カイロで手作りイタリアンを味わう | のらねこ農民放浪記

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ゆらゆら、ふらふら…毎日をほろ酔い気分に過ごすナチュラルでスローな生活を夢見る野良猫ファーマーの日常エッセイです。大好きなワインのことから緑に包まれたトスカーナの山村、第二の故郷、シチリア島…などなどランダムに更新。

マアディ地区に住んでいたアリさんの同僚イタリア人3人がウチの近くのアパートに引っ越してきて、最近ちょこっとニギヤカになりました。

カイロで出会ったアリさんの同僚イタリアン達は「食べ(られる)ものなら何でもよい雑食タイプ」が多いのですが、この3名はちょこっとグルメ派…というか食べることの好きな人達。

彼らはイタリアからチョコチョコと良い「ブツ」を運んできては、家で料理しています。
今回のお引越しも「キッチンが完備されているから!」と言う理由なんです。

数日前にイタリアからカイロに戻ってきたクラウディオさんが、
「パンチェッタを持ってきたから、カルボナーラ・ディナーするよ!」と、私達もご招待いただきました。


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男3人のわりには、キレイにテーブルセッティングされてます。ちゃんとワイングラスが置かれているのがウレシイ(^-^)/… もう1人の同僚がスペインから運んだリオハワインがテーブルに置かれてます。

クラウディオさん 「30分前に抜栓しておいた」
他の2人 「アペリティーボ代わりに飲んだだけのくせに!」


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イタリアから持ち帰ったサラミをつまみ、リオハワインを飲みながらパスタを茹で始めるクラウディオさん。
エルバ島出身の彼の両親はコックさんだったそうで、慣れた手付きでテキパキと1人で厨房をきりもりしてました。

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完成したカルボナーラ。
スパゲティーが手に入らずタリアテッレとなったため、ちょこっとモサモサしたけど、
生クリームとかバターを一切入入れてない本格的な味は、やっぱイタリアで食べるのと同じ!

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カルボナーラの他にリゾットも作ってました。ゴルゴンッオーラチーズ入りで、これ最高!


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食事の後は残りの2人が後片付け。コックを務めたクラウディオさんと私達はバルコニーで団欒。
夜10時半をチョットまわったところ。 夜間外出禁止令が発動されるのは午前0時。
道路を挟んで隣接するCITY STARから家路を急ぐ人や車の混乱を上から眺めるのは結構おもしろかったです。