蝉の人生を考えたら...人間ってだけで幸せなんです | 別れさせ屋の社長ブログ

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蝉の人生を考えたら...人間ってだけで幸せなんです
7月に入ると蝉の声を聞こえ出しましたね。公園に行けば「ミーンミーン」と大きな声で鳴いてます。「蝉」としての形を我々が見るのは人間で言う成人です。幼少期である幼虫の時って土の中に7年間も居るそうですよ。7年と言えば....6歳の子供が小学校に入学して、卒業して、中学生になるまでの時間。
長い。
長い。
本当に長い間を暗い土の中で過ごしていると思います。

なので成人して陽の当たる場所に出れば大きな声で「ミーンミーン」と鳴くのでしょう。だけど....蝉の一生と言うのは、成人したら7日程度と言われています。そう自分の命に限りを持っている。理解しているので、1分1秒でも無駄にできないと羽を乾かないのに飛ぼうとする。天敵から逃げて次の子孫を残すために恋愛パートナーを大きな声で求めるのです。

人間って幸せですよね。

自分の命がいつ終わるって考えて生活してますか?してないですよね。朝起きて、会社に行って、夕方に終わって、夜ご飯を食べて寝る。その繰り返しです。当然に、命を考える環境ではありません。だからこそ「今」を雑にしている方も多いのだと思うのです。

自分の今
恋人の今

その1分1秒って過ぎたらもう戻ってこない。貴重な時間を共有しているので、決して無駄にしたり、雑にしてはいけません。でも、人間って慣れると雑にしてしまう。別れさせ屋の仕事をしていると、恋愛問題や復縁相談を日々対応しているのですが、その方々に多いのが「今」を雑に考えている方が目立ちますよ。

「今」と言うのは、決して今だけではない。過去があり、過去から作られて今がある。その今があるから将来が作られるのです。一期一会に近いのですが、「今」は戻らないですからね。命と言うのは必ず死んで滅亡するもの。だからこそ生きている「今」を一生懸命に生きるのではないでしょうか。小さなことでクヨクヨと弱ったり、同じ失敗を繰り返して反省ばかりで修正しようとしない。それは今を無駄に生きています。蝉のように、土地の中で耐える時期って必要じゃないですか。常に陽の当たる場所じゃなくて良いと思いますよ。失敗したら、力を溜め込む時期として「暗い」のも必要ですし、暗い場所だからこそ明るさを求めるずっと負け組みじゃアカンのです。絶える時期、頑張る時期を考えるも「ひとつの努力」ですよ。そうやって「明るい」を達成したら、その幸せ・平和って当たり前に完成したものじゃない?理解できますよね。相手へのリスペクト、自分への喜びを理解できると思います。

セミが成虫になる瞬間

【補足】
子供の頃って昆虫採集ってしてました。以前は、標本セットみたいな注射針と薬品がセットで売っていたり...今に思えば恐ろしい時代です。大人になって思うのは「昆虫」って形がグロいなぁと感じますし、触れなくなってます。ゴキブリが近くに居ると...サブイボが出てしまいますからね。それと同時に「命」って考えると虫を捕まえるのが可愛そうに思うのです。鑑賞、観察として生き物に触れることは重要ですが、大人になると...ね。なので、セミを捕まえている光景を見たら、「逃がしてあげて」と願ってる自分が居ます。

蝉の一生