まず、ピアノの曲全体でのお話。
メロディーとなるのは基本的に高い音である。その音が十分聴こえるように配慮した弾き方をしていくように。左手はあくまでも伴奏、右手の高音がメロディーとなる。
美しく青きドナウ
この曲を弾くにあたって悪い癖が出てしまっていた。それは左手を移動させるときにペダルの機能に甘んじて右手を鍵盤から話してしまうこと。これはだめなようだ。
理由として、右手を固定していればこの曲はさほど手の移動がないため鍵盤を把握しやすくなる。そしてここが一番の理由になるのだが、ペダルの響きは手で押したほうがより遠くまで響く。レッスンのときはいいが、コンサートなどの大きな空間になるとペダルのみの機能では音が弱くなりがちになってしまうらしい。
先生の所見として、左手をもうちょっと練習する必要あり。
スタッカートをきちんと表現をしていく。
ここからはちょっと番外編的なお話。
実は今使っているテキストは、他のページにはコードが振られていたのだが、なぜか美しく青きドナウにはコードが振られていない。どうやらクラシックは昔の曲でコードが振られていない事が多いようだ。ただ、このテキストの他のクラシックの曲(天国と地獄等)は普通にコードが振られており、先生がぶーたれていた。
ペダルのふみかえ
テキストをいきなり使うと理屈を理解するのが難しいらしい。そこで、先生が用意したオリジナルの楽譜を使用することにした。
最初は自分がイメージする通りにペダルを踏んでみてね、という説明をされ実際にやってみることに。
が、そうするとペダルを踏んでない時とほぼ変わらない音色になってしまった。なんでだろうと唸っているとどうやら同時にふみかえをするのではなく、次の音を鳴らした際にペダルの踏み変えをするのだそうだ。
ずっとペダルを踏みっぱなしにして、あえて濁っている音なども体感した。NGなペダルの踏み方も学びその音を出さないような弾き方を心がけていく。
確かにこれはテキストを見ただけでは全然わからない。本日は1段落目飲みやって終了。次回も一応チェックするとのこと。
Ailes Gries
まずまず(いつもよりかなりゆっくり弾いたため、手はかなり固まってた)。
中盤の最後でタイのかかっている和音のドが消えがち。その様な場合にはドの小指は立て、他の指はあえて寝かせて鳴らすのも手。また、左手の伴奏が途切れがちになるのでそこも注意。仕上げを目指して録音と振り返りを繰り返そう。
次回で最後になるかも?先生に一度楽譜を預け、ペダルの踏むタイミングを記入してくれるとのこと。楽しみである。
Ailes Griesを完走したあと次の課題曲は考えているか質問があった。
これについては一応考えていて、以降の曲は好きな曲→勉強のための曲→好きな曲
・・・と交互に選んでいこうかなという指針は立てていた。
ぱっと思い浮かんだのはカーペンターズのイエスタデイ・ワンス・モアにしようかと考えており、その旨を先生に伝えた。