「さあ。」名を呼ばれた鶴丸は折り鶴に何かを書いている手を止めた。そして立ち上がり、ゆらゆらと審神者の前に歩いて手に持つ折り鶴を渡した。
彼の手に持つ折り鶴を見て少しわからなくて受けていない。「これは?」
「折り鶴だ、あなたが教えたんだ。」彼はため息をついて彼女のオデコを叩いた。「思い出さなくてもいい、無視しないで。」
「あなたたちは消えるんだ、心配しないの?」
「あ、それか、心配することはすでに起こったから、もう何も心配することないよ、今は。」
彼女がまた何もわからない顔をするのを見て、彼が屈んで折り鶴を彼女の手に置いた。「ちゃんと持ってよ、私のことを忘れてもいいけど、これはダメだよ。」
ぼんやりと返事した彼女はまたぼっとした。
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