自己統合とは、光と影の統合Ⅱ | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

自分の中の、光と影を統合できなくて、問題を起こす事例はたくさんあります。



①地位も名誉も手に入れた人が、電車の中で痴漢をして、すべてを失う。
②夫婦揃って有名な家族の子供3人が全員不登校。
③夫は事業も成功し大金持ちになったけど、夫婦関係や親子関係はズタズタ。



よく聞く事例だと思います。



これらすべて、光と影の統合がうまくいっていない事例だと思います。



例えば①



私のような凡人から見れば、なぜ、そんなことをするのか疑問です。



しかし、光と影から考えると紐解きやすい。



地位や名誉を得た自分(光)と、その地位や名誉に相当しない
と思う自分(影)がある。



その影の部分を認識出来ていなかったのか?
それとも、認識していたけど目を背け続けたのか?



それは、私にはわかりません。



では、どういうことが光と影の統合なのか?



①であれば、まずは、自分自身が今の地位や名誉に相当して
ないと思う自分がいることを認識すること。



次に、そんな自分が今の地位や名誉を得ていることを、周りや
すべてのものに感謝する。



所謂、お蔭(影)さま、というやつです。



私どものような人間が、今の地位や名誉を手にしているのは、
皆さまのお蔭であるということを認識し、周りに感謝することです。



それを勘違いして、自分だけの力で成し遂げたと思うから、
周りの人から支持されず、孤独化していくので、その寂しさから
無意識に愛情欲しさに、いらぬことをしてしまうのです。



日の当たることばかりに目を向けず、謙虚に自分の影とも向き合う気持ち。



自分が悪いときは素直に自分の非を認め謝ることも。



そういうことを通して、自己統合していくことが大切なのです。