『8月15日に靖国神社に参拝しなかった安倍晋三に抗議する』への反論に答える | 広島から 中国総領事館 誘致に待ったをかける

広島から 中国総領事館 誘致に待ったをかける

広島に県、市、県議会、市議会、経済団体を挙げ、中国総領事館を誘致する計画があります。
経済にばかり走り、国家安全保障を考えない誘致計画に警鐘を鳴らします。

『8月15日に靖国神社に参拝しなかった安倍晋三に抗議する』の記事に対し反論が提起され、以下のように回答した。

反論1
総理は「私費で」15日に「玉串奉納」をなさっています。形式としてはこれでほぼ参拝したのと同じです。

●回答
国を代表して初めて意味があるのだから、あえて申しあげれば、どこまでも公的参拝でなければならないのです。

「私」であれば一般国民と同じで、皆、その心に決めた通りに参拝すれば良いことです。また国民の私的参拝が支那・韓国の指弾を浴びることはありません。


反論2
8月15日は靖国神社にとっては特に行事があるわけでもない普通の日なんだし。



●回答
あなたは、タイ元首相のククリット・プラモードが述べた言葉をどのように評価しますか?



「日本のおかげでアジア諸国はすべて独立した。日本というお母さんは、難産して母体を損なったが、生まれた子供はすくすくと育っている。今日、東南アジアの諸国民が、米英と対等に話ができるのは、いったい誰のおかげであるのか。それは身を殺して仁をなした日本というお母さんがあったためである。12月8日は、我々にこの重大な思想を示してくれたお母さんが、一身を賭して重大決意をされた日である。

更に8月15日は、我々の大切なお母さんが病の床に伏した日である。
我々はこの2つの日を忘れてはならない。



8月15日がタイ人にとって忘れてはならない日であるとすれば、日本人にとっては、それにもまして特別な日なのではないですか。




昨年、例大祭では8月15日の代わりにならない旨、軽く反論してありますので是非読んで感想を聞かせてください。



8月15日に安倍晋三は必ず靖国神社に参拝しなければならない 補遺


コメント欄も読んでみてください。青山繁晴が誤った言説を流布しましたので指摘してあります。それにしてもあなたと同じようなことを言っているのですが、あなたが青山繁晴に教えてあげたことですか?


反論3
靖国は「神社」なんですよ。今は国家の手を離れた一つの神社として存在している。事実として現在の靖国神社は一宗教法人の格でしょうに。国家の管理下に置かれてはおりません。

●回答
違います。



あなたはどこまでも形式的なことしか述べていません。例大祭についても。神社の“所属”についても。


上坂冬子の言を借りれば、

国民が国のために命を捨てれば、国家はその霊を神として靖国神社に祀るというのが、いわば当時の国家と国民との約束事であり、遺族は血縁者が靖国に祀られることによって1つの命の終焉を納得した」。(『戦争を知らない人のための靖国問題』)



神社のご祭神と国家の間に約束があったことが、靖国神社を他のどの神社とも違う特異な立場に置いているのです。

日本という国はかつて、彼らに死地に赴くよう仕向け、彼らはそれに応えて国を護った結果として英霊になられたのです。総理大臣は国家の責任者としてその約束を引き継いでいる者です。


反論3
靖国参拝は政治や外交のカードに本来使われてはいけない

●回答
靖国参拝を外交カードにしているのは、安倍自身です。



日支首脳会談開催のために配慮して「行かない」などというのは、英霊不在の外交カード以外の何ものでもない。だから、行ったり行かなかったりしないで、外交上の予定とは関係なく、行くべき日に毎年行けと言っています。



淡々と参拝するだけ。コメントも不要です。総理大臣が靖国参拝時に出すコメントはこれまで、いつも彼の国々におもねるものばかり。特アに向けたコメントばかりでした。「不戦の誓い」などというのもその類いです。


8月15日に行かないことを外交カードにしているのは、安倍自身なんですよ。



これとは別に、
「安倍が色々やらかすモノで、「保守と聞いたら詐欺師と疑え」が座右の銘となってしまった。それだけに健康な感性、ノ-マルなモノの考え方には憧れます。安倍はもう靖国参拝スンナよ」
というご意見をくださった方があり、思うところを次のようにお伝えした。

●返信
最近保守層が、安倍支持・不支持を巡って分断されていますが、ぼくはこう考えます。



総理大臣にしても国会議員にしても相対的なものです。そしてまた、国民にとってはただの道具です。他に良いものがあれば取り替えますが、多少使い勝手が悪くても、代わりがなければそれを認めて使うしかない、それ以上の思い入れは不要です。思い入れれば目が曇るからです。

だから政策ごと、是々非々で賛否を表明するようにし、注文をつけ、直らなかったり、他に良いものが出てくるのであれば、交換時期が来たということで交代させるだけのことです。



また、一時期、青木直人が「安倍ちゃんおまかせ定食」という言い方をしていましたが、これも的を外しています。

直接民主制であろうと間接民主制であろうと、だれかを自分の代わりに選ぶということであれば、政策ごとに政治家を選ぶわけにはいかないのだから、すべて例外なく「おまかせ定食」になります。安倍だけが「おまかせ定食」を提供していたわけではありません。

これは政治が、また選挙が持つ所与の条件であり、だれも逃れられません。

よって、安倍を含め誰かが政策を掲げる時、気に入った政策も気に入らない政策も両方混じるのが当たり前なのであり、有権者はそれを予め理解の上で引き受けなければなりません。



いかがでしょうか?