参政党が、フェスの翌日、早くも、衆院選で出す候補者数を大幅に下方修正した模様です。
まず、先月末、代表辞任が発表された定例記者会見をご覧いただきます。
2023年8月30日 13分30秒から15分40秒まで。
https://www.youtube.com/live/nROpjCvuHkE?si=NYKj8QE98grMPOBs&t=808
ここでは、合計で102名の公認候補が決まっていること、内訳が、男性54名、女性48名であること、目標は130名であることが発表されました。
しかし、2023年9月10日の米子市における神谷宗幣の街宣を取り上げた山陰中央新報社の記事では「全国で100人ぐらいの候補者を立てる」となっており、話が合いません。目標の大幅な下方修正が行われたことが考えられます。
カルトフェスの翌日
— ぴよちゃん❤️ (@piyopiyo_jp) September 12, 2023
取材に応じた神谷宗幣様
お金足りないそうです☺️
お金足りないそうです☺️
お金がないそうです☺️#参政党 pic.twitter.com/e7EzmLcqrQ
同街宣の動画を確認すると、59分16秒から
確かに、「次の衆議院選挙…我々は100人くらい候補者を出して戦います」、「小選挙区では…お金がないので全国には出せないんです、でも比例の候補者は必ず誰か出てもらいますから…」と話しています。
国政選挙では、小さな政党は(小)選挙区で勝っていくのが難しいため、比例で当選を目指すのが議席獲得の定石です。そして、小選挙区で候補者をたくさん立てると比例票が増えることが知られており、各党とも比例票を出すために、落選覚悟の候補を小選挙区にたくさん立てます(これを俗に"かかし"と呼ぶことがあります)。小選挙区に候補者を立てられないということは、すなわち比例票が出せず議席獲得が遠のくということを意味します。
ここで神谷は「金がない」と発言していることから、9月9日参政党フェスの失敗による資金不足が原因と考えられがちですが、これに加え、昨日9月12日に、伊東市で、公認候補が突然離党宣言したように、参政党の選挙に候補者として名乗りを上げる人がいなくなっているという事情も併せて関係していそうです。
このところ、参政党の公認候補者が公認を辞退、場合によっては離党して選挙を戦うことがしばしば見られるようになっていましたが、今も党内では、水面下で公認辞退の動きが活発化していることがウォッチャーの皆さんの調査でわかっています。参政党というプラットフォームではもう選挙は戦えないという判断があるのでしょう。
8月30日時点で102名と発表された衆院選の公認候補が最終的に何名になるのかは、今後の一つの注目点となるでしょう。
