幸せなら手を叩こう
弾いているピアノの違いの宿命で、やはりアップライトピアノで弾くと音の鳴り方が違う。だいぶ練習していったにも関わらず、先生の前で弾いたら緊張し、一度止まってしまった。合格にはなったがちょっと悔しかった。
ここでの課題は和音の際高温を意識しすぎて今度は低音が鳴ってないこと。しっかり鳴らすことで音に重みを持たせることができるのでかすれたり抜けたりしないように・・・とのこと。
ペダルについての知識
ペダルの種類は3つあり、グランドピアノ、アップライトピアノで性能が違う。
例えばピアノ教室で使用しているアップライトピアノは
左:ソフトペダル
真ん中:マフラーペダル
右:ダンパーペダル
となっており、グランドピアノは
左:ソフトペダル
真ん中:ソステヌートペダル
右:ダンパーペダル
となっているという。また、自分が持っているGP-1000はグランドピアノ寄りなので、こちらの配置のようだ。
今回は右側にあるダンパーペダルについて学ぶとともに、ピアノの構造についても勉強した。
まず、ピアノの構造を見ると①弦→②弦を抑えるフェルト(ダンパー)→③ハンマーと言う構造になっており、普段は鍵盤を押すと②、③共に動作し音が出たり停まったりするが、ダンパーペダルを踏むことにより「全て」の②が弦から離れっぱなしになり、鍵盤から指を離しても音が持続する・・・というもの。先生から受けたペダルを使ったときの音の特徴を並べていく。
1:音の持続には限界がある。(ペダル踏みっぱなしでも時間経過すればとまってしまう)
2:ペダルを踏んでいる間は、その間に鳴らした音全てが反響してしまう。これにより何が起こってしまうのかというと・・・
→音の相性(和音)を考えずに雑に押すと汚い音となってしまう
→ミスタッチをすると間違った音が持続してしまう。つまりペダルを踏んでいる間の区間は間違いが修正できない
3:ダンパーがついていない音がある
高音は音を鳴らして消えるまでの減衰時間が早いので、ダンパーをあえてつけていないのだとか
特徴としてはこんな感じ。
次にペダルの踏み方(姿勢)
右足の母指球で踏む印象で。あまり奥に踏みすぎるとダンパーペダルを踏み切れない恐れがある。
また、ダンパーペダルは意外と深くまで踏めるのでそこも留意すること。
上記を学んでペダルの練習(1)を一通り弾いてみる。
ダンパーペダルを使い始めたことで音の飛び方が今まで以上に開きが出てきた。そこで疑問に思うのが手のくぐり方。左手を2オクターブくらい高い方に移動させる時、右手の下をくぐるか上から被せるかふと疑問に思った。先生に確認したところ、上から被せるやり方で良いとのこと。左手の音をしっかり押すと言う感じではなく、右手の音をしっかりキープする印象。
美しく青きドナウは留意点のみ聞き、家で伸び伸びと練習する形に。
Ailes Gries
16分音符の練習の仕方。
まず1拍3拍子と考えメトロノームを設定。それでいくと設定は40が妥当。この1拍分はこの曲で言う付点四分音符となる。このリズムで15~20小節を練習しよう。ただし、20小節の左手は付点四分音符ではなく符点八分音符なことに注意。
2ページ目の左手は3拍子で途切れやすいので、遠い音を鳴らす場合は別として、小節ごとの音はレガートを意識しきちんと繋ぐこと。
次のレッスンではペダルのもっと踏み込んだ部分をやっていくので、それを学べばようやくこの曲へのペダル反映もすることができると考えられる。
最後にAiles Griesをもう一回模範演奏してもらった。
今回はペダルも使用していたが、前回でも綺麗だったのにペダルを使った今回はもっと繊細に、儚げに表現されていて聴き惚れて演奏終了後もしばし放心状態でした(恥ずかしい)。これがプロの演奏かと見せつけられましたね。Youtubeで上がっていたどの演奏動画よりも美しい演奏でした。アニメの一部分で使われた曲がこんなに響くものなのかと。
先生の演奏・・・まではいけないにしても、それを目標として少しずつでも上手くなっていきたいですね。