今日の3題です。
今日も3つの日本語を英語にしてみてください。
13歳で英語を始めた私は、英語ネイティブと会話をしていても、まず日本語で言いたいことが浮かぶことが多いです。オンライン英会話中、「え~っと、え~っと」と頭の中で何とか言いたいことに近い表現にできないか、言葉を必死で探し回っています![]()
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そんな時に、自分がストックしてあった英語表現がちょうど使えたら嬉しいですね。そういう表現を増やすべく、今日も頑張りましょう![]()
Here we go! ![]()
smombie(スモンビ)という単語、聞いた事はありますか?これもNHKラジオ実践ビジネス英語で習いました。
Smartphone + zombieで「歩きスマホをする人」だそうです。
お友達がsmombie中、危うく自動車にはねられそうになったって![]()
ケガでもしたら大ごとですよ!一言いってやりましょう![]()
1)「歩きスマホをしてはいけないのは、常識だよ!」
It is ( ) ( ) not to use your smartphone while walking down the street.
ヒント:「共通の、ありふれた、普通の」と「センス」です。
It is (common) (sense) not to use your smartphone while walking down the street. Q
「常識」はcommon senseです。
また、「常識だ」という部分を強調したいなら、
It's just plain common sense -- don't walk around staring at your smartphone.
このようにまず「常識です」と言うのも良いでしょう。ここでのplainは「全くの」くらいの意味です。
また、commonの代わりにある動物の名前が入った表現もありますが、ご存じですか?
That's just horse sense. ![]()
「それは当然の常識だ」
「馬の常識」とは面白いですね。
馬は人間の指示なしでも自分の身を守ったり、障害を避けたりする本能的な賢さがあることから、実際的で理にかなった判断力=horse senseが、「常識」の文脈でも使われるのだそうです。
辞書にもhorse sense「(日常的な)常識、俗識」とあります。
では、次の問題です。
次は日本語がそのまま英語にできる例です。
第2次トランプ政権は発足当初から、合成麻薬のフェンタニルがアメリカに流入してくることについて、メキシコ、カナダ、中国を名指しで非難し、それに対して関税をかけるのだと発表していました。
次の問題文はNHKラジオやさしいビジネス英語の時代の例文ですが、特に若者の間でのdrug abuseは、アメリカでは今でも深刻な問題のようです![]()
2)「学校での麻薬問題を根絶しなければならない」
We need to ( ) ( ) the drug problem in our schools.
ヒント:まさに「根っこ」を「引き抜く」です。
We need to (root) (out) the drug problem in our schools. K
root outで「根絶する」「撲滅する」「徹底的に排除する」です。「根っこから除去するように徹底的に排除する」という強い表現ですね。まさに日本語の「根を絶つ」ですから、覚えやすいかと思います。
いくつか例文を音読してみて下さい。
The school is trying to root out bullying once and for all.
「学校はいじめを完全に根絶しようとしている」![]()
The government is determined to root out corruption.
「政府は汚職を根絶する決意だ」![]()
では、最後の問題です。
日本語から訳そうとすると間違えやすいものを一つ。ここは受験勉強でおなじみのmultiple-choice (多肢選択式)クイズで行きましょう。
空所に入れる最も適切な語を①~③から選んで下さい。
3)「次に何が起こるか誰にもわからない」
What will happen next is ( ) guess.
①nobody's ②anybody's ③ everybody's
What will happen next is (anybody’s) guess. Q
答えは②です。私は①と答えて間違えました![]()
anyone's guess
さて3番の選択問題ですが、「誰にもわからない」なのになぜnobodyではないの?
「次に何が起こるか誰にもわからない」は別の言い方をすると
There's no guessing what will happen next.
Nobody can guess what will happen next.
このように主語をNobodyとするものもあります。
何かが予測できない、という時は慣用的にanyone's (anybody's) guessと言う表現が使われます。nobody's guessという言い方ができないわけではないようですが、使わない、非常にまれ、な表現だとのこと。
さらに、英語ネイティブにこれについて質問してみると「anyone's guessは誰もが予測はしてみるが、どれが本当かわからない状態。nobody's guessと言ってしまうと、誰も予測するという行為をしない、という意味になるから論理的に文が成り立たないよ」と言う人もいました。
ですから、「Aは誰にもわからない」と来たら" A is anyone's guess."と覚えるようにしています。
Who will win in this election is anyone's guess.![]()
「この選挙で誰が勝つかは誰にもわからないね」
さて、似たような「うっかり引っかかる日本語と英語の間のギャップ」をもう一つ。
空所に適切な代名詞を入れて下さい。
立命館大学で実際に出題された問題です。
He put up with the greatest hardships that ( ) could imagine.
「彼は誰も想像できないような大きな困難に耐えた」
答えは
He put up with the greatest hardships that (anyone) could imagine.
もう20年以上前でしょうか。この問題を授業でやった後、何人もの生徒から「誰も~ない」なのに何でno-one とかnobodyじゃないの?」と質問を浴びせられました。
ここも、日本語と英語が単純に
このように入れ替えられない所。
nobody could imagineとすると、誰も想像という行為をしようとすらしない。ここでは他と比べて一番大きな困難だと言っているのに、誰もその困難を想像すらしていないなら比べられない。Aさんが想像した大きな困難、Bさんが想像した大きな困難、Cさんが・・・無限に続くその中の「一番大きい困難」。こういうことなんですね。
「誰もが想像しうる中で一番の困難」と和訳すれば少しわかりやすくなるでしょうが、日本語にすると「誰も想像できないような困難」がより自然でしょう。
そんなの嫌だ~!![]()
と叫ぶ生徒もおりますが、とりあえず「読んでわかる」ところから始めて行きましょう![]()
