期待という名のシナリオ | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。



毎日、家と会社の往復。
業務として、仕事をこなす。
さあ、頑張るぞ!と前向きな
言葉を発するが、すぐ萎える。
身体が重たい。気持ちも憂鬱。
特に日曜の夜は最悪な気分。


これ、20歳代のサラリーマン時の私です。


意味のない違和感。
何をしても充たされない気持ち。
目標を立てても元気が出ない。
希望がわかない。


これ、1回目の独立開業を果たして、
2年くらい経過したときの私です。


もし、私と同じような状況があるとしたら、…


あなたの人生、
知らず知らずのうちに、
誰かの期待に応えるための人生に
なっているかも知れません?


そうです。


私たちは、誰かの期待を背負って自分の
シナリオを描いている可能性があるのです。


期待!


例えば、私の場合。


生まれて8か月で歩いたようで、
周りの子供たちと比較して、
とても早かったのです。


また、子供の頃の写真を見ると、
異様に耳がデカい!


当時、耳の大きい人は、
出世するという言い伝えがあり、
母親の期待
膨らんでいったようです。


人より早く歩いたこと。
耳が大きいこと。
他にも、人より優れていることを挙げ、
「あなたは選ばれた人、立派になる人」
と言い続けられていたのです。


小学校高学年になると、
学校成績の優劣がはっきりしてきます。


成績が振るわない私に対して、


「どうしてあなたは勉強できないの!
あなたは立派になるはず。なのにどうして!」


母親の半ば呆れた顔を見て、
「あ~、大好きな母親の期待
応えられない私はダメ人間」


「私は、母親の期待に応えて
立派な人間にならないといけないのに
どうしてこんなに出来が悪いの!」


このようにして、
私のシナリオが出来ていきました。


具体的にいうと、


「私は選ばれた人間なのだから、
人より優れている人間。きっと、
特別な才能や能力があるはず。
いつかきっと、その才能と能力が
発揮されて、世をアッと驚かす
ようなことをやってのける」


…はず。


一方で、


「でも、未だに特別な才能や能力の
片鱗も見えない。本当に私は、特別な
人間なんだろうか?
このまま特別な人間にならなかったら
どうなってしまうのか!
生きている価値はない!
だから、頑張らないと!」



自分の存在に対して危機感を持ち、
内心いつもびくびくしていました。


恐ろしいことに、このシナリオ、…


自覚していません。


自覚しないまま、


知らず知らずに母親の期待
応えるための人生に!


そして、期待に応えられない
自分を責め、自分の居場所をなくしていきました。


ダメ人間を認められずに、目を背け、
いつか、きっと華開く時が来る!


なんて、おぼろげな期待を抱き、
華も開かないままの人生を
40年続けてしまったのです。


うわ~、なんて悲惨な!


となりそうですが、…


ただ、今思うことは、…


これら体験は、とても貴重な体験!


自分の人生が知らず知らずのうちに、
自分の描いたシナリオ通りになっている
ことが実証されたわけです。


ということは、


自分のシナリオは自分で描ける


そして、シナリオ通りの人生を歩める!


ということになります。


ということで、長くなってきましたので
この続きは次回にて。




~コロナショックだけでなく、何かしらの転機に見舞われた人へ~

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後から振り返ると、大きな成長の時期であった
ということがよくあります。

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