な修学旅行です。。。。

でも私は嬉しくて嬉しくて、

そんな嬉しそうな自分の写真を何枚も撮った。

友達が自分のカメラを買って貰ったって、うちに遊びに来てたんだもん。

私の部屋で彼女に何十枚も撮って貰った。(多分24枚撮りのフィルム全部使ったと思う。)

その帽子をかぶって、そのアニメ本を手にポーズカメラ

今もその写真は実家にあるのかなぁ。。

今度、帰省したら探してみよう。

かっちゃんに恋してたあの頃の私をまた見たい。




今も私はよく、自分の写真をかっちゃんに送る。

嬉しい時は特に。たくさん私を見せたいから・・

人生において、

初めて、好きな異性と唇を合わせるというのは

すごく大きな出来事だと思う。

ファーストキスキスマーク

私はかっちゃんと生まれて初めてのキスをした。


・・・なのに、

これも、いつだったのか記憶がない叫び


夏が来る前だったのは確かだけど・・。

でも場所だけは覚えている。

川沿いの大きな建物の裏の道。


その頃、女友達が彼氏とキスしたとかなんとか

楽しい話題で周りは溢れていたので、

興味が無いわけではなかったけど、

「よーし、かっちゃんとキスするぞぉ」と意気込んだわけでもなかった。

いつか私もキスくらいするだろうなぁと思ってたくらい。

そういうことにちょっと淡泊というか奥手というか・・

いつかは。くらいにしか考えてなかったのだ。


だけど、その時、私はかっちゃんにキスしたくてたまらなくなったのだ。

本能?っていうのかな・・

私がたぶん、「目をつぶって!」みたいなことを言ったんだと思う。

自分の口をかっちゃんの口に押し付けた!!

そう、私のファーストキスは自分から。


中3の男の子のファーストキスを高1の私が奪った!・・・と

つい数ヶ月前まで思ってた。


今年の2月。

「かっちゃんが私のファーストキスの相手だったんだよね~」

当然「俺も~」と来るかと思ったら、、、

「最初のキスの相手と最後のキスの相手が同じになるってことだね」

んはてなマークはてなマークはてなマーク何か違和感目

でも、うん、この言葉はなかなかステキ音譜。

気に入ったから、それでいいか~と一瞬思ったけど、

昔に訊いたことがあったわけでも無いから、思い切って訊いてみた。

「かっちゃんのファーストキスは?」


・・・・がーん・・ドクロ

かっちゃんは私より前に私の同級生に唇を奪われていた・・

でも、好きだとか付き合ったとかそんなんじゃなくて、

急に無理矢理されちゃったんだって。

ふーん・・じゃ、いいか。

私の同級生の名前を聞いて、納得した。

学年でも有名なちょっと変わった女の子だったから。

かっちゃんは被害にあったようなものだ。。

かっちゃんへの告白に成功した私は

晴れて 

かっちゃんの彼女になった。

ここで私は初めて、

"寝ても覚めてもあの人の事ばかり考えてしまうラブラブ"

を経験する。

しかし、高校生の私と中学生のかっちゃんでは

当然ながら 学校が違う。

今までのように毎日顔が見れたりはしないのだ・・あせる

で、どうやって私達は連絡を取り合ったり会っていたのか・・・・・・

記憶にないガーン

でも、間違いなくデートはしていた。

断片的にいろんな出来事を覚えてるから。


かっちゃんからの初めてのプレゼントは

サンジョルディの日。

4月のこの日に私はどんな本をプレゼントしたのか

これもまた全く覚えていないのだけど、、、ガーン

(かっちゃんは覚えていた。読んだけど残念ながら全く意味がわからない本だったとのこと・・

私は、今までずっと"こんなマイナーな日にプレゼント交換するなんて、かっちゃんたらオシャレ~"と思っていたけど、かっちゃんによると、この日を提案したのは私なのだとか・・

かっちゃんたらオシャレ~と思っていた数十年を返して欲しいわ~!!)

かっちゃんからは抱えきれないほどの黄色いバラの花束ブーケ1を貰った。

中学3年生の男子が、どんな気持ちであんなに大きな花束を購入したのだろう・・と思うと

今も胸がキュンとなる。

きっと恥ずかしかっただろうな・・花束なんて高いし、中学生なのにすごいなぁ!!

