今日の3題です。

このあたりからが、一年で一番昼間が短い1ヶ月間。毎日毎日なんだか追いかけられているような気分になりますね。のんびり仕事なんかしていると、あっというまに外は真っ暗です星空

 

こんな時季は、早めに帰ってゆっくり温かい煮込み料理などを作るのがよいでしょうか。鍋 風邪が流行る季節でもありますから、無理は禁物ですねにっこり

 

では、今日も暖かくして英語表現クイズをお楽しみ下さい。

 

Here we go! ニコニコ虹

 

 

 TODAY'S
 

連立政権。比較的小さな政党でも、この手を使えば政権与党になれますね。

 

1)「A党はB党のおかげで、長いこと政権与党にいた

A Party was in power for a long time on B Party's (    ).

ヒント:何かの「上」に乗っかっています。「燕尾服の上着のすそ」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

A Party was in power for a long time on B Party's (coattails). M

 

政党名をご自分で入れ替えると、日本の政治について話ができるかと思いますニヤリ

 

on one's coattailsで「~に便乗して」「~の助けを借りて」「~の人気をあてにして」などとして使われます。

フォーマルな場で男性が着る洋服である燕尾服。ツバメくん達の尾っぽのように2つに別れた長い裾。とは言っても、さすがに引きずるほど長いわけではないです。

ですから、このonは物理的にその上に乗る、と言うより、その長く伸びた裾をつかんで一緒に引っ張られていく感じです。

 

では、例文を2つ音読してみて下さい。

 

「彼は大統領の人気にあやかって当選した]

 

He was elected on the president's coattails."

 

「M&Bはネルソンのおかげでここまで来られた」

 

M&B came in on Nelson’s coattails.  M

 

2つめの例文はNHKラジオ実践ビジネス英語のテキストからです。この時期はビジネスの舞台がM&Bという会社でした。懐かしいです。

 

では、次の問題に行きましょう。

 

一緒に仕事をしている先生達。関西出身の先生の中には、もうず~っと関西弁でgo!している方もいらっしゃいますし、関西弁は使わない方もいらっしゃいますね。

しかし!そういう方でも、本気で怒ると関西弁になるらしい・・・ムキーハッピリピリ

 

2)「激怒したときに使った関西弁で彼女の出身地がわかった

The Kansai dialect she used when she blew up (  ) her (  ) !

ヒント:「<物を>ただでやる」と言う意味もあるセットフレーズです。

 

 

 

 

 

 

 

 

The Kansai dialect she used when she blew up (gave) her (away) !

 

答えはgive awayで、「秘密をばらす」「隠していたことをうっかり明かす」です。

give oneself awayという形になることもあり、日本語で言う「馬脚を現す」です。

 

では、例文を音読してみて下さい。

 

「彼女は大丈夫と言ったが、その緊張した笑顔で緊張していることがばれた」驚きあせる

 

She said she was OK, but her nervous smile gave her away.

 

「ふぞろいな陰がその写真が改竄されたものだと物語っていた」

 

The uneven shadows gave away the fact that the photo was doctored.  W

 

下の例文は杉田敏先生の「現代ビジネス英語」からです。放送はされていないのですが、年に4回テキストが音声付きで発行されています。

 

また、このgive awayは2024年の入試で慶応、早稲田のどちらにも出題がありました。熟語集には載っていないセットフレーズです。受験生諸君は、ここで覚えておきましょうにっこり飛び出すハート

 

では、最後の問題です。

 

今度の休みはうまくくっつけると7連休だ!と言うようなとき。

それでも課の中で誰かが残っていなくては、ってことありますよね。有給を取りたい平日というのが、ちょうど真ん中に君臨している・・・びっくり

 

「7連休取れたら、ずっと行きたかった自転車で四国を回るっていうのやりたいな自転車

 

なんて言ってた友人。

彼はいつも他の人の都合を優先して、自分は損な役回りを引き受けてしまうようなヤツなのです・・・。

今回も、後輩が寄ってきたと思ったら、

「私どうしてもここで有給取りたいんです~!代わりにこの日は先輩が出てもらえますか?」

 

友よ!今回ばかりはNO!と言いなさい。NOと!物申すハッなぜならば・・・

 

3)「優しい人は損をするよ

ヒント:英単語4語です。直訳は「いいヤツ達は最後に終わる」です。

 

image

 

 

 

 

 

 

Nice guys finish last.  R

 

finish lastは最後にゴールすると言う意味です。

これは、「いい子ぶっていては勝負に勝てない」とNHKラジオ実践ビジネス英語では訳されていました。「正直者はばかを見る」と似たような意味です。

 

このまま丸ごと覚えて使って下さい。アメリカの野球界から生まれた言葉だそうです。

「お人好しは損をするよ」「優しいだけじゃ勝てないよ」という場面で使われます。

 

Green Day というアメリカのロックバンドにもNice Guys Finish Lastという歌があり、成功のために手段を選ばないような人々が成功していくことを皮肉っている歌です音譜

 

でもね。

 

He who laughs last laughs best.(最後に笑う者が最もよく笑う)

 

こんな諺もあります。世の中捨てたもんじゃないのかもしれないですよ・・・!?(と願いたい)

 

いつも他の人においしい所での休暇を譲ってあげている彼。そういう所を見ている人がきっといますよニコニコラブラブfinish lastしたら、laugh best!してくださいね。

 

 

身につけるものドレス

 

on one's coattailsでは、誰かの燕尾服の裾にしっかりと捉まって成功へと導かれて行きました。

このように、身につける物が入ったセットフレーズをいくつかクイズ形式でご紹介します。どんな衣類が入るか、考えてみて下さい。

 

1) My new boss gets mad at the drop of a (h-     ).ハット

 

「新しい上司は、すぐ怒る人だ」

 

2) She can afford to study abroad as her parents have deep (p-   ).

 

「両親に財力があるから、彼女は海外留学ができるんだね」

 

ヒント:ジャケットなどについていてハンカチとかいれます。

 

3) One bomb is still missing. Go find it! We should not wait for the other (s-    ) to drop.

 

「まだ発見されていない爆弾が一つある。探せ!次の事件が起こるのを待っていてはいけない」スニーカー

 

4) The pair of pants you gave me fits like a (g-     )! 

 

「君が買ってくれたズボン、私にぴったり合うよ」デニム

 

5) He is tied to his mother's (a-      ) strings.

 

 「彼はお母さんの言うなりだ」

 

ヒント:料理するとき、服が汚れないように身につけます。

 

 

では、答え合わせです。

 

1) My new boss gets mad at the drop of a (hat ).ハット

 

「新しい上司は、すぐ怒る人だ」

 

at the drop of a hat 「あっという間に」「立ち所に」「きっかけさえあれば」

昔、陸上競技のスタートの合図が、手に持った帽子が地に着いた時だった事に由来するようです。

 

2) She can afford to study abroad as her parents have deep (pocket  ).

 

deep pocket 「富や財力がある」 

 

「両親に財力があるから、彼女は海外留学ができるんだね」

 

3) One bomb is still missing. Go find it! We should not wait for the other (shoe    ) to drop.

 

wait for the other shoe to drop「続いて起こることを覚悟して待つ」 

 

これは「FBI特別捜査官」というアメリカのTVドラマで実際に聞いた台詞です。(一字一句正確なわけではないですが)

実際にビルの爆破事件が起きてしまったので、片方の靴はもう落っこちたということでしょう。

 

4) The pair of pants you gave me fits like a (glove )! 

 

fit O like a glove「(人に)ピッタリ合う」

 

「君が買ってくれたズボン、私にぴったり合うよ」デニム

 

ズボンでも「手袋のようにピッタリ」というのはちょっと奇妙ですが、イギリスで上流階級の人々が手に吸い付くようにぴたっとはまる手袋を喜んだことから、このセットフレーズが生まれたようです。手袋

 

5) He is tied to his mother's (apron ) strings.

 

 tied to one's mother's apron strings「母親の言うなりだ」

 

「彼はお母さんの言うなりだ」

 

お母さんのエプロンの紐で縛られている、が直訳です。

お父さんの言うなり、は何と言うのでしょうか?今時、お父さんだってご飯を作ってくれるのだから、

He is tied to his father's apron strings.

こういう表現も生まれてくるかもしれませんね。

そして、このmotherのバージョンはは、stereotypical(固定観念化)しているとして廃れていくのでしょう。

 

そう言えば、こんなジョークもあるそうですよ。

 

“He’s still tied to his mother’s apron strings — and she doesn’t even cook.” 😄
(彼はまだ母親のエプロンの紐につながれてる。母親は料理すらしないのにね。)