歌の師匠、宇留嶋美穂先生
ご出演のコンサートに行きました。
ラッファエーレ コルテージさんを
お呼びして、
有名なオペラの曲ばかりの
素敵なコンサートでした。
アンコールでは出演者全員で『椿姫』の
「乾杯の歌」を歌ってくれたのですが、
劇団WAOの練習で
脚本家のせんすさんがおっしゃっていた
「アンサンブルが1番大事」という話を思い出しました。
舞台には台詞のある役の人と、
後ろにいるその他大勢の人がいます。
オペラだと役で歌っている人と、
後ろの合唱の人。
バレエだと役の人と
群舞の人でしょうか。
つまり、アンサンブルというのは
後ろにいるその他大勢の人。
「乾杯の歌」だと前でソロを歌う人と
パーティーに参加している合唱の人。
せんすさんがおっしゃったのは
「アンサンブルが舞台を作っている」
ということです。
役の人はお話の中でその人が
どういう人なのかという設定があるし、
なぜそこにいるのか、
どんな言葉を話すのか、
は台本にあります。
でも、アンサンブルの人の
細かい設定は台本にはありません。
椿姫でいうと「パーティーの参加者」
というだけで、一人一人が
どんな人なのか、なぜそこにいるのか
ということまでは書いていません。
だから、アンサンブルで舞台に立つ人自身が
なぜそこにいるのかを考えなければいけません。
舞台の練習をしていると
後ろの大勢で出たときに
何をしたら良いのかわからない
という状態になるんです。
それが、お客さんから見ると
なぜそこにいるのかわからない人
になってしまいます。
そういえば、子どもの頃に読んだ漫画
(水沢めぐみさんの「トウシューズ」)の中で、
バレエを習っている女の子たちが
発表会の演目で群舞なんだけど
自分たちで勝手に役名をつけちゃう
というお話がありました。
(↑確か「トウシューズ」だったはずと
確認のために漫画を開いたら
全部読んじゃいました。
でも、内容は忘れていましたが、
バレエは技術だけではなく、
物語を役を演じるという部分が
描かれていておすすめです。)
漫画の中の女の子たちは
アンサンブルの役割をきちんと
できているんですよね。
今回、コンサートを観て、
「アンサンブルが大事」という意味を
改めて考えました。

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歌やダンスが大好きで、
音楽が生活の中心でしたが、
その道のプロにはなれませんでした。
大学卒業後、科学館のガイドという
音楽とは全く関係のない
仕事をしていましたが、
美構造メソッドに出会ったことで
今はカラダづくりのプロとして
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