当時からお小遣い稼ぎが上手だったかっちゃん¥。

デートの時には電車代すらかっちゃんがま口財布が出してくれていた。

すごい中学生だ!!

※かっちゃんは不良とかヤンキーとかの種類の子では全くなく、普通の中学生。

 親からせびっていたり、悪いことをして稼いでいたのでは、絶対にありません。

毎日、せっせと廊下に足を運んだ私。

そのうち、私を見ると彼がにっこりするようになった。

毎日毎日、その時間の為に学校に行っているようなもの・・

彼との会話の虜になった私。


私を虜にした、

それがかっちゃんドキドキ


何かで私が行けなかった次の日、

「昨日、来なかったね・・」と言われただけで

かっちゃんも私を好きなんじゃ?と思ってしまう始末。

元来、自惚れ屋なんだろうな、私。


けど、今回は自惚れたまま告白するに至る!

何故なら、

卒業したら会えない

それがとっても怖かったから。


告白して付き合えば卒業しても会えるんだ~

と短絡的な結論を出していた私。

かっちゃんから告白して来てくれたら良いのに・・とも思いもしなかった。


・・・・・・決めたは良いが告白する勇気が出ない。

フラれたらどうしよう

って不安より、告白すること自体にビビったショック!。

手紙を書いてみたが渡せず。

一緒に帰ろうと試みたが、かっちゃんの周りにはいつも人がいっぱいだったあせる。


そのまま 卒業式。

「第二ボタン下さい!」って言いたくても、

かっちゃんは卒業しないじゃん!

卒業式はそれなりにさみしくて泣いて、クラスでも泣いて、

部活の顧問だった先生にも挨拶に行って泣いて、

帰って来てしまったダウンダウンダウン。


あ、告白しなかったなぁ~私。

そのまま、一晩、考えて考えて考えて

電話作戦!!!


卒業式の翌日、朝から速攻で電話をかけた私。

朝早かったかもしれない。

「昨日、言えなかったけど・・好きなんだけど・・」

緊張しすぎて、喉がカラカラドクロ。
そして、あろうことか私はかっちゃんの返事をうまく聞き取れなかった。

聞こえなかったんじゃなくて、聞きながらすべて忘れていく感じ。

言葉が耳に入って来ないという経験をこの時に初めてした!




中学生が終わりそうな頃、

香奈とのヒデくん争奪戦にもとっくに飽きて、

私は別の本気の恋をしていた恋の矢。


1コ下のかっちゃんに会う為に、同じ廊下に通いつめる日々。


教室の中には今までと変わらないトシくんが居て、

目で追う事は既に当たり前。

でも、私がかっちゃんに会いに行くのを

(トシくん、見て~)とは全く思わなかった。

そんな事より、かっちゃんに会うことの方がよっぽど大事DASH!


トシくんとはお互いに、どの高校に進学するのかも何故か知っていたから、

そんな話すらしなかった。

トシくんが入る高校は私の入る高校のすぐ近くの男子校。

通学の時に会うかもね。とすら頭をよぎることもなく・・


卒業。

私達は卒業の別れを惜しむでもなく、

普通のクラスメイトと同じように、卒業式を終えて別れた。

中学卒業を数ヶ月後に控えたある日。
昼食前に友達とトイレのついでに廊下をキャッキャと歩いてた。
そこで会った1コ下の男の子と友達が楽しそうに話し出す。

その男の子も先輩に対してとは思えないような馴れ馴れしさ・・シラー


1コ下だけど、学校でも目立つ子だった。小さな中学校だったから特にだけど、

その男の子が入学した時から顔は知ってた。

ひょっとすると数回は会話をしたことがあったかもしれない。

その子が1年生の時は、私の部活の顧問だった先生が担任していたクラスの子。


どうやら、私の友達はその子と幼馴染なのだとか。

おうちが近所で小さい頃からよく知っているんだって・・

だから、こんなに馴れ馴れしいのねぇー納得。

その日から私は毎日、その男の子に会う目的で昼食前に同じ廊下をうろつくようになるあせる


男前とは言えない見た目。

なのに彼の何かに中3の私はグィーンと音を立てて惹かれた。



この1コ下の男の子が26年後の今、私の最愛の人となる。