最高裁、ヘイトスピーチへの賠償命令を確定
在特会をして行動に至らしめたのは何、あるいは誰だったのか。
チーム関西が行動に及ぶまでには前段がある。そもそも日本の政府が反日国家の勢力を国内に引き入れ、あまつさえ優遇し、これを常態化させてきた。こうした長い歴史がなければ彼らが行動を起こすことはなかった。これを「民族差別」の問題に収束させようとする動きには相当な違和感を感じる。
「不況の影響で民族差別に走った者による言い掛かり」(鵜飼哲 一橋大学教授)であるわけがない。
悪さをする者に処罰権限を持つ者が取り締まりを差し控えれば、法は機能しなくなる。「私刑やむなし」と考える者が出てくるのは当たり前ではないか。
もっとも、一連の事件で在特会が民族差別と受け取られる踏み込んだ発言を繰り返したことは愚かだった。激しい侮辱が含まれていたことは否めない。保守の立場から苦言を呈すると、問題を「ヘイトスピーチ」にした責任は在特会の側にも十分にある。
最高裁決定を評価、世耕氏 ヘイトスピーチで
しかし、繰り返すが問題の本質は民族差別、レイシズムではない。思いつくだけでも、以下の点はもっと考慮されて良い。
1、拉致をはじめとする北鮮の日本敵視政策
2、この手の輩を日本国内に引き入れ、容認、放置した日本政府の罪
3、国交もない国の反日教育機関を「各種学校」として認可し、あろうことか一条校と同等の優遇措置を行って日本の教育機関と見紛うようにしてきた、各教育委員会、知事ら、地方行政の罪
4、50年以上にわたり公園を不法占拠してきた京都朝鮮学園の犯罪(都市公園法違反に問われたが10万円の罰金。在特会に下された賠償額とのバランスは適当か?)
5、不法占拠に対し十分な時間があったのに、真剣な問題解決への努力を怠った京都市の罪
6、在特会に1,200万円超という破格の賠償金を負わせた司法の判断
京都朝鮮学校公園占用抗議事件
12月14日には、最高裁判事の国民審査もある。
今回の判決の裁判長は、山崎敏充
最高裁裁判官の国民審査も告示 2014/12/2
もう一つの投票 備えておこう「最高裁国民審査」 2014/12/9
罷免の制度も実効性を持つよう改正を望む。事実上罷免できないのでは意味がない。手続きだけ残ると、罷免の制度はあるという言い訳だけを残すことになり、裁判官は畏れることなく恣意的な判決を連発するようになる。すでに現在そういう状況になっている。
今後、日本の国益を損なうという真意を隠して帰化した最高裁判事が誕生する(既にそうなっているのかもしれない)。国内司法の場から判例の形で日本社会を締め付けるという事態が避けられない。
「毅然とした態度を歓迎」=最高裁決定受け朝鮮学園側―京都
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・・・京都朝鮮学園は10日、「在日朝鮮人の民族教育の実践と、そこで学ぶ子どもたちの安全を守ろうとする日本司法の毅然(きぜん)とした態度の表れとして歓迎する」とのコメントを発表した。
学園側弁護団の冨増四季弁護士は「同種の差別事案に対して先例として影響を与えていく決定だ」と評価した。
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参考まで
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5659.html