■ テレビ取材に関しての考え方
先日、某テレビ番組から取材依頼の連絡がありました。内容は詳しく言えませんが、ざっくり言えば「依頼の多いランキング」をお笑い芸人らが説明していくと言うものです。弊社以外にも何社か連絡していたそうですが...。
私の考えでお断りさせて頂きました。以前、他社が関与した殺人事件がありましたよね。その事件には被害者や家族が居られますし、小さな業界ですが世間的に珍しいので面白可笑しく目を集めるのかもしれませんが、事件のことを考えると茶化すような内容であれば多くの方が見られ影響力の強いテレビには出してはいけない業界だと思うのです。
また相談する人、依頼する人は真剣です。
そこに対象者も居ます。家族や知人・友人も居ます。本当に悩んで苦しんで相談されてますし、私たちも真面目に取り組んで寒い日・雨の日・暑い日にも頑張って作業しています。これらを考えますとメディアで面白可笑しくされる内容に協力はできないと思います。業者の中には「宣伝になる」と思って協力したり、出演するかも知れませんが、業界全体のことや依頼者・相談者の思い、事件のことを振り返るとメディアへの露出は控えた方が良いと思いますよ。
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以前、弊社は多くのテレビ出演・雑誌や新聞にも取材協力をしていました。それは「広告」になるからです。だけど現状を考えると自社の広告だけを考えているのは違うなぁと思うのです。別れさせ屋が世間では「悪」なイメージがある中でインターネットで「別れさせ屋」と検索して数ある業者サイトから自社を選んで相談して頂いたこと。この気持ちを優先すればサービスに対して価値を下げるような演出には出てはいけませんからね。悪と言われても顧客にとっての必要悪であり、依頼してお金を使って頂いたことに感謝し、対象者への配慮もしながら作業対応するべきだと考えます。