現象は嘘つかないⅡ | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

この世の中は、なるようになっています。

 

 

別の言い方をすると、絶妙のバランスで成り立っています。

 

 

だから何が言いたいのか…

 

 

すべての現象には意図があるということです。

 

 

例えば、以前このブログで私は幼少年期に苛められていたという話を書きました。

https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12602716918

 

 

苛められることはとても不快な出来事です。

 

 

今でも鮮明に思い出す出来事があります。

 

 

中学生の時の制服は黒でした。

 

 

黒ですから、ほこりや頭のふけが目立つので、それをとる

簡易ブラシ(正式な名前はわかりません)が流行り、誰もが

携帯していました。

 

 

その簡易ブラシ、布地に当て、ある方向に動かすとほこりやふけが取れます。

 

 

そして、逆に動かすと取ったほこりやふけが布地に戻ります。

 

 

同級生の一人が、自分の制服のほこりやふけを取った後、

私の制服で逆に動かし、その簡易ブラシをきれいにしていました。

 

 

当然、そんなことをされたら不快です。

怒ってもいい出来事だと思います。

 

 

でも、私は…

 

 

怒りもせず、へらへら笑っていました。

 

 

本当は情けなくて仕方ありませんでした。

 

 

でも、何も言えなかったのです。

 

 

怒ることで人間関係を壊したくない。

嫌われるくらいなら、この出来事をやり過ごしたほうが良い。

 

 

そう思っていました。

 

 

そして、何も言えないことで、苛め方が段々エスカレートしていったのです。

 

 

こうして苛める存在を育ててしまったのです。

 

 

だから、…

 

 

この情けない体験から、ある思いが湧き出てきました。

 

 

もうこんな情けない思いをするのは嫌だ!

 

 

高校に行ったら言いたいことを言おう!

 

 

事実、高校生になっても嫌がらせをしてくるこの同級生に

思い切って歯向かったことがあります。

 

 

その時は喧嘩になりそうになりましたが、周りの静止で

そこまで発展しませんでした。

 

 

が、その同級生、二度と私に嫌がらせをしなくなったのです。

 

 

そして、私がその同級生と関わらないようにしていたら、何と

その同級生が私にすり寄るようになってきました。

 

 

立場が逆転したような形になりました。

 

 

この教訓から、あの情けない体験が私に気づきをもたらしたのです。

 

 

情けないという心の声が、私を発奮させたのです。

 

 

だから、出来事には何かを気づかせる意図があると思っています。

 

 

そして、様々なことを経験してきて思うことがあります。

 

 

現象は嘘つかない!

 

 

だから、現象を見れば今起きていることが、どうして起こるのかが読み解けていきます。

 

 

これは私のカウンセリングやコンサルティングに活かされているのです。