今年1月2日に、私の母校である滋賀県立膳所高校で、平成1991年卒生の同窓会がありました。

私は残念ながら、仕事の都合により東京に留まらざるを得ず、参加できなかったのですが、当日は130名が集まり、盛会となったようです。

同窓会以前、私はほとんど高校時代の友人とは連絡を取らずにいたのですが、同窓会の数カ月前に一人の友人(以前ブログで書いたKくん)から連絡があり、Facebookで「友達」となりました。

そして今回、同窓会があってから、そのKくんを介して、数人の旧友と「友達」になることができました。

一人は、2~3年生時代に仲良くしていたNくん。彼は、大阪で経営コンサルをやっているとのことで、きっと持ち前の体育会系のノリで周囲を盛り上げ、皆から頼りにされているのだろうなと思います。

一人は、2年時に同じクラスだったYさん。すでに苗字が変わり、今は3人の息子の母。小柄で細かった彼女が、三人の息子を相手に“肝っ玉母さん”をやっていると思うと、少し吹き出しそうになります。

そしてもう一人は、2年時に同じクラスだったNくん。今は東京でIT関係の仕事をしているとのことで、バーレー部で豪快なアタックを決めていた姿からは少しかけ離れていますが、持ち前の機転の良さでバリバリ仕事をしているんだろうなと思います。

高校時代のアルバムは実家に置いたまま。もう、10年以上高校の友だちのことを考えることもなく、毎日忙しく走りまわってきた自分にとって、昔の友達とつながり、交流できることは、何かタイムスリップしたかのような不思議な感覚です。

あの頃、何者でもなかった皆は、一人ひとり歩むべき道を歩み、立派な何者かになっていました。

思えば共に机を並べ、テストの点数に一喜一憂した日々。ライバルでもあった友人たちの今を知り、「お前も頑張れよ」とはっぱをかけられた気分です。

いいものですね。旧友が元気で活躍してくれていること、とても励みになります。

次回の同窓会は10年後の予定。その時は、ぜひ参加したいな。
皆さま、明けましておめでとうございます。

昨年は、東日本大震災に見舞われ、日本の真価、日本人の本質が問われた1年だったように思います。
今年は復興元年となりますが、被災地の一日も早い回復・発展を祈りつつ、会社も私自身もがんばって参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、2012年の始まりに際し、「今年の目標」を立ててみました。

■会社としての仕組みを整える
弊社は小規模なプロダクションとあって、これまでろくに会社としての仕組みも整えないまま、勢いだけでやってきたような部分が多々あります。それは制作費から仕事の流れに至るまで、あらゆる領域においてです。本年は、その反省を踏まえ、より多くの取引先・ユーザー様に信頼していただけるよう、もっと会社らしい仕組みを整え、標準化を図っていきたいと考えております。

■レスポンスを高める
年齢を重ねるにつれて、何事も「レスポンス」が悪くなってきているのを感じます。
メールへの返信、問い合わせへの回答、保留案件に対する決断・決定…。
こうした物事のレスポンスの速度を高め、仕事の効率性を高めると同時に、相手に「待たせない」会社を目指していきたいと考えております。

■仕事の精度を高める
スピードばかりを追求して、ミスが多くては話になりません。
誤字・誤植は、恥部を何千、何万の人にさらけ出すようなものです。
一つひとつの仕事を丁寧に、しかしスピードを落とさず、仕上げていきたいと考えております。

以上3つを目標として掲げ、本年は取り組んで参りたいと思います。
皆さま、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2012年1月 佐藤明彦
2012年も残すところあと1週間。少し早いですが、今年一年を振り返ってみることにします。

今年は、3月に東日本大震災があり、弊社はちょうど翌々日の13日に事務所を移転するところだったもので、甚大な影響を受けました。

引越しこそ予定通りに出来たものの、電話とインターネットの工事が遅れに遅れ、しばらくはスタッフも含めて自宅勤務の日々が続きました。

また、印刷紙(特に上質紙)が不足に陥ったことから、予定されていた書籍の発行が遅れたり、関西の印刷所を探して回ったりと、振り回され続けました。

さらには、予定されていたイベントが中止になったことで、パネル制作や映像制作等の仕事も激減しました。

そんな厳しい中でも、腐らずに頑張り続けた甲斐もあって、何とか秋くらいから復活の予兆が見え始め、11~12月は例年通りの忙しさとなりました。

2012年度は、この調子で復調させていきたいと考えております。

一方、クライアントからの仕事が滞る中で、自社運営サイト「Teachers Online-先生のミカタウェブ-」は好調でした。

アクセス数、会員数ともに、大きくその数を伸ばし、現場の先生からも「知っていますよ」と声をかけられることが増えました。

なんとも嬉しいものです。こちらは、来年度以降もアクセス数を伸ばし、より多くの先生方に使っていただけるようにしたいと考えております。

会社は、来年1月28日で「10歳」を迎えます。思い返せば、山あり谷ありの10年でしたが、何とかここまでやって来れたのは、取引先やクリエイターの方々、スタッフ、そして家族の周囲の支えがあったからだと心より感謝しております。

「11年目」に突入する2012年という年を大いなる発展につなげることで、皆さま方の恩に報いたいと考えております。