昨日、6月1日。国会の財政金融委員会でのテーマが国防になりました。
ここでの参考人山口大学名誉教授「纐纈 厚」(こうけつあつし)氏
最近、あまり聞かないレベルの「中国擁護論」を展開して話題になっております。
神谷議員「中国のチベット問題はどう考える?」
纐纈参考人「国連などがチベットの調査を行っているが、日本には直接の機能がない」
「その直接の調査のためには、中国と友好な関係を築くべきだ」
神谷議員「日本がチベットのようになっていいのか?」
纐纈参考人「そもそも中国が日本の侵略など100%ない」「言葉は悪いが妄想だ」
神谷議員「中国がサイレントインベージョンを行っている、スパイ防止の観点は?」
纐纈参考人「そもそもなぜ、中国がそのような悪行を働くのを考えるべき」
「相互の信頼官営を築いてこそ解決できる問題」
「私は80年代、中曽根内閣にて提出のスパイ防止法を廃案にした」
「スパイ防止法は相手の脅威を用いて、国内の自由を縛るものだ」
一連に貫かれた「中国擁護」です。
中国が人権侵害している→その独自調査のためにも友好関係を。
中国が侵略するなど妄想だ。
スパイを含めて「活動の自由」を守るべきだ。
山口大学の学生さんたちに同情します。
昔はこれでよかったんでしょうかね。
すごい「有識者」の登場でした。