参入障壁。難しい商売だからこそ楽しい。 | おおはしひろと

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今日も頑張ろう。

シルクスクリーン印刷の工場長。

大橋浩人です。

 

本日3月21日は春分の日。私は朝から仕事を楽しんできました(笑)。

 

 

納期限が迫っている、ホットスタンプの仕事を終わらせることができました(嬉)。

 

リアルな良品の数は数えていないのですが、おそらく300個くらい。

 

その300個の良品を納品して頂戴する売上よりも、ホットスタンプで使用する「箔」の仕入れ代金の方が高額という事実(泣)。

 

今回仕入れをした箔を、次に使うのは、いつなんだろう?と思うと、切なくなります(泣)。

 

最小ロットなのですが、大量の巻物の箔を仕入れます(泣)。

 

ホットスタンプの専門工場なら、毎日の稼働がフツーですが、弊社千葉北工場でのホットスタンプの稼働は、年に数回です。そもそも、技術者が私しかいないので、私のカラダが空いている時しか、ホットスタンプが動かないという事情にあります(泣)。

 

「泣」ばっかり(泣)。

 

簡単に操作できる機械ではないし、安価でパーツを揃えられる装置でもない。

 

ホットスタンプ印刷の業界のことは知らないのですが、シルクスクリーン印刷の業界においては、10年のキャリアを積んでも、まだまだ探求すべき技術が山積みされています(汗)。

 

 

 

食品衛生責任者や食品衛生管理者の資格を得て、諸々の手続きを済ませれば開業できる飲食店は、「参入障壁」が低いと言われているようです。

 

新規で挑戦することが簡単というのが「参入障壁が低い」ということです。

 

飲食店の業界と比較して、シルクスクリーン印刷やホットスタンプ印刷の業界の「参入障壁」が低いのか高いのか、ということで言えば、高いのだと思います。

 

なぜなら、「印刷工場が開業した!」という情報に接することが少ないからです。

 

たくさんの同業他社が設立されていれば、価格競争や品質競争に巻き込まれて、弊社は淘汰されているかもしれません。

 

 

 

参入障壁が高いということは、社員さんにとっても、社業になじむまでに時間がかかるということなのだと思います。

 

設備を整える投資とともに、従業員さんの技術の修練にも時間がかかるのですから、新規で開業することが大変なのと同様に、新規の従業員さんが苦戦するのも当然です。

 

手に職をつけて、営業と技術とが高いレベルで安定すれば、洗練された従業員さんと、投資した設備とが機能して、印刷事業としてのビジネスが回転していくものだと信じています。

 

簡単な仕事ではありませんが、世の中で必要とされている印刷物を手がけているという誇りを胸に、印刷機に向かい合いたいと思います。

 

<美しい印刷で仕上げることができました>

 

明日も仕事をがんばろう。

 

 

毎日の仕事が、世界平和への一歩につながるように、日々精進して参ります。

 

皆さまも、ステキな一日をお過ごしください!

 

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「共に成長。共に幸せに。」

有限会社グリーンベルトの経営理念です。15

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「美しい印刷を、世の中にお届けします。美しい印刷で、世の中を、美しく、価値のあるものに。」

私の信条です。

「美しさをもって、売上を上げるサービスをお届けします。」

千葉北工場の商品です。

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千葉北工場では、印刷技術者(正社員)を募集しています。

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