今日の3題です。
アメリカンドッジボール風チャレンジにお付き合いいただき、ありがとうございます![]()
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さて、いつもこのように冒頭で少しおしゃべりさせていただいてから、
Here we go!
などとして3題出させていただいています。
実はこのHere we go!はNHKラジオ英会話という番組の講師をされていた東後勝明先生が、日本語で始まりの挨拶をされた後、英文スキットに入る前に必ずおっしゃった言葉です。
今もこう言うと、なんだか「さあ、英語の勉強するぞ!」という気になります。
そういう訳で、今日のクイズを・・・
Here we go!![]()
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学校での定期テストには出題範囲というのがあります。
生徒達はそのテスト範囲を一生懸命勉強してテストに臨むのですが、中には必ずこんなこと言う子がいるんですよね・・・
1)「勉強してないから、即興でやるわ」![]()
I didn't study for the test, so I will ( ) ( )!
ヒント:「翼」「それ」と言って下さい![]()
I didn't study for the test, so I will (wing) (it)!
I'll wing it.を丸ごと覚えて使うといいでしょう。準備をしていない、うろ覚えだ、という時に「即興でやる」「アドリブでやる」「ぶっつけ本番でやる」という言い方です。
wingは「翼」という名詞ですが、他動詞の欄に「台詞をうろ覚えで役を演じる」という意味でも載っています。由来はこれですね。
そしてwing itというセットフレーズでは「<米略式>即興で演じる」とあります。シェークスピアの国イギリスで生まれた表現かと思いましたが、ハリウッドだったようです。面白いですね
以前に
I'll play it by ear.
こういう表現もご紹介しております。これも「ぶっつけ本番」という意味ですが、こちらは「臨機応変にその場で考えてやる」で、日本語の「出たとこ勝負」により近いようです。
では、NHKラジオ実践ビジネス英語のテキストからの例文を音読してみて下さい。
「どうしたらいいかわからない場面が来たら、即興でなんとかやります」
If I run into a situation that I’m unsure of, I wing it.
では、次の問題です。
今年は昭和100年とのことで、TVなどでも「なつかしの昭和○○」などという特集番組をよく見ました。
職場などで「昭和だから~」と言うと、「古くても許してね
」みたいに使えることもあって便利ですが、気をつけないと言い訳にならない事もあるんですよね。
同僚が風邪をひいたといって、マスクをして出勤してきました。「熱はないし、大丈夫だよ」と言って仕事をしている彼女に、ある年上のおじさま社員さんが一言
「短いスカート穿いてるから風邪ひいたんだよ。こういう季節はもっと暖かくしておかないと・・・」![]()
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お~っとイエローカードですよ、おじさま。たとえあなたにとってはそれが・・・
2)「彼の忠告は善意から出たものだった」![]()
His advice was ( )-( ).
ヒント:ハイフンでつながった語で、「良く」と「意図された」です。
His advice was (well)-(intended). R
well-intendedで「善意の」「善意で行った」です、辞書には「しばしば不首尾に終わったことを意味する」とありました。「よかれと思って」ということですね。
同じ事をmean wellで言うことができます。
He meant well.
また、逆に「悪意のある」だと、well-の反対でill-intendedとなります。
His ill-intended comment really hurt her.
「彼の悪意のあるコメントが彼女をひどく傷つけた」
若い衆。昭和のおじさん、おばさんたちは、表現の仕方が下手かもしれないけど全てがill-intendedではないのですよ。
Please go easy on us! (お手柔らかにお願いします)![]()
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では、最後の問題です。
様々な業界に、「この人に逆らったら商売できなくなるよ」みたいなカリスマ的な人物がいることがありますね。![]()
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3)「彼は業界で絶大な影響力を持っていて、全てのクライアントは彼の言うなりだ」
He has strong clout in the industry, so he has all his clients ( ) ( ) ( ) ( ) ( ).
ヒント:「手から食べさせる」が直訳です。
He has strong clout in the industry, so he has all his clients (eating) (out) (of) (his) (hand). J
have O eating out of one's handがセットフレーズで「<人>に言うことをきかせる」という意味になります。「~の言うなりだ」と訳されることが多いです。
ここのhaveは学校で<使役動詞>として習ったと思いますが、<have + O + ing>で、「Oに~させる」という意味になります。
また、「完全に魅了して、思った通りにあやつる」もこれです。
The politician had the crowd eating out of his hand with his passionate speech.
「その政治家は情熱的な演説で群衆を完全に引き込んでいた」![]()
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この場合は、日本語の「手のひらで転がす」くらいの意味ですね。
英語で言うと・・・
さて、本日ももう少し頭の体操いかがでしょうか。
「単語ノート」にメモしてあったフレーズです。それぞれ英語にして見て下さい。
1)「世間をあっと言わせる」 set the world (o- ) (f- )![]()
世界に火をつけます。
2) 「物忘れ」 (s- ) (m- )![]()
「高齢者の瞬間」が直訳です。
3) 「隣人と生活水準を争う」(人に負けないと見栄を張る)keep up with (t- ) (J- )
「ジョーンズ家」と言って下さい。![]()
4) 「模擬裁判」(m- ) trial 「模擬試験」 (m- ) exam ![]()
どちらも同じ単語が入ります。「真似する」と言う意味です。
5)「平凡な人生」 (p- ) life「つまらないスピーチ」 (p- ) speech
「歩行者」と言って下さい。![]()
では、答え合わせです。
1)「世間をあっと言わせる」 set the world (on) (fire)
set O on fireは「Oに火をつける」ですが、「~を興奮させる」という意味もあるのですね。
2) 「物忘れ」 (senior) (moment)
「あれ?何だっけ?」と、ど忘れした時に使える表現です。
Oh, I am havnig a senior moment!「ど忘れしちゃった!」
まてよ、もう「senior」みたいな人がこれ言ったら・・・
まあ、やめときましょう![]()
3) 「隣人と生活水準を争う」(人に負けないと見栄を張る)keep up with (the) (Joneses)
英語で「○○家」は「the + 名前(複数形)」です。昔「伊藤家の食卓」という番組がありましたが、
The Dinner Table of the Itos
直訳するとこうなります。
ジョーンズさんという名字がよくあるため、この表現で引き合いに出されているそうです。
4) 「模擬裁判」(mock) trial 「模擬試験」 (mock) exam
「模擬授業」mock class「模擬面接」mock interviewなど、色々使えます。
「模擬実験」にもmock experimentというのが見つかりましたが、辞書では「模擬実験」simulationとありますので、この場合は両方使えそうです。
5)「平凡な人生」 (pedestrian) life「つまらないスピーチ」 (pedestrian) speech
歩行者は平凡なの?と思いましたが、形容詞で「<文体などが>散文調の、平凡な」とありました。
pedestrianのped-が「足」から来ていて、「足で歩く人」はつまり、「乗り物を持たない人」。それで「歩行者」には「平凡な人」という連想があるとか。
現代では乗り物を持っていても
、健康のため歩こう、ってなってますけどね![]()
