マンション火災。鎮火後1日目~嘆いていいのは入居者さん。オーナー全力で想像と決断。 | どや顔社長 後藤 専(たかし)のブログ ・ Takashi Goto" the smug face"

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貸しビル・接骨院経営を頑張る東京の社長のブログ。世界のみんなをどや顔にします~!
Making many "smug face" from Tokyo.
Sending various message from one President in Tokyo.

昨日は、騒動終了から一日。

どんなことがあったかを書きます。

 

まず、入居者さんのプライバシー、個人情報に最大限配慮します。

また、警察・消防の捜索についての情報を先方の許可なく公開しません。

どんな作業があったかを含めて捜査の妨害にならないように最大限配慮します。

 

現場を再訪し、自分として心配した「道路上に散乱した破片」はほとんど片付けられていました。

これは過程を見てないのですが、警察と消防さんの作業のように思われます。

清掃業者を手配する必要があるのかと考えていました。感謝です。

 

被害の大まかな規模が分かってきました。

エレベーターは直接の爆風を受けた4階だけでなく、3階、5階。

全ての階の破損が確認されました。

管理会社さんの手配でエレベータの保守会社に見てもらっていましたが、メーカーでないと手に負えないとのこと。

メーカーさんの手配までは終えてくれました。

 

加えて、24戸のうち6戸は電気系統の関係で停電のまま長期間になりそう。

他のお部屋は通常使用が可能となりました。エレベーターは使えないですが。

 

ここまで確認して、例えば、上階の高齢者、停電の部屋がどうとか、

被害の度合いで対応を区別することを諦めました。

ご希望の入居者さんは、全員希望するホテルでの宿泊費を補償することに決めました。

高いとこまで歩けないは当然ですし、低層階の方の「ご近所の目が気になる」も理解できます。

もう引っ越しをしたいって方もいらっしゃいました。

それも理解できます。むしろ、引っ越すとなると新たな出費です。申し訳ない気持ち。

 

入居者さんは、近所の友達のところへ疎開。

ホテルで宿泊。

通常通り居住する。

に分かれました。今朝はどんな気持ちで朝を迎えたんだろう。

 

管理会社さんは、全社あげて入居者さんの電話対応をしてくれていると聞きました。

一時は鳴りやまないレベルだったそうです。

この点、ある程度規模の大きな管理会社で助かりました。

 

今後の対応についても、協議できイメージをつかみました。

今週かけて復旧の期間を割り出す。

期間がある程度判明した段階で、ホテルからウィークリーマンションを手配する用意。

退去を希望の方にフォロー。

 

今日は、お隣。お向かい。裏のご挨拶に行くことにしました。

被害がないわけがないと想定。お騒がせのお詫びです。

 

火災保険の代理店さんの手配で、今日鑑定人が来ることにもなりました。

迅速です。精神的に安堵を覚える。

 

今回のことは本当に災難です。

ただ、オーナーとして目指している、達成できるかわかりませんが、

「災難だったけど、よかった」と思ってもらえる努力をする。

 

管理会社にとっても、自分にとっても当然初めての経験。

想像力を働かせます。お困りそうな場面での解決策をあらかじめ決定しておく。

 

ここまで書いて、自分の頭も整理できたような感覚です。

昨日のブログから応援してくれてる、心配してくれているみなさんに感謝。