組織変革成功講座

多くの社長さんがこう思っています。

 

「社員を幸せにしたい」と。

 

社員さんは社員さんでこう思っています。

 

「もっと働く喜びを感じたい」と。

 

社員さんが働くことに幸せを感じ、

喜びを感じるには何が必要なのでしょう?

 

私は、こう考えています。

(これはChatGPTの答えにはありません)

 

「自分の考えたことや自分のアイデアを表に出せて、

その発想・アイデアを具現化する」

 

これができると人は「働くことに幸せ」を

感じると考えています。

 

そして、その具現化されたことで、

誰か(特に企業で言えば“お客様”)が

喜んでくれているのが分かり、

 

組織としての成果(例えば売上や利益)に

つながったことが分かると、

それが「働く喜び」になるのだろうと思います。

 

「発想」⇒「具現化」⇒「人の喜び」⇒「成果」

 

これが揃うと幸せを感じ、

喜びを感じると思うのです。

 

しかし、この流れに一つ忘れてはいけない

概念があります。

 

 

それは、

 

「自由」。

 

どれだけ自分のアイデアを出せていても、

それが他者からの強制であっては

幸せではありません。

 

どれだけ具現化していても、

それが制度で強制されたものではNGです。

 

そこにはやらされ感があるだけ・・・。

 

「改善のアイデアを毎月必ず1個以上出しなさい」

と言われた瞬間から自由ではなくなる、

と言っても過言ではありません。

 

強制で出したアイデアを強制で具現化したことで、

人が喜んでいれば、働く喜びは感じるかもしれません。

 

しかし、幸せかというと、

それはどうなんでしょうか。

 

 

「自由に自分の考えていることが周りに伝えられ、

自由にその考えたことを具現化できる」、

これが幸せに働けていることだと思うのです。

 

「自由」であること、

これが重要なキーワード。

 

自由であることに幸せを感じるのは、

会社組織だけではなく、

一般社会でも同じですよね。

 

独裁国家の国民が幸せかと言えば、

どうなんでしょう?

 

やはり、自由であることこそが

人間が求める本来の姿

なのではないかと思うのです。

 

人間が本来求める姿が

会社組織の中でも体現できれば幸せなはず。

 

会社組織でも一般社会でも、

「これをしてはダメ、あれもダメ」

と自由を拘束されてしまうと

幸せ感は減少していくでしょう。

 

もちろん、なんでもかんでも「自由」に

できないのは、会社組織も社会生活でも一緒です。

 

組織の中で言えば、

自分に与えられた「責任と権限」の範疇において、

自由に発想でき、自由に行動できる、

これが幸せを感じさせる第一歩だろうと思います。

 

だいたい、離職率が高い会社は、

社員が自由に発言できない、

上司もしくは社長が強権的で、

社員の発言に対しては、何を言っても否定的で、

社員の自由がないって傾向があります。

 

まぁ、私が知る限りの

狭い範疇ではありますが・・・。

 

自由な発想、自由な行動、

そのうえで、人を喜ばせられ、成果に繋がれば、

働く喜びを感じられのだと思います。

 

以下、参考までですが・・・

 

1月26日のテレビ東京「カンブリア宮殿」に

出ていたマミーマートの岩崎 裕文社長も

番組の中でこうおっしゃっていました。

 

小池栄子:「経営者としてよかったなと思う時は?」

 

岩崎社長:「一番は、従業員ですね。

             従業員が、「この会社にいて良かった」

                    とか「仕事が楽しい」だとか、

                    そんな風に言ってくれる時が一番ですね。

                     なかなか簡単ではないですけど。」

 

小池栄子: 「どうやって従業員の気持ちを高めるんですか?」 

 

岩崎社長:「あぁ、これ難しいところですね。

                     あのぉ、一番は結果が出ることなんですよ、実は。

                     結果が出て、自信を持つ、

                     そうすると「また頑張りたい」というのが

                      ありましてですね、

                      僕がなだめすかしているよりも、

                      そっちの方が、よっぽど効いてですね。

                      小売業やっていると、

                      自分がやったことがお客さんに

                      受け入れられて、数字が上がる、

                      これが喜びなんですよね。

                      これが一番のやる気の源泉だと思います」

 

同じく昨年12月22日の「カンブリア宮殿」に

出てきたドミノピザの

代表取締役 ジョシュ・キリムニック氏は

こう語っていました。

 

『いつでもだれでもアイデアを出すのは当たり前。

それをスタッフに促すために、

率先して私自身がアイデアを出すようにしています。

時にはダメなアイデアも出しますが、

その姿勢が大事なんです。

 

最近では、みんなでどんどんアイデアを

出すようになりました。

 

こうやってアイデアが出るときが、

実は会社が成長するときなんです。』

 

『皆が持っているアイデアを形にしたら、

注文が8倍以上に増えたんです。

 

自分が「ドミノを変えた」という経験をして、

みんな喜んでいました。

 

私がやったことは、彼らの「できない」という

思い込みをなくしただけです。』

 

 

自由に発想でき、自由に発言でき、

自由にアイデアを具現化できる、

 

これが幸せの源泉。

 

そして、

 

それによって他者を喜ばせ、成果につなげる、

 

これが働く喜びの源泉であり、

やる気の源泉

 

だろうと思うのです。

大手回転ずしチェーン スシローでの

客によるネットテロ動画が

世間の批判を浴びています。

 

スシローの岐阜正木店で、

金髪の男子高校生がしょう油の注ぎ口や

湯呑のコップを舐めまわし、元の場所に戻す、

 

舐めた指をレーンに乗ったすしネタに

擦り付ける等の問題行動の動画が

SNS上にアップされていました。

 

 

スシローでは、

この金髪高校生とその親の謝罪を受けつつも、

刑事・民事の両面から厳しく対処していくと

声明を出しています。

 

 

今回のメルマガでは、

この事件を深く掘り下げて、

というようなことではなく・・・

 

ダウンタウンの松本人志さんの

この事件に対するコメントから

論理的思考をするためのヒントを

お伝えしたいと思います。

 

 

今回お伝えすることを

実践していただければ、

仕事の質を高められる発想法が

できるようになります!

 

 

フジテレビ系列で日曜日のお昼に

放映されている「ワイドナショー」という

番組があります。

 

東野幸治さんが司会を務め、

松本人志さん等著名人が

色々な出来事にコメントをするという

バラエティー番組。

 

2月5日(日)の放送では、

「スシローペロペロ事件」が取り上げられ、

松本人志さんが以下のような

発言をされていました。

 

 

「イタズラがなんだろうか、

SNSに追い付いてないというか。

 

動画撮った時点でイタズラで済まない、

ということを、どう教えてあげたらいいのかなぁ、

と思いますし・・・

 

で、バカだなぁと思うのは、

 

醤油ペロペロしてる奴、

お前のその醤油も誰かがペロペロしてたかもしれん

ということも考えろよと

 

 

こういうコメントが瞬時に言えるのが、

お笑い芸人としての松本人志さんの強みですよね。

 

「なるほどなぁ。面白いこと言うなぁ」

と思うと同時に、

「どうしてこういう発想ができるんだろう」

と思うわけです。

 

人がしないような発想ができる、

これ、「仕事のできる人」ですよね

 

お笑い芸人であれば、笑いが取れますし、

ビジネスマンであれば、人が考えないアイデアを

創造することができるわけですから。

 

問題は、こうした人にない視点での発想を

どうしたらできるのかってことです。

 

センスの問題にするわけにはいきません。

 

どうしたらいいのか?

 

それは、常に対義語(反対言葉)を使って、

考える癖を付ける、ということです。

 

例えば、この松本人志さんの発言で

言うとこうなります。

 

多くの人は、

「この金髪少年は加害者であり、

回転ずしに行く自分は被害者」

と発想するでしょう。

 

また、

「こんな迷惑行為をするバカがいるとしたら、

もう回転ずしには行きたくない」

と考えるでしょう。

 

 

事実、SNS上では、

『当分回転ずしには行きたくなくなった』

『気持ちが悪いし、不愉快』

とのコメントが当然のように上がっています。

 

私自身もあの動画以降、

1週間に1度は行っていたかっぱ寿司に

一度も行っていないのです(^_^;)

 

一般の人が、「少年=加害者」と考えていたとしたら、

その対義語(反対言葉)を思い浮かべる。

 

「加害者」の対義語は「被害者」。

 

少年が被害者ということで発想したら・・・

 

もしくは、「ペロペロの後」のことを

多くの人が考えているとしたら、

「ペロペロの前」のことを考える・・・

 

こんな感じです。

 

常に人と反対の方向から考える。

 

例えば、営業会議の場で、誰かが

「売上を上げるために訪問件数を増やそう」

と言っていたら、対義語(反対言葉)を思い浮かべ、

こう発想する。

 

「『訪問件数、すなわち量を増やす』と

○○さんは考えているんだな。

量の対義語は質。

『売上を上げるために商談の質を高める』

という方法からも考えてみよう」

 

 

他の人が「短期的」なことばかり考えていたら、

自分は「長期的」な視点で発想する。

 

他の人が「ミクロ」的な発想をしていたら、

自分は「マクロ」の視点で発想してみる。

 

「インプット」に対して「アウトプット」、

「過去」に対して「未来」、

「保守的」に対して「革新的」、

「製造」に対して「販売」、

「論理的」に対して「閃き」、

「権利(権限)」に対して「義務(責任)」

等々・・・

 

 

論理的思考の一つの要素として、

MECE(ミーシーもしくはミッシー)で

考えるというのがあります。

 

MECEとは、

Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive

の頭文字をとったもので、

日本語にすると

「モレなく、ダブりなく」となります。

 

「モレなく、ダブりなく」多方向から考える。

 

もちろん、対義語だけを考えていれば、

常にMECEになるかと言えば、

そうではありません。

 

三方向、四方向から考える場合もありますから。

 

が、まず「モレなく、ダブりなく」、

考えるための一つの発想法として、

対義語で考えるといいでしょう。
 

 

仕事において意識していただけると、

今までと違った発想ができ、

今までと違った成果につながります。

 

 

追伸:

この迷惑動画がアップされた直後、

スシローの株価は大幅に低下しました。

 

1月29日に迷惑動画がアップされ、

その時点で3,055円あった株価が、

1月31日には2,850円に下がっています。

 

その後、2月1日には、2,972円に戻し、

2月8日の時点では、3,330円に高まっています。

 

これに対して、ホリエモンこと堀江貴文氏は

こうコメントしています。

 

「絶対に今回のネットテロ動画を許してはダメ。

 

なぜなら、犯罪組織・反社会的組織の

資金源になりうるから。

 

犯罪組織が、

こうしたバカな高校生に目を付けて、

 

『飲食店に行って、ペロペロしてこい、

それを動画で撮って、SNSにアップしろ。

そうしたら5万円やる』

 

とそそのかす。

 

そうすると、『ラッキー』と思って

本当にやってしまうバカが一定数いる。

 

そのバカを利用して、

上場している飲食チェーン店の

株価を操作することもできてしまう。

 

株価が下がることが分かっていれば、

空売り・買戻しをして、

大儲けすることが可能になる。

 

だから、今回のスシローが

親子の謝罪は受けつつも、

毅然とした態度で、

民事・刑事両面から

対処するというのは正しい」

 

松本人志さんもすごいなぁと思いますが、

堀江さんもやっぱり頭いいなぁと思うわけです。

 

こんな発想よくできるなと。

 

 

ペロペロ事件で一般の人は

「不快」を感じている、

として・・・

 

「不快」の対義語は「快」

 

「快」を感じている人がいるとしたら・・・

 

というように考えていけば、

堀江さんのように空売り・買戻しで

儲けた奴がいる、という発想が

出てくるのかもしれません。

 

ちょっとこじつけっぽいですかね。

 

「上司は部下の話をしっかり聴こう」

「社員のアイデアを引き出そう」

 

よく言われることです。

 

しかし、これがなかなか難しい。

 

そう感じている管理者の方は

多いのではないでしょうか?

 

今回は、 

「部下の話を聴くために必要なこととは?」

 ということをお伝えしたいと思います。

 

反復や共感といった

傾聴のスキルだけでは足りません。

 

では、何が必要なのか?

 

その話をする前に、

一つご紹介したいものがあります。

 

1月23日(月)からの日本経済新聞で

「カイシャの未来 目覚めるシャインたち」

と題した特集記事が組まれています。

 

これが、めちゃくちゃ面白い!

 

「会社の未来は『社員一人ひとりの個の力』

に掛かっている。

社員の目覚めを促し、知恵を束ね、

社会に資する価値を生みだすことで、

会社の未来が拓ける」

 

というコンセプトの記事

 

月曜日から続いて、

現時点(1月26日)で4回掲載されていますが、

 

毎回、

 

「なるほどなぁ、働く人たちの意識は

変わってきているわけで、

 

会社がその変化に対応できないと

生き残れない時代になったんだな」

 

と改めて感じさせられています。

 

 

まず、この記事の1回目(1月23日)では、

いい職場と悪い職場の違いについての話がありました。

 

いい職場、悪い職場の違いは何か?

 

日経新聞社がオープンワークの協力を得て

ネット上の1400万件の社員口コミを分析。

 

約3400社の上場企業のうち、

評点上位5%と下位5%を抽出した結果、

 

上位5%の企業の口コミで出てくるワードの

第1位は「共感」

 

その他、「フラット」、「自由闊達」、「バリュー」、

「前向き」、「ミッション」、「オープン」、

「メンバー」、「さん付け」、「徹底」等

 

下位5%では、

「ワンマン」、「イエスマン」等があり、

その他には、

「昭和」、「ノルマ」、「価格」、「疲弊」等

 

「独立採算」なんてのもあります。

 

なお、記事によると、

上位と下位、それぞれの21年度の

純利益合計額を3期前と比べると、

上位が7.7%増、下位がマイナス2.4%

とのこと。

 

あなたの会社では、

いかがでしょう?

 

きっと上位5%の会社のワードが

飛び交っていることとは思います。

 

記事の中では、

「いい会社」になるために重要なのは

『第一線の社員のアイデアを活かすこと』

ということが強調されていました。

 

要は「社員の話を聴こう」ってことですね。

 

記事の中では、

社員の話を聴いて、社員の力を引き出した

積水ハウスの事例が紹介されていました。

 

積水ハウスでは、

 

・何を成し遂げたいか語り合う面談を

 年に5回以上実施し「部下の話を聞き切る」

 風土を醸成

 

・事業案を投稿し、仲間を集める社内アプリの導入

 

等により社員のアイデアを引き出しているとのことです。

 

なお、23年1月期の純利益は過去最高の見込みで、

「生産性は上がっている」と確信していると

書いてあります。

 

以上、特集記事の内容の引用です。

 

で、私、宇井が考える

『上司が部下の話を聴くために必要なこと』

についてお伝えしたいと思います。

 

それは、「聴く側の問題解決力」

だと考えています。

 

 

部下の話を傾聴しよう、そのためには、

「部下の話を繰り返そう(反復のスキル)」、

「共感しよう」

とよく言われます。

 

管理職の方も一度は、

こうしたコミュニケーションスキルを

学んだことがあるのではないでしょうか?

 

しかし、単に社員の声に耳を傾けていれば、

社員の力を引き出せ、

社員が働く喜びを感じて、

組織が強くなるなんてことありません。

 

 

もし、社員の話を聴く上司側に

問題解決力(問題解決支援力)が

なかったらどうなるでしょう?

 

 

上司の立場からすると、

 

「会社が部下の話を聴けっていうから、

聴いてるけど、もう愚痴ばっかりじゃないか。

面倒くさいことも言ってくるし、

話を聞くこと自体が辛いわ」

 

となりかねません。

 

 

部下の立場からすると、

 

「自分の考えをどんどん上司にぶつけていい、

って言うから現場の問題点や自分の意見を

伝えているのに、

上司は聞いているふりだけ。

全然まともに取り合ってくれない。

問題は何も解決しない。

言うだけアホらしくなってきた。

こんなアホな上司の下では働けない。

こんな会社、辞めよう」

 

なんてことにもなりかねません。

 

 

 

上司の聴く力だけでは不十分。

 

上司側の問題解決支援力が必要なのです。

 

部下からの話をしっかりと聞いたうえで、

 

 

「なるほど、その問題であれば、

特に現状把握する必要もないから、

ちょっとしたカイゼンで解決できそうだよね。

どうやって進めていこうか?」

 

「その問題は、再発防止をしなければ

いけないからプロセス改善の手法が必要。

そのときには、対症療法にならないように、

根本的な原因となった個所を見つけてね」

 

「この問題は、ちょっと時間をかけて、

現状をしっかり把握する必要あるね。

現状把握はどう進める?」

 

 

と、いうように部下から挙げられる問題を分類し、

どの問題解決手法が有効かを選択し、

ちゃんと問題解決の筋道が見えるように

支援できなければなりません。

 

もちろん、正しい問題解決の手法を

身につけておくことは大前提になります。

 

それができてこそ、初めて社員の声を聴けるようになるし、

社員一人ひとりの個の力を引き出し、

社員の知恵を束ね、社会に資する価値を生み出せる

組織になれると思うのです。

 

話を聴く側に、この問題解決力があってこそ、

話を聴かれた側は、働く喜びを感じられます。

 

なぜなら、「働く喜び」の一つは、

「自分のアイデアを表に出せて、

仲間と一緒に、そのアイデアを具現化していくこと」

から得られるから

 

自分が考えたことが形になっていく、

って嬉しいですよね。

 

更に、その具現化したことによって、

誰かが喜んでくれている、

その姿を見たときに、本当に仕事の遣り甲斐を

感じるのではないでしょうか?

 

そのためにも、聴く側として

「聴く力」だけではなく、

「問題解決力」が求められるのです。

 

 

 

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『社員の力を束ね、組織を成長させるために・・・』

 

管理者の方が、

「部下の話を聴くことに抵抗がなくなる」、

 

部下の方々が、

「自分のアイデアが具現化できて、

  働く喜びを感じられる」

 

会社が、

「社員の個の力を引き出し、束ね、成長できる」

 

そんなことが実現できるだけの問題解決力を

社員さんに身に付けてもらいませんか?

 

そのための支援をさせていただきます。

 

ご興味のある方は、ぜひご一報ください。

 

(本メールへの返信、もしくは、

 

info@ui-kpc.com

 

「問題解決力向上について聞きたい」

と書いてメールをお送りください。)

 

メールでお話を伺いながら、

何らかのご提案をさせていただきます。

 

ご提案までは費用は掛かりません。

 

 

以下、弊社問題解決支援サービスを

導入されたクライアント企業さんの

管理者の方から頂いたメールです。

 

『今回の課題解決の過程で

おもしろかったのは、

品質管理委員会での

「なぜなぜ分析の評価」の時点から、

部下のT君をはじめ、

委員会の参加者が課題解決に

本気で取り組む雰囲気になったことです。

 

T君は自分が行ったなぜなぜ分析が、

役員から

「○○事故の要因がT君の分析そのまんまだな」と

認められてから、

事故対策の実施と改善に意欲的になりました。

 

自分が行ったなぜなぜ分析が、

作業を熟知した役員から

認められたのがうれしかったのだと思います。

 

また、委員会参加者においては

要因解析が的を射ており、

皆に納得感があったので、

対策に期待する雰囲気となりました。』

 

お気軽にご連絡ください。

 

お待ちしています。

あなたには

どなたかいらっしゃいますか?

 

「推し」のアイドルやキャラクター、

アーティストや、女優さんとか俳優さん。

 

もしくは、なにか「推し」の物ってありますか?

 

ちなみに、お笑い好きの私の「推し」は、

「ジャルジャル」という

お笑いコンビだったりします。

 

YouTubeのコントを見てても本当に面白い!

 

こんな面白いアイデアが

どうして次から次に湧いてくるのか、

不思議で仕方がありません。

 

 

ちなみに「推し」とは・・・

 

Wikipediaによりますと

「主にアイドルや俳優について

用いられる日本語の俗語。

人に薦めたいと思うほど

好感を持っている人物のこと」

とあります。

 

要は「自分の好きな人や物」ってことですね。

 

また自分の「推し」が活躍することを祈り、

「推し」を周りに広めることは、

「推し活」と言われています。

 

57歳の私にとっては、

日ごろ普通に使う言葉ではありませんが、

若者の間では広く浸透しているようです。

 

「推し」という言葉が使われる前は、

どう表現していたでしょう?

 

「ファン」でしょうか。

 

「私は、○○のファンです」

というように。

 

それが、今は、「推し」となって、

 

「○○が私の推しです」

 

というわけです。

 

「○○のファン」

「○○が推し」

 

これ同じことを言っているようですが、

この違いは大きいと思うのです。

 

例えば、

「私は、ジャルジャルのファンです」

「ジャルジャルが私の推しです」

でその違いを考えてみましょう。

 

 

「私はジャルジャルのファンです」

という場合、自己完結型です。

 

ジャルジャルのYouTubeを観て、

テレビでジャルジャルのドキュメント番組を見て、

ライブに行って、

自分一人が楽しんでいれば、

「ファン」として幸せなのです。

 

 

しかし、

「ジャルジャルが私の推しです」となると、

自己完結型ではなくなります。

 

なぜなら「推す」相手が必要だからです。

 

「推し」といった場合、

「伝える」という要素が

含まれるのだろうと思います。

 

今風にいえば、

「Share(シェア)する」

でしょうか。

 

自分の好きな人や物の素晴らしさ、魅力、

好きな理由などを伝える(シェアする)、

これが「推し」と表現されるゆえん

ではないかと思うのです。

 

自分が好きな対象の魅力を

自分だけで味わうのではなく、

人に伝える(シェアする)ことで幸せを感じる。

 

これが「ファン活動」と「推し活」の大きな違い。

 

「ファン」ではなく「推し」となった背景としては、

やはり、SNSの存在なのでしょう。

 

 

人は、もともと自分の好きなことを

他者に分かってほしいという欲求があります。

 

心理学的に言えば「共感欲求」。

 

そこに目を付けたビジネスが

拡がっているようです。

 

自分の好きな対象(推し)の良さを

多くの人(世間)に伝えたい、

(推しの)存在を知ってほしい、

この欲求を満たせるようなビジネス。

 

例えば、

「推し活カフェ」なんて言うのが

出てきています。

 

カラフルなスイーツやドリンクを注文。

そのスイーツやドリンクが届くと

アクリルスタンド(※1)と並べて写真を撮り、

それをInstagram等のSNSに投稿する、

こんなカフェが流行っているらしいのです。

 

ドリンクの容器には「推し」と書いてあります。

 

※1:アクリルスタンド

アイドルやアニメのキャラクターを

アクリルでかたどったもの。

通称アクスタ。

推し活グッズの一つで1,000円前後。

 

こんなものです⇒アクリルスタンド

 

※クリックするときは周りの目に注意してください。

 

矢野経済研究所消費者アンケート調査によると、

推しに使う金額は、

推し活を行っている人一人当たり、

2021年は、6万7,669円だったのが、

2022年には9万3,704円と

上がっているとのことです。

 

自分の好きな人やものを多くの人に伝えたい、

この人やものの素晴らしさを分かってほしい、

共感してほしいという欲求が

強まっているということでしょう。

 

それがSNSという手段を使って

できやすい時代です。

 

こうした世の中の変化・潮流に敏感になることが、

ビジネスの成功の一つの要因かなと思います。

 

そのセンスを磨くためにも、 

「推し活を後押しするビジネスを考える」

なんていうテーマで、会社の中でアイデアを

出し合えると面白いと思うんですが、

いかがでしょう?

 

論理的思考ではなく、閃きでアイデアを出し合う。

 

ブレストしながら、アイデア出しする。

 

例えば、

私が一人ブレインストーミングをして考えたこと・・・

 

飲食店とか美容院なんかであれば、お客様に

「推しの店員さんを見つけてもらって」

それをInstagramで発信してもらう。

 

発信してくれたら何か特典差し上げますとか・・・

(メニューを推すのではなく店員さんを推してもらう)

 

推しカフェがあるのであれば、

「推し○○」で、

例えば、推しに似合う服を選んで、

推しの画像にその服を合わせた写真を撮って、

インスタに投稿できる「推しブティック」

  

推しのアクスタにアクセサリーを合わせて投稿する

「推しアクセサリー店」

 

「推し雑貨店」、「推し化粧品店」等々・・・

 

あかん、発想が貧弱すぎます・・・。

 

やっぱり一人で考えていてはいいアイデア出ません。

アイデア出しは複数がいいですね。

2023年が明けました。

KPCの宇井です。


今年も何卒よろしくお願いいたします。

あなたに、更にお役に立てる情報を
このブログを通してお伝えしていきます。

よろしくお付き合いください。

 

 

唐突ですが、昨年の大晦日のNHK紅白歌合戦は

ご覧になりましたでしょうか?

 

私は、一人で大晦日を過ごしたこともあって、

久しぶりにゆっくり紅白を観て楽しんでました。

 

で、その中で一つ気になることがあったのです。

 

「いや、それは違うだろ!」と思わず、

司会の大泉洋に突っ込んでいました。

 

 

加山雄三さんが

「紅白史上最高齢(85歳)での出演です」

と紹介されていたのです。

 

が、違いますよね!

 

紅白史上最高齢は、加山雄三さんじゃない!

 

紅白史上最高齢は、1989年に出演した

聖飢魔Ⅱ デーモン小暮閣下の10万27歳です!

 

これは、1985年の地球デビュー以来の

聖飢魔Ⅱファンとしては譲れません。

 

と、すみません、くだらないことから

今年はスタートしてしまいました。

 

年末年始は、こんな感じで、

紅白を見たり、あとは長編のビジネス小説を

読んだりしていました。

 

読んだのは、

「もしも徳川家康が総理大臣になったら」

(眞邊明人著 サンマーク出版)という

タイトルの小説。

 

簡単に内容をお伝えすると、

「新型コロナ感染拡大の危機に対して、

AIで創られた歴史上の英傑たちが

政治家として立ち向かう」という内容。

 

小説の全体的な内容はさておき、

ところどころに「なるほど」と思わされる

一節が出てきて勉強になりました。

3つほど紹介させてください。

 

一つ目・・・

財務大臣を務める豊臣秀吉から

全国民に一律50万円の給付金を

10日以内に配布しろと

言われた石田三成のくだりには、

こんな一文が出てきます。

 

『有能な者たちにとって

“難題”は最高の娯楽なのだ。』

 

問題を抱えたときに楽しめるのが

有能な人の証なのか・・・

この一文は心にグサッと刺さりました。

 

今後は問題を抱えても、

「この問題解決を楽しもう」と

無理にでも思って、有能のふりを

しようかと考えております。

 

二つ目は、総理大臣の徳川家康の

コミュニケーションで心がけていること・・・

 

『彼(徳川家康)の口数が少ないのは

今川家の人質時代、

家康の才を見抜き、自ら手ほどきをした

今川家の大軍師・太原雪斎の教えによるもので、

雪斎は、“言葉は人によって解釈が変わるもの。

なるだけ誤解なく事実のみを話すがよい”と

幼き家康に言ってきかせた。」

 

という一節が出てきます。

 

最後、三つ目、

総理大臣である徳川家康が自分の考えを

官房長官の坂本龍馬に語るシーンでは・・・

 

『「大事なのは、何のために何を壊し

何を変えるかを見極めることである。

それが世を治める者のつとめである」

(中略)

“変わること”を目的とする者は多い。

世の中が乱れた時、人生が行き詰った時、

「何かを変えなければならない」と

焦燥感に駆られることがある。

 

それゆえ、“何か”が分からないまま

既存のしくみを“壊す”ことのみを

目的としてしまう。』

 

 

という、一節が出てきます。

 

簡単に言えば、

目的と手段を間違えるな、

ということですね。

 

また、その目的が私利私欲の目的で

あってはいけない。

 

人のため、社会のための目的を明確に描き、

そのために何を変えるべきかを考える。

 

今年一年、常に目的指向で次のことを考え、

仕事に臨もうと小説を読みつつ、

気持ちを新たにしておりました。

 

ということで、今年も張りきっていきましょう!