何がやりたいのかがわからないⅣ | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

念願の広告マスコミ業界に就職が決まり、意気揚々と
出勤してみると、想定外の出来事が・・・・・。



職種が、営業だったのです。



今から思えば、学生の勝手な思い込みです。



広告と聞けば、ディレクター的なイメージしていたのです。



ある会社の広告を依頼された(勝手に仕事は舞い込んでくる
と思い込んでいました)ら、その広告の企画を立て、ライター
やデザイナーに指示して広告を作る。



そんなテレビドラマに出てくるような仕事と思っていたのです。



それが、営業。



しかも、飛び込み営業。
あるいは、1日200件くらい電話。



理系の学生が最も敬遠したがる仕事だったのです。



こんな勘違いしているのは僕だけなのだろうか?



同期入社が私の他9人いましたので聞いてみたのです。



すると、全員私と同様の勘違いをして入社していたのです。



そして、他の人たちが口にしていた言葉は、



「騙された」



企業側と求職者側のミスマッチ。



こういうこともあり、1年たったとき同期は10人から5人に
減っていました。



私はというと。



残っていました。



いや、むしろ、そこそこの成績を収め、時にはエースと
言われるような存在になっていました。



なぜ、そうなれたのか?



それは、大学時代の4年間にあったように思います。



体育会系ラグビー部に所属していました。



当時の体育会系とは、1年違えば大違い。



1年生から3年生までは、先輩の言うことは絶対です。
要は、理不尽のオンパレード。



4年生になっても大したプレーヤーでなかったため、後輩
からもバカにされる存在。



よって、理不尽なことは当たり前という捉え方が出来ていたのです。



だから、営業という想定外のことが起こっても、他の同期に
比べれば、営業という職種にすんなり入れたように思います。



よくいえば、現状を受け容れることが人より早くできた。



そして、これも体育会系で身につけたこと。



言われたことは、何のジャッジメントも加えず、そのままやる。



要は、会社の中でも先輩の言われたことを素直に実行する。



よって、営業成績も上がったのです。



このころの私は素直さだけが取り柄でした。



しかし、その素直さが活きた実例だと思います。



その後も、この素直さが活きていきます。



長くなりそうですので、この続きは次回にて。