昨日もブログに書きましたが、欧州では反グローバリズムの動きが顕著に。
フランスはルペン氏が率いる国民連合(RN)が第一党に。
イタリアはメローニ氏が率いる「イタリアの同胞」が同じく第一党。
ドイツのための選択肢(AfD)は野党の第一党。
EUは主要国が脱移民、反脱炭素、国家主義と唱えて躍進したのです。
要するに、国連が押し付けるカーボンニュートラル、移民の推進、ジェンダーの平等にうんざりなのです。
次の注目は、英国の総選挙。
状況は日本に似ている部分があって、国民の支持率16%のスナク首相。
賭けに出て総選挙と新聞は主張していますが、この時期に総選挙をするのは
Reform UK(元ブレグジット党)の躍進を抑えたいからだと推測できます。
スナク氏の満足度は過去最低に落ちた:Ipsos2024.4.18
この調査によると、
・スナク首相の指示は16%と過去最低
・野党である対抗馬、労働党は44%支持があるとしているが、それでも過去に比べると低水準
・右派ポピュリスト政党,Reform UKが13%支持と躍進している
時間をかければかけるほどReformUKが支持を伸ばしているのです。
既存政党では国民の期待に応えられない。これは欧州議会選挙でも言える結果です。
もう一つの注目が東京都知事選。
巨大経済圏のリーダーを都民がどのように選ぶか。
小池氏(自民党の応援が明白)、蓮舫氏(立憲民主党)の既存政党でいいのか?
もしくは第3の選択肢を選ぶのか?
もちろん、第3選択肢は田母神氏です。
世界が注目する2つの選挙。
東京都民の底力に期待します。