今日の3題です 月見

三連休のまっただ中です。おうちでのんびり過ごされている方も、お出かけ中の方も、しばし英語表現クイズにお付き合い下さい。

 

「そんな言い方しなくてもいいじゃん」と思える、ちょっと気取った言い方もクイズとして出題させていただいています。

確かにね。学校の教科書や参考書で学んだ別の言い方があればそれで事足りる場面は多いでしょう。

でもこれらは、ネイティブ同士の会話だったら出てくる表現達です。TVドラマを1日1エピソード見る、を日課としてリスニングを鍛えようと日々もがいている私ですが驚きあせる、その表現を知らなければそのまま通り過ぎます。でも知っていたら、「あっひらめき電球」とその場で光ります。「光る瞬間」です。これが積み重なって、いつか字幕無しでも映画やドラマがどんどん理解できるといいな・・・虹

 

Let's begin today's fun quizzes! ニコニコチョキ

 

 

 

 TODAY'S
 

連休中に、映画を見に行ったクラスメート

『ジュラシックワールド・復活の大地』恐竜くんピリピリ

 

「映画館で思いがけない人に出会ったよ!誰だと思う?」

 

1)「彼女は他ならぬ、私たちの校長先生だったんだ

She was (  ) (  ) (  ) our principal.

 

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She was (none) (other) (than) our principal.

 

none other than Aで「他ならぬ~で」「誰〔何〕かと思えば~で」と言う意味です。

 

I met our principal at the movie theater. 映画気づき

 

こう言えば言いたいことは伝わりますが、none other than Aを使うと「誰だと思う?びっくりするよ。じゃ~ん!」という感じが出ますよね。

 

物でも使えます。例文を音読してみて下さい。

 

「隠し味は、他でもないチョコレートだったんだ」チョコレート

 

The secret ingredient was none other than chocolate.

 

よくカレーにチョコレートをひとかけら入れるといい、と聞きますが、「へ~、意外!」という反応が期待されるような場面でどうぞカレー気づき

 

もう一つ、no less a person than Aという言い方があります。

 

「彼が他ならぬ大統領だ」

 

He is no less a person than the President. V

 

(=He is the President, no less.)

 

こちらは主に書き言葉で、硬い表現であるようです。

 

では、none other thanがTIMEの記事の中で実際に使われているものを読んでみて下さい。2025年のコンクラーベで第267代ローマ教皇に選ばれたRobert Prevost氏、Leo XIVの記事です。

 

“Right after he became a bishop, we had the tremendous problem of Venezuela,” says Turley, who oversaw the Catholic Church’s response to the 1.5 million asylum seekers accepted into Peru after the Venezuelan economy and civil society began to collapse in 2014. They needed housing, jobs, and medical help. “One of the best bishops to work with in dealing with migrants was none other than Bishop Robert Prevost,” says Turley.

 

-“TIME”(2025, July 28) “Making Pope Leo” by Belinda Luscombe/Chicago

 

「移民を扱うことにおいて共に働いていて最も良かった司教の1人こそが、他ならぬロバート・プレボスト司教だった」

 

では、次のクイズに行きましょう。

 

旅行で訪れた海辺の町。海岸を散歩したら、ビーチはきちんと整備されて美しい波

ホテルに戻ってフロントの方に

「浜辺がとてもきれいですね」というと、こんな返事がきました。

 

2)「いつもそうだったわけではないんですよ

That wasn’t always ( ) (  ).  

ヒント:「場合」「実情」という単語と定冠詞を入れてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

That wasn’t always (the) (case).  L

 

caseが「実情」という意味で使われている例です。以前にもご紹介した表現ですが、とても便利です。また、日本語に訳した時には必ずしも「実情」のような訳語として現れてきません。

 

いくつか例文を音読してみてください。

 

「彼はいつもそうなんです」凝視

 

That is always the case with him.

 

「今では事情が全く違っている」

 

Such is not the case today.  H

 

「今日のアメリカでよくあるように」アメリカ

 

As is the case in America today,  H

 

「今ではもうそんなことはない」

 

That’s no longer the case.  P

 

先ほどのホテルの方が言いたかったのは、昔はゴミが散乱してよい環境ではなかったが、「きれいな海を取り戻そう」とごみ拾いキャンペーンなどが行われた結果きれいになったのですよ、ということでしょう。

 

And finally, this is the case today! ニコニコ花

 

「そしてついに、これが今の姿です」ってことですね。

 

「実情」のthe caseは味方につけておくと、会話でいっぱい使えますよ。

 

では、最後の問題に行きましょう。頑張ってください。

 

あるものが好き、嫌いというのは誰でも持つ感情ですが、特にその「嫌い」が高じると物の見方を邪魔することもあるのでは…?

「〇〇テレビはきらい」プンプン

「〇〇新聞は政治的に偏ってるから読まない」むかつき

「漫画読むのは時間の浪費」ムキー

こういうのがあまりたくさんある人は、うれしくないレッテルを貼られますよ。

 

3)「彼は視野が狭い」

He has a typical (  ) (  ). 

ヒント:新幹線これが山を通るときに通過する場所、と「視野」と言ってください。

 

 

 


 

 

 

 

He has a typical (tunnel) (vision). H

 

答えはhave a tunnel visionで「視野が狭い」です。ここでは病気の事ではなくて、比ゆ的に使われる「考え方の狭さ」です。

 

トンネルの中は暗くて、出口の明かり以外何も見えません。このように、周りが見えなくなってしまっていることを比ゆ的に表現しています。

 

他の表現で「視野が狭い」を2つご紹介します。

 

He is short-sighted.

 

「近眼だ」→目先しか見ていない

 

He is narrow-minded.

 

「心が狭い」→偏見があったり、考え方の幅が狭いこと

 

これらのどれもうれしくないレッテルですので、自分では貼られたくないですね凝視

 

 

mnemonic

 

第1問の問題でprincipal「校長先生」が出てきました。これと非常に似た単語で、principle「原則」がありますね。

 

実はこの2つの単語はネイティブにとっても混乱しやすいものなのです。

そこで、間違えないようにmnemonic(ネニック、またはニューニックのような発音)があります。「覚え歌」みたいなものです。

 

Principal is your pal.  (校長先生は友達だ=palだ)

 

こうして覚えると-palが最後につく方が「校長先生」だとわかります。グッド!合格

 

 

I before E except after C.

 

こんな覚え歌もあります。英語のスペルで-ieなのか-eiなのかを覚えるためのもので、

 

friend, believe, die, fierce

 

確かに、これらの単語は「IがEよりも先」に来ていますね。そして、「Cの後ろに来るときは除いて」とあるように、

 

receive,  ceiling, deceive

 

このように、Cの次にiとeが「ei」のように逆になっているというのです。

 

しかし、これらは簡単にひっくり返るのでして、

 

species,  science, receive

 

これらはCの後ろであっても「IがEより先」に来てしまっている例です。

 

100%の覚え歌はなかなか難しいようですショボーンあせる