今日の3題です。
4月のうちはまだ生徒達は(比較的)お行儀がよい。こちらも最初だから色々手加減するし、笑顔も多い![]()
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でもそろそろ・・・馴れ合ってくると授業がチャイムと同時に始まることが難しくなったりしませんか?
私はそれに備えて、毎時間授業の初めには5分で解ける小テストをします。次のテスト範囲から文法問題を10題ずつ。生徒達がうろついていようが、おしゃべりしていようが、とにかくテスト用紙を配布して
"Five minutes! Time starts now!"![]()
こう言うと、なぜかうちの生徒達はそそくさと自分の席に戻って解答を始めるのです。お受験をくぐり抜けてきた彼ら。「問題用紙がある」→「解く」、このようにインプットされているのではないかと思ってしまいます・・・![]()
では、私たちも「英語のクイズがある」→「解く」!さあ、お楽しみ下さい。
Let's have fun together! ![]()
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サッカー部に所属しているKevin。![]()
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練習頑張っていますね。チームもこの地区では強豪と呼ばれていますよ。
「明日は強化試合があるんだけど、まあ楽勝だね。相手弱いから、オレがハットトリック決めて5-0くらいで勝ちたいな~」![]()
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ところが、スポーツの試合はわかりません。0-5で負けてしまったとか![]()
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1) 「ケビンはあまりに偉そうにしていたので、恥をかいた」
Because Kevin behaved so arrogantly, he now had ( ) ( ) ( ) ( ).
ヒント:「彼の顔に卵」と言って下さい![]()
Because Kevin behaved so arrogantly, he now had (egg) (on) (his) (face).
have egg on one's faceは文字通りには「顔に卵を持つ」=「顔の上に卵がついている」なのですが、これで「大恥をかく」「面目丸つぶれ」という意味です。
例文を音読してみて下さい。
I laughted at my friend for bringing an umbrella on a sunny morning, and then it started pouring in the afternoon. Now I have egg on my face.
「晴れた朝に傘を持ってきた友達を笑ったのに、午後になって土砂降りになった。今、私は面目丸つぶれだ」![]()
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この「顔に卵」の由来には2つの説があるそうです。
1つ目は、昔のコメディの舞台で、お客さんを笑わせるために観客席から俳優に向かって卵を投げつけるというギャグがあり、そこから来ているという説。顔に卵がついてみっともない姿になるから、恥ずかしい。
もう一つは、舞台上のつまらない演技をする役者に向かって、観客が怒って卵を投げつけたのだという説。これは演技が下手な証拠になって、やはり恥ずかしい。
いずれにしましても、この"egg-flation"とも言える卵のお高い時代。やめておいた方がよろしいかと思ってしまいます・・・
では次の問題です。
そのKevinのサッカーチームの主力メンバーのBenが練習中にケガをしてしばらく休んでいました![]()
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治療とリハビリでダイブ良くなったとか![]()
2)「ベンは来週には回復するでしょう」
Ben should be ( ) ( ) ( ) ( ) next week.
ヒント:「彼の両足の上に戻る」が直訳です![]()
Ben should be (back) (on) (his) (feet) next week. W
back on one's feetは「回復する」「立ち直る」という意味です。このように病気やケガが治って復帰すると言う意味の他に、経済や経営の立て直し、気持ちの上での立ち直り、についても使う事ができる表現です。
例文を音読してみて下さい。これはジーニアス英和大辞典からです。
Our prime concern is getting the economy back on its feet.
「我々の主な関心事は経済を立ち直らせることだ」
では、最後の問題です。頑張って下さい。
『アメリカングラフィティ』、なる映画がありました。観たことはないのですが、この言葉は色々なところで聞いて「グラフィティって何だ?」と思っていた記憶があります![]()
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Grafittiはイタリア語。単数がgraffitoその複数形がgraffitiで意味は「落書き」です。おしゃれな言葉に聞こえますが、街にあふれるgrafittiは決して褒められたものではありません!
これを消して回らなくてはならない市の職員の身にもなってみなさい!税金だって使われているんですよ!![]()
3)「アメリカの都市も落書きに対して同様の戦いをしている」
American cities are ( ) similar ( ) against graffiti. M
ヒント:最初の単語はw-始まりの「<戦争・闘争など>を行う」という動詞です。
American cities are (waging) similar (war) against graffiti. M
wage war against ~は「~に対して戦争を遂行する」ですが、比喩的な表現の中で使われるのをよく見る言い方です。実際のニュースに出てくるような国と国の戦争で使う場合は、go to war with ~やbe at war with ~の方が自然なようです。
では、その比喩的な表現の例文を音読してみて下さい。
The local government is waging war against drugs.![]()
「地方自治体は麻薬との戦いを進めている」
First Encounter
このクイズの元になっている「ちびノート」は、私が中学3年生の頃からNHKのラジオ講座を聴いては「今日の表現」などをメモしてきたものです。
それと平行して「単語ノート」なるものも作ってきました。こちらは単語やイディオムを書き出したものです。「ちびノート」にはAから始まって名前がついているのですが、「単語ノート」には名前がないので、15冊くらいあるもののどれがどれより古いか、がよくわかりません。
それらを引っ張り出してきては、今でもノロノロしたペースで復習をしておりますが、そんな中で「おお!ここで初めてこの単語に出会ったのか!」と感動することがあります![]()
今回はこんなメモを見つけました。
A.I.=artificial intelligence ![]()
「人工知能」
こう書かれているだけです。
今ではこのacronym(頭字語)はAIとピリオドのない形で書かれますね。
その何年か後、こんなにもAIが社会に浸透してくるとは、この最初のメモを書いた当時の私は当然知るよしもありません。では、いつ頃このメモをかいたのでしょうか?
このメモの辺りに書かれていた時代を表しそうな単語を並べてみます。
TRON=The Real Operating Nucleus万国共通の設計恩恵(コンピューター)
1984年から
global oil glut 世界的石油のだぶつき
1980年代の第2次オイルショック後
Post and Telecommunication Ministry郵政省
2001年まではこの名前だった
the Union of Soviet Socialist Republics ソビエト社会主義共和国連邦
1991年ソ連の崩壊。
PLO=the Palestine LIberation Organization パレスチナ解放機構
1964年に結成され、1980年代まで武力闘争
ということは、私が初めてArtificial Intelligence=A.I.と出会ったのは1980年代のおそらく中頃ですね。
もう使われなくなった単語をまだ復習し続けても意味がないでしょうか?いやいや、古い文献や記事を読む機会もある以上、まったく無駄とは言いたくない。どの単語も、それぞれの時代を作ってきた大事な要素だと思っています![]()
