今、「Dで始まるあるもの」を育て始めました! | 「BLAST塾長日誌」

「BLAST塾長日誌」

BLAST塾長が、日々、気づいたこと、やったこと、勉強に役立つノウハウなどを、さまざまに残していきます。

こんにちは。Jukool BLASTの塾長、吉田憲司です。

これまた、不思議なタイトルです。

「今、『Dで始まるあるもの』を育て始めました!」です。

おそらく、「塾長、また新しいペット(犬)でも飼い始めたのかな?」というのが、大方の予想でしょう。

いかがですか。

何を育て始めたか、わかりますか。

「Dで始まるあるもの」です。

もちろん、日々、BLASTの塾生たちを育ててはいますね。

BLASTは「私塾」であり「ミニスクール」ですから、〝いわゆる塾〟とは違いますので、塾生たちを「育て上げる」という気持ちで、教育には取り組んでいます。

ただ、Dからは始まりませんね。

これ、分かる人には分かるんですが、ここで書くと、引かれる可能性もあるなぁ。

どうしようかなぁ?という気分です。

ええい、言ってしまえ。

というわけで、今、「デニムを育て始めた」のです。

この「デニムを育てる」という表現は、デニムマニアでないと理解できないかもしれません。

分かりやすく言うと、未洗いの「生デニム」を履き始めて、年数をかけて、自分だけのシワを「育て」て、いい感じの満足いくデニムパンツ(ジーンズ)とすることを、「デニムを育てる」というのです。

論文研修を終わらせた帰りに、ユニクロに寄りまして、かねてより気になっていたデニムをチェックしてみました。

実は、塾長は、15の歳から「リーバイスの501」を履いております。

当然、当時に「リーバイスの501」を履いている同級生は、皆無でありまして、「ケンちゃん、ジーパンの前がボタンやったら、急いでトイレ行く時に困らへんか?」とか「よくそんなゴワゴワなジーズ履くよな。大切な所が擦れへんか?」と、よく言われておりました。

ご存知、「リーバイスの501」はボタンフライですので、最初は苦労をしていましたが、そのうち慣れてきました。

当時、つまり、70年代後半の「リーバイスの501」は、「赤耳(セルビッジ)」と言われる、反物の端が使われていました。

「シュリンク・トゥ・フィット」という、「生デニム」を洗い、履きこなすことで、自分の体型に馴染んでいくという特長もありました。

若い頃には、何本もの「リーバイスの501」を履きつぶし、そのうちジーンズ自体をあまり履かなくなったのですが、40代の半ば頃に、昔の「リーバイス501」を復刻させたかのような「メイド・イン・ジャパン」のデニムパンツ(レプリカジーンズ)に、遅まきながら出会います。

この頃からです。意識的に「デニムを育て」始めたのは。

「ヒゲ」と呼ばれる太もものシワや、「蜂の巣」と呼ばれるひざ裏のシワを、いかにきれいに残すかが、「デニム育て」の中心的な内容でしょうか。

あと、「縦落ち」と呼ばれる、雨が降ったようなインディゴの落とし方も重要となりますが、こればかりは、どのメーカーのどの生地を選ぶかで、大きく左右されるようです。

塾長は、自分なりの方法で、この「デニム育て」を楽しんでいます。

「ドゥニーム」「ウェアハウス」「ダブルワークス」を所有していますが、低価格ということで、ユニクロもチェックすることもあります。(「ダブルワークス」は「ウェアハウス」社の1ブランドです)

能天気な趣味だなということは、自覚しています。

で、今回、ユニクロを訪れ、試着してみました。

「レギュラーフィットストレートジーンズ(セルビッジ)商品番号:091103」というデニムパンツです。

岡山県はカイハラ社製のセルビッジ(赤耳)付きデニム、バナナイエローのステッチとのコンビ、濃紺のインディゴ、しっかりと打ち抜かれたリベット、コインポケットの内側にも、しっかりとセルビッジが使われているという凝りようです。

これで、定価「¥3990(税込み)」なのです。

たしかに、生地の感じは、若干薄めというのは否めませんが、この価格で、ここまで再現しているとは、「ユニクロ、恐るべし」です。

試着室では、なぜかしらのワクワク感がありました。

三宮のジョイントで、初めて「リーバイス501」を試着した時や、初めてレプリカジーンズを試着したときのような高揚感です。

ユニクロの試着室で、こんな感じになるとは思いませんでした。

ちょっと、しゃがんでみたり、股を上げたりしてみましたが、もうすでに「自分の一部」になっているような気もしました。

ちょうど、セールで1000円引きということもあり、「実験的に」購入に至ります。

家に持ち帰り、写真を撮りました。



数日後の洗濯後に、もう一度写真を撮りました。



当然、ビフォ・アフターのサイズ計測も怠りません。

生デニムということで、ふつうの生地よりも縮み率が高いはずです。

サイズ29/73センチでは、ウエストで1センチ、丈で1.5センチ、股で1センチほど縮みましたが、履いているうちに、最初のサイズ近くに戻ったようです。

つまり、履いて自分の体型にする「シュリンク・トゥ・フィット」が実現できるということです。

古い織機で織ったときのデニムの特徴の捩れも、多少は現われているように感じました。

改めて、「ユニクロデニム、恐るべし」です。

ちょっと、気軽に「デニムを育てて」みたいと思った方には、「入門用」として最適のデニムパンツだと感じたもので、今回のご紹介となりました。

http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/jeanscollection/men/#fc04

http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/091103-69

塾長の見立てでは、これは、ユニクロ史に残る名作デニムとなるのではと考えていますが、どうでしょうか。

---------------------------
*アタマとココロを伸ばす*
やる気を育てるミニスクール
Jukool BLAST
http://j-blast.com/
Tel: 0790-23-1625

ブログ「BLAST塾長日誌」

(このバナーからリンクできるようになりました!)

新規塾生、随時募集中です!