三浦まり氏著『さらば、男性政治』から考える-6 | 2050年の日本社会とベーシックインカム

2050年の日本社会とベーシックインカム

2050年の望ましい日本社会創造とその時までに実現していたい日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション等について考察・提案します。

 

 

日本版パリテ法「候補者均等法」で、どうなる女性議員割合

 

ジェンダー平等実現に不可欠な政治におけるクオータ制

本章の初めに、筆者はこう述べている。
「女性議員が増えるためには制度改革が必要であるものの、それを決定する国会にはまだ女性が少ないため、制度改革も進まないという悪循環が存在する。」
悪循環というよりも、改革に着手する目処が立たない、というのが実態だろう。
その前に、こうも言っている。
「政治は男性のものという意識は弱まりつつあるとはいえ、既得権を持っている男性たちはそれを手放そうとせず、これらを変革していくことがジェンダー平等な議会を実現するために必要だが、それは長い道のりとなる。」と。
その長い道のりを多少なりとも短縮し、あるいは、先の見通しが可能にできる、なる最良かつ現実的なのが「クォータ制」といえるだろうか。

 

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