答えは自分の中にあるⅢ | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

生きていくうえで自分を守るために、培っていった価値観や観念、思い込み。

それらが邪魔して、本当は自分はどうしたいかをわからなくしてしまっている。




そんなこと前回書きました。




では、自分を守るために、なぜ、そういった価値観や観念、思い込みを作っていくのか?



人間は誰もが愛されたいのです。




愛されるために、こうしなければならないという価値観や観念、思い込みを作っていきます。




例えば、私の場合。




小さいころ、よく女の子と遊んでいました。




女好きだったから?




違います。




まだ、5歳くらいのときですから、男女の意識なんてありません。




単純に男の子の遊びより、女の子が遊んでいる、ゴム飛びや

ままごとのほうが楽しかったからです。




しかし、・・・・・。




女のことばかり遊んでいると、近所の男の子からいじめられたのです。




「女とばかり遊びやがって、お前も女、女」と。




その経験から、次のような思い込みが出来上がっていったのです。




「女の子と仲良くするといじめられる(嫌われる)」




この思い込みにより、女性と仲良くするのはいけないことという観念が。




そして、男は女性とチャラチャラしてたらいけない、という価値観が

出来上がっていったのです。




よって、思春期になり、女性に興味を持ち、仲良くしたいのに、

その価値観が邪魔をして、女性と親しくなることができなかったのです。




こうやって、自分の本当の気持ちをわからなくしてしまうのです。




では、女性と仲良くすると人からいじめられるのでしょうか?

これは真実か真実ではないか?




もちろん、真実ではありません。




こういう思い込みにより、私は(恋愛する)自由を縛り付けていた

のですから馬鹿げています。




まずは、自分の中にある価値観を見直してみること。

そして、その価値観を作り上げた思い込みや観念に気づくこと。




気づくことにより、その思い込みや観念が真実でないことが

わかれば、本当はどうしたいのかがわかります。




そして、自分の中に答えがあることを実感していくのです。