今日の3題です。

受験や資格試験でリスニングがあり、なんとかリスニング力をつけたいという人は多いですね。私もリスニングが一番苦手でした(今もです
)。
たくさん英語を聞く、というのも大事なのですが、「わかる単語を増やす」「知っている表現を増やす」も一つの方法ですよ。そして、その「わかる単語」というのはリスニングにおいては「自分が正しく発音できる単語」を指すのだと思います。単語でも文章でも、覚える時にはまず「音読」しましょう。
本日の3題も、クイズに答えたら是非、文章全体の音読をお願いします。是非、声に出して。
OK! Let's get it started! ![]()
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科学技術の進歩はめざましく、医療現場における新しい治療法、新薬なども、次々と発表されていますね。しかし、それが本当に現場で使われ始めたり、効果を見せるまでには、実験、データ検証等々長い道のりがあるので・・・
1) 「新薬の有効性ついては、まだ結論がでていない」
The ( ) ( ) ( ) ( ) on the effectiveness of the new treatment. Q
ヒント:「陪審員団はまだ外だ」が直訳です。
The (jury) (is) (still) (out) on the effectiveness of the new treatment. Q
The jury is still out on Aという形でセットフレーズとして覚えましょう。Aについて「まだ結論が出ていない」「まだわからない」「まだ決定していない」という言い方です。
これはアメリカやイギリスの陪審員(jury)制度に基づいた表現です。陪審員は裁判において、証拠や証言を全て聞いた後、評議のために退席します。この状態がThe jury is out.になり、まだその状態だということは「まだ評決(verdict)を下していない」→「まだ結論が出ていない」となります。
ジーニアス大英和辞典の例文では
The jury is (still) out on the case.
「陪審員団はその事件についてまだ結論が出ていない(審議中である)」
このように訳がついています。
NHKラジオ実践ビジネス英語では、以下のように訳してありました。
The jury’s still out on that. Q
「それはまだ何とも言えない」
実際には裁判とは全く関係のない分野でも広く使われており、受験英語でも出ます。
まだ、熟語集などには見られないですが、過去問の長文で一度出会ったことがあります。受験生諸君![]()
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これ、覚えましょうね![]()
では、次に行きましょう。
"Have a good weekend!"
金曜日に退勤する時、外国人社員は必ずこう言いますね。
日本でも最近は、仕事を離れて一人で、家族と、友人とquality time(充実した時間)を過ごしましょうという風潮はできてきているように思います。
そして、週末に楽しい行事があれば仕事も頑張れるのでしょう![]()
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2)「私は週末が楽しみで生きている」
ヒント:「週末のために生きている」このまんまです。
I live for the weekend. Q
live for Aで「Aのために生きている」ですが、Aの部分には自分が生き甲斐にしていること、楽しみにしていることなどを入れることができます。
いくつか日本語を出しますので、英語にして見て下さい。
「彼女は音楽が生き甲斐だ」![]()
She lives for music.
「私は朝のコーヒーを楽しみに生きている」![]()
I live for a cup of coffee in the morning.
「彼らはステージに立つその日を目指して生きている」![]()
They live for the day when they can stand on stage.
特に2番目の例文なんかいいですね。朝のコーヒーは欠かせないと言う方。
"Hmmm, this is what I live for!"
「まさに、このために生きているんだよ!」「これこれ、これがたまんないんだよね~」
なんて言いながら飲んでくれたら、コーヒーもコーヒー冥利に尽きるのではないでしょうか・・・![]()
では、最後の問題です。
今年の春闘では大手企業の賃上げ率が5.38%であったとか。物価の上昇を受けて、お給料が上がってもなかなか実感できないと言われていますが、それでも2年連続5%台は高水準のようです。
さて、そんな労使交渉の場で聞かれそうな台詞です。
3)「今年は5%未満の昇給には納得しない」
I won’t ( ) ( ) less than a five percent raise this year.
ヒント:最初の単語は「解決する」「決着をつける」ですが、「住み着く」という意味もある単語です。
I won’t (settle) (for) less than a five percent raise this year. L
答えはsettle forです。ここでは「~で決着をつける」のような意味ですが、このsettleはいろんな場面で出会いますので、下でもう少し見てみたいと思います。
settle
settleという単語を使った例文をいくつかご紹介します。是非、全ての文章を音読してみて下さい。
1) 「(人が)(仕事などに)落ち着く、慣れる」be settled into ~
「ジャックは時が経てば新しい仕事に腰を落ち着けられるだろう」
Jack will get settled into his new job as time goes on. N
2) 「~で手を打つ」settle for
「中華料理にしておくのが無難だろう」![]()
Maybe we’d better settle for the Chinese restaurant. G
これは以前にもこのブログでご紹介した表現です。
3)「落ち着く、定住する」settle down
「何年も旅行した後、彼女は京都に落ち着いた」![]()
After years of traveling, she finally settled down in Kyoto.
4) 「(争いや問題)を解決する」
「事件は示談で解決した」
The case was settled out of court.
「示談」をout of court settlementと言います。
5) 「支払う」settle a bill
「ここは私が払います」![]()
Let me settle the bill here.
6) 「(ほこり・かす)を静める、~を沈殿させる」
「爆発の後、ようやくほこりが落ち着いた」![]()
The dust finally settled after the explosion.
7)「借りを返す」「仕返しをする」 settle the score
He came back to settle the score with his rival.![]()
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「彼はライバル達に借りを返すために戻ってきた」
これほど多くの意味を持つsettle。7つ全部は覚えなくても、自分で「面白いな」と思った意味を例文と一緒に覚えて下さい。
さて、settleは鉄力会の『東大英単語熟語 鉄壁』にも出てきます。「移住・開拓」の項目にimmigrateなどと並んで出ており、「定住する」「落ち着かせる」「解決する」の3つが書かれておりました。受験生諸君![]()
大変だけど、覚えていきましょう。
