シーフード襲撃が体験できるレストラン | のらねこ農民放浪記

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ゆらゆら、ふらふら…毎日をほろ酔い気分に過ごすナチュラルでスローな生活を夢見る野良猫ファーマーの日常エッセイです。大好きなワインのことから緑に包まれたトスカーナの山村、第二の故郷、シチリア島…などなどランダムに更新。

日本でも「カニづくし」とか「マツタケづくし」とかを謳いとしている旅館とかレストランなんかありますが、
パレルモにも「シーフードづくし」を謳うレストランがあります。


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パレルモ郊外にある「トラットリーア・デルフィーノ」はパレルモにいる人なら「絶対!」知ってると断言できるほどの有名店(知らない人はパレルモの出身じゃないかヨソモノ と言えるくらいかも…)。

いわゆる「シーフードづくし お1人…円(ユーロですが)ポッキリ、お飲み物つき!」方針のこのお店、
サマーシーズンや週末には長蛇の列ができ、1時間待ちもザラじゃありません。

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こちら、内部。本日も満席!繁盛しております。予約していた私達の席がポツンと残っているだけ。

そして…テーブルにつくイタリア庶民達の胃袋は、特に「セットメニューで定額払い」の時には、異常に広がっちゃうものなんです。「よ~し、今夜は食うぞおおお~と、和やかにテーブルを囲みながらも食魂丸出しです。

そういったお客様の食魂に応戦するスタッフたち。
席につくと同時に「シーフード襲撃開始です!



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まずは前菜から…

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エビのマリネ、イカのリングフライ、ムール貝、シーフードサラダ、カジキマグロのカポナータ、鰯などなど、その数は13種類くらいになります。

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イタリア人達の食魂も負けておりません!テーブル一杯に並べられた前菜を次から次へクリア!
早くお皿を空にしないと、テーブルに前菜の料理全部のりきりません。

…これだけで満腹となっては負けですよ。第2ラウンド、プリモ戦争に突入です~

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タリアテッレは手打ちだけにお腹にたまります。ベビートマトと手長エビのソースがウマイ!


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新鮮なボンゴレパスタ。私の感想としては、ちょっとガーリックききすぎ かな…


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ああよかった…シーフードリゾットはわりと量少なめかも…

そして前菜13種、プリモ3種をクリアした後、いよいよ真打登場となるのです!
(ここまでは余興ですよ、余興!)


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じゃじゃじゃ~ん!ゴージャスにロブスターのボイルとグリル!

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ロブスターにすっかり隠れてしまったのはもうひとつのメインであったカジキまぐろのフライ…

この後、デザートとして出されるレモンシャーベットでお口をスッキリして終戦!
このシーフード戦争参加料金は「お1人様 いくら」で決まってます。レストランの相場、出てくる量を考慮すると、とってもリーズナブルですよ~。

もともと「ア・ラ・カルト」派の私は定食型やビュフェは苦手なんですが、イタリア人に混じっての食魂バトル体験は「食べる」というよりは「一緒に楽しむ」ためのエンターテイメントとして時々参加しちゃうのです

レストランのサイト(伊)





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