毎日、報道を賑わしていた舛添元東京都知事の公私混同問題。
日々、報道が過激になりTVのチャンネルを変えても、
舛添氏の顔が出てきていました。
政治家だから、これほど大きな問題になるのか?
それも大きな理由かもしれませんが、それだけではなかったように思います。
最初は、別荘地である湯河原へ公用車で行っていたこと。
ほぼ毎週末に、
しかも、公費で。
その問題に対して、舛添氏は、
「法的には全く問題ありません」
これを繰り返し、
終始、正当性を訴えたのです。
次の会見でも、やはり、自己正当化を。
これで、マスコミと国民の心証を悪くさせ、殆どの人を敵にしてしまったのです。
ある報道番組では、こんな調査が。
舛添氏の会見に98%の人が納得できない、と答えていたのです。
このように、何か問題が生じたとき、
自己正当化や自己弁明に走ると、周りを敵にしてしまう。
こういう現象を、舛添氏から我々は学ぶ必要があります。
まずは、己の非を認める。
これが、なかなか難しい!
人間には防衛反応というものがあります。
無意識に、自分を守ろうとしてしまいます。
よって、舛添氏が自己正当化に走ったこと。
誰もがその立場になれば、やってしまう可能性があるのです。
ただ、いろいろは会見を見て思うこと。
最初に自分の非を認め謝罪した人は、その後それほど叩かれていないのも事実です。
どうも、自分の非を認めることにより、周りも寛容になっていくようです。
自分の非を認める!
難しいです。
でも、出来る人はすぐしています。
そして、許されています。
すんなりできた方がいいですよね。
その辺りは、また次回にて